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2010年最後の記事

2010-12-31 20:35:25 | どーでもいいことつらつらと。
大晦日は友人宅にてまったりと過ごしました。グランツーリスモ5を初プレイ、その美麗な映像に度肝を抜かれ…と思いきやそうでもなく、映像もそこそこに、急制動のクエストに熱くなったりしました。


帰りに近所の神社でフライング初詣。今年も礼節を重んじない一年でした。





2010年は競馬記事ばっかだったよなあ。来年もそうなりそうです。プライベートでやってることといえばそれくらいなものなので。昔とだいぶ方向性が違ってきてしまって、長年見てくださっている方には申し訳なくも思っています。ってそんな人いるかどうかっていう前提からして疑問だが。


ではそろそろ今年最後の記事を終わりとします。来年も楽しい一年だといいですねえ。

今年の競馬を色々な側面から振り返る

2010-12-30 19:25:44 | 恐縮ですが競馬
競馬記事が続きますが、本日は今年の競馬を多面的に振り返ってみようかなと思っています。

今年はGⅠはもちろん、ほぼ全ての重賞を中継もしくはVTRで観戦し、馬券も大概買うようにしました。自分用のメモとして重賞的中リストを作成し随時更新しているので、これを見返しつつ気づいたことをちらほら書き連ねてみます。




まず、今年の重賞で自分にとって大好物となった穴レースはなんだったかを挙げていきます。

まずは2月末に開催された中山記念。トーセンクラウンと江田てるお騎手の爆走コンビで見事穴馬券を手にしました。
このレースはトーセンクラウンの単勝と複勝、さらには3着ショウワモダンとのワイドなどをそれなりに厚めに買っていて、配当はなかなかでした。
この日はかなりの荒れ馬場。こういう日はオペラハウス産駒が黙っていません。1着トーセンクラウンと2着テイエムアンコールはオペラハウス産。まさかオペラっ子がワンツーと出来すぎた結果になってしまうとは…。まあしかし単勝でも40倍近くだったと思うのでお腹いっぱいでした。
締め切りになるにつれて穴馬たち絡みの馬券が売れていき、人気薄が突っ込んできたものの配当はだいぶ低くなっていましたね。穴党の黙っていないレースでした。

こんな機会でしか触れる機会がないので、トーセンクラウンについてちょっと紹介させてください。
かつてヨイチサウスという僕の好きなお馬がいました。東京で強く、しかも人気薄で突っ込んでくるので恰好の穴馬でした。オープンを勝っていよいよ重賞でブイブイ言わすぞ、という矢先に競走中怪我をし引退となりました。
ヨイチがいなくなり、大好きな穴馬を失い失意の底にあった僕を救ってくれたのがトーセウンクラウンだったのです。
鞍上も厩舎も、そしてお父さんオペラハウスも一緒。これは応援するしかない。迷いはありませんでしたよ。
今年のトーセンクラウンの戦績は素晴らしいの一言。3着内に来た4レースは全て人気薄です。こんな孝行穴馬なかなか見当たりませんよ。有馬記念に間に合わなかったのが非常に残念。出ていたら前日の儲けを全て積んでたかも。それくらい自信あったんすけどなあ。



いやはやいきなり長く語ってしまった。やっぱ今日は思い出のレースだけ挙げて終えることにしよう。


次は10月17日開催の府中牝馬ステークスですかね。競馬教訓に「1800のマンカフェ」というのを散々言ってきましたが、まさに教訓通りとなったのがこのレースでした。
1着テイエムオーロラと2着セラフィックロンプはどちらもマンカフェ産。馬連で270倍という高配当でした。
…まあ自分はセラフィック頭の完全穴馬券に絞っていたわけで。馬連まで手を出せていなかったのが猛烈な反省点。
ちなみにテイエムオーロラとセラフィックロンプのその後は明暗分かれています。12月の愛知杯に両馬とも出走したのですが、セラフィックロンプが同じレースで二度目の重賞勝ち、テイエムオーロラは競走中止で非常に残念な結果となってしまいました。テイエムオーロラは思い入れのあったお馬さんというわけではないのですが、それでも胸につまりますね。


さて、「1800のマンカフェ」が華麗に披露されたレースはこれだけではありませんでした。夏のラジオNIKKEIのアロマカフェは忘れてならず、重賞ではありませんが巴賞もその最たるもの。他にも条件戦でマンカフェ産は黙っていません。これからも重視したい血統傾向です。




続いては10月末の菊花賞。ビッグウィークの走りには惚れ惚れしました。
このレース、どういう買い方をしたのかすぐには思い出せませんが、なぜか単勝はビッグウィークだけ握りしめてたんですよ。他に彼を絡めた馬券はなかったんですが。
前走神戸新聞杯で初めて見たお馬で、その馬体や走り方は魅力的でした。それが妙に引っかかっていて、思わず手を出したんです。

お父さんがバゴというのも強味だったかもしれません。今年は海外産が活躍する一年で、中でもバゴは産駒が少ない割にGⅠなどへの出走も多く、頑張り屋さんの産駒が多いですね。来年以降の参考になります。




最後にもう1レース。ついこの前開催された中山大障害。これもかなり印象が強かった。
というよりも、「やっぱこの買い方がいいんだな」と原点回帰させてくれたのが、1着に来たバシケーンだったのです。
この日は現地観戦していて、今年の総括という意味も込めて色々と勝負に出てみました。血統とパドックの気配で馬を絞り、オッズとにらめっこで買い方を工夫する。これが自分的な拙い馬券術なわけですが、障害レースの場合この過程にそぐわないので、買いを遠慮する傾向がありました。
なので中山大障害を買ったのは単に記念だったのです。
バシケーンはパドックで輝いていたのです。本当です。僕は見たのです。新聞を見れば、お父さんはシルクジャスティス。ロベルト系には今年何度も泣かされました。そして母の父はロドリゴデトリアーノ。海外種牡馬考察でも書かせてもらった中穴血統。ふむ、血統から見ても買うに妙味あるな、しかもオッズかなり付いてるし。という感じでなんとなく買ったのがバシケーンでした。

まさか来るなんて思わなかったので、レースそっちのけでパドックでカメラを構えてました。レース観てない方が当たるんだよなー。

単勝が57倍。複勝で9倍。たなからぼたもち、驚きのボーナスレースでした。


やっぱこれがいいんですよね。「あ、なんかいいな」と思ったお馬から買う。これが競馬の醍醐味。





だらだらと長くなりましたが、年末だからってことでお許しください。

今年は買い方研究に苦悩する一年でした。血統の勉強はそれなりに深めたので、後は如何にして上手に回収できるか。これはいつまでも追究することになるでしょう。
大事なのは、一日単位で儲けを考えるのではなく、一ヶ月、一開催、果ては一年単位で見ていくのが大事だと思います。雨の上がった翌日のやや重くらいが自分は得意、というのは前から気づいていましたが、開催4週目くらいが最も的中率が高いというのは、最近長期的な目で競馬を見れるようになって知ることとなった事実でした。こうやって自分の得意な日を見つけられると、競馬が一層深く楽しく感じられます。





今後の課題は間違いなく「夏競馬」。最大の敵といってもいい。福島はまずまずとして、新潟は全く対策すら浮かんでこないよ。ダビスタやらウィポスやら、ゲーム知識ばかりのガキの頃は「新潟は直線長いから差し馬だろ~」って余裕こいていたわけだが、これ全然効果覿面じゃないのよねん。芝の具合からその日参戦しているジョッキーまで、絡む要素が複雑すぎて上級者向きといえるでしょう。やっぱ一回現地で見てみるのがいいんでしょうね。

よし、来年は「新潟競馬場現地観戦」を達成できる目標としよう。達成できない目標として「100万馬券取る」を設定。決意表明で競馬記事を終えます。読んでくださった方、毎度趣味全開ですいません。大晦日も更新するかは未定。

有馬記念in2010+中山大障害の後

2010-12-27 18:38:27 | 恐縮ですが競馬
昨日は仕事から帰宅後突然体に変調が起き、有馬記念についての記事を書くことができませんでした。飯をかきこみ布団でたっぷり9時間眠ったら完全に体調が戻り、K点越えで現在はウハウハです。一昨日極寒の下で競馬を楽しんだことが祟ったのでしょう。競馬で死ねるなら本望だ。回復したけど。



というわけで遅れながらの有馬回顧です。

今年は、前言通り静観の構えでした。一応、穴というか今年の総括的な意味で、キンカメ産はどうかなって話はしましたね。

目論み通り、キンカメ産が来てくれました。ルーラーシップ! ・・・ではなくてトゥザグローリーでしたが。

同じくキンカメ産のローズキングダムが回避したことで益々買い方を見失ったというか、混戦必至を感じました。しかしヴィクトワールピサの内枠はかなり魅力的で、ここからも面白そうだったのですが、思った以上に人気だったので結局買いまでには至らず。ルーラーシップの応援馬券に止めました。


まあレースの結果はどこかしらを見れば分かることなので書きません。


悔しかったのはトゥザグローリーの複勝が1000円以上ついていたことですね。前日時点ではもうちょっと安かったと記憶しています。おそらく三歳馬から流した人が大勢いた様子。

実際着順を見ても世代交代を感じるものとなりました。10着までの内6頭が三歳馬。ローズキングダムも出れていればより三歳の層は厚かったことでしょう。



まあ自分的にこのレースは参考レースです。年末のビッグレースというのに静観の構えを取れ、しかもそうして正解だったと思えた自分がいます。こういうことができるようになったというのが、今年一年での一番の収穫でしょうか。








さて、話は一昨日の中山大障害の日に戻ります。


懐を分厚くしてホクホク気分だったわけですが、なんとこの日、抽選で当たるバッグヤードツアーに参加することができました。前回記事の最後の写真はそのときのものだったのです。






まずはパドックの内側から獲った写真から。騎手の皆さんにはこんな風に見えているのですね。









こちらは騎手の皆さんが、騎乗の合図が出るまで待っている部屋。最近あまりここに人がいるのを見ない気がします。







馬に跨り、自分の馬が今どのくらいの人気なのか、スクリーンを見上げたりするんですかね? 藤田兄貴は「確認する」と、ご自身の本で書かれていたと思います。






世に言う地下馬道というやつです。風が吹き込まないので思いのほか寒くはありませんでした。サラブレッドの通る道なので細かな気配りがなされていました。ここをたくさんの名馬たちが通ったわけだ。







一見なんの変哲もないスペースですが、ここでは意外と数々のドラマが生まれていそうです。勝手な想像ですが。
連続騎乗するジョッキーさんはたいてい、パドックの周回では乗らず、この検量室下りてすぐの、地下馬道のスペースで跨ることになるそうです。馬を落ち着けるため、騎乗後しばらくここで歩かせたりするそうですよ。たまに本馬場入場で遅れてくる子がいますが、ここでもたついたりしてるんですかね?





他にも色々と貴重な写真をパチパチと撮影させてもらいました。





ゴール板の裏。ちなみに砂のほう。








ならされたばかりのダートなんかもね。










これも結構レアな一枚。検量室手前の、レースを終えた馬が入って鞍を外す場所。一着馬は「1」と書かれたところに入るわけです。







昨日の有馬ではこの前付近を、ヴィクトワールピサとブエナビスタがうろうろしていましたね。どちらが一着に入るのか、固唾をのんで見守ったファンも多かったことでしょう。






最後にこの一枚。ウィナーズサークルから中山の坂を正面にとらえた写真なのですが、性能の低いカメラのせいか自分の腕の低さのせいか、全くわかりづらいですね。
この圧巻は実際の目で確かめられるのがいいかと思います。よくわからない人は「みどりのマキバオー」の三巻を読み返しましょう。



寒さも忘れて、普段見ることのできない現場の空気を肌で感じることができました。翌日が有馬というのもあって、取材班など、まだまだ準備に余念のない様子で活気付いていました。

かなり貴重な経験ができたと思います。去年は調教見学、そして今年は競馬場の裏方見学。競馬予想には直結しないと言われていますが、地下馬道の構造など、微々ながら馬券に影響しそうな要素も垣間見ることができました。案内してくださった職員の方々には、改めて感謝したいです。本馬場へと上がる際、入場曲を流してくれたりと、遊び心満載で楽しめました。



以上、競馬場レポートでした。たまには役立つ記事を書けたんじゃなかろうか!

中山大障害&ラジオNIKKEI杯2歳Sin2010

2010-12-25 22:30:56 | 恐縮ですが競馬
中山競馬場、寒っ!








行ってきましたよ~中山競馬。本日は年末を彩る中山大障害、西では来年のクラシックをうらなうラジオNIKKEI杯が開催されましたっと。








これが噂に名高い中山直線の急坂。なんとスクリーンまで傾いています。やるせないほどくだらなくてごめんなさい。


とはいえ、生で見るとやっぱり印象変わりますね。東京競馬場と違って馬場が近く高さがほぼ同じなため、坂の勾配をしっかり目に焼き付けることができます。
大外ラチがちょうど目線に来るため、レースを観るときは皆さん柵間際を嫌うようです。これが狙い目で、パドックを観てから馬場へ向かっても、柵のそばが比較的空いています。これが中山一番の特徴ですかねえ。
あと、全体的にゴミが少なくてきれいかな。これはポイントアップですよ中山さん!



さて中山競馬のこまごまとした部分はいいとして、本日の面白かったレースについてかいつまんでいきます。


今日は3R~12Rまで全てに投資。
まずは4Rの新馬戦、ダートの1200メートルから。やけに人気しているコスモヘラクレスというお馬さんがデビューだったのですが、パッと見た感じあまり良い印象を受けませんでした。まあアメリカ産は大抵こういう感じなんですけども・・・。
まあそういうわけで、先々週の教訓にも書いた好調のワイルドラッシュ産駒から買ってみました。1枠2番のスマイルダンサー! 母の父はサンデーサイレンスで見れば見るほど隙がないですね。

血統から素直に買って正解でした。名手蛯名ジョッキーにエスコートされてスマイルダンサーデビュー勝ち!

一番人気の支持率が高かったため単複がなかなか美味しくついてくれました。おかげで本日の軍資金をいきなり稼ぐことができたのです。
いやあ正直中山の1200って最も苦手としていた路線で、しかも今日もこのコースが多く設定されていて不安だったのですが、幸先いいスタートが切れたのです。

ここで味をしめたわけですが、さてさてどうなったか。


今日は挙げたいレースがたくさんあったのですが、続いて7Rについて書いておきましょう。
珍しくここは堅く攻めました。圧倒的支持を受けたシェーカーから。対抗にはネイヴルトウショウ。スェプトオーヴァーボード×フジキセキは同系にパドトロワという好きなお馬さんがいて、ついつい応援してみました。続いてラヴリードリーム。これは単純にマイネルラヴ産駒ってだけ。
この三頭から馬単と、三連複を一点で勝負してみたのですが・・・なんとこれが的中だ!
滅多にこんな堅く買うことはないのですが、三連複を一点で買えたのは男らしかったと思っています個人的に。これは自信につながるレースでしたね~。





文章ばかりになってしまったのでここらで画像も織り交ぜましょう。

メインは一旦飛ばしておいて、11Rの師走ステークス。これが今日絶対見逃せなかったレースの一つ。






やっとお目見え叶いました。「オタカさん」ことタカオセンチュリー!
かつては色々とお世話になりました。いよいよ来年は8歳。現役続行かは不明ですが、好きなレースをしてくれるお馬さんなので、人気薄だろうが連闘だろうが応援です。調子に乗って単複500円ずつ買ってしまいましたよ。完全にネタだ。

結果はブ~ビ~。いいですいいです今まで美味しい思いさせてくれた子ですから。これからも無事に馬生を送ってほしいものです。今日もお疲れっした!



続いて12R。ここが本日最大規模の勝負レース。1600万下の距離2200メートル、グレイトフルステークスです。







ソウルフルヴォイスです。彼女はいつかGⅠを獲らなければ「ならない」お馬です。勝手に自分が思っているだけですが。
今回は距離延長でちょっとあまり強気になれる材料はありません。パドックでは幼さも見えてましたね。恥ずかしがりやさんなのか、なかなかカメラのほうを向いてくれませんでしたよ。









ベテランのアサティスボーイさんは何度もきめポーズをくれました。いやあもう君の写真はウチのPCにたんまりありますわ。








目線をくれたニュービギニングもご紹介。


というわけでここはソウルフルヴォイス中心、アサティスボーイと菊花賞での逃げが鮮烈だったコスモラピュタあたりへと買いました。

結果は外れ。人気に応えカリバーンが2着に1馬身以上つけて勝ちました。デュランダル産駒の中山は距離問わず買いたくなりますね。良い参考レースです。
そしてその2着がソウルフルヴォイス。最後伸びてきて「ヴォイス~!」とさけんじゃいましたよ。ここは相手が強かったから仕方ない。気性が落ち着いたらいよいよ怖い存在になりそうだ。次もパドックには注意。
3着に超人気薄のドリームノクターン。いやあ、パドックではいい気分出してたんですよ。でも買えるかっ!
そしてクビ差4着にアサティスボーイ。的中まであと少しでした。

コスモラピュタは7着でしたね。菊花賞のときのような逃げっぷりは見られませんでした。うーんこれはどう評価すべきか。立て直しが必要ですかね?



以上、面白かったレースなど色々。いやしかし他のレースもかなり面白かったですよ。東京よりも近くで観戦できるから余計に興奮したのかな。




んではメインの中山大障害。
荒れましたね。あまり障害レースは分からないのですが、GⅠでこれほどってのはなかなかないのではないでしょうか。

10番人気のバシケーンが末脚を爆発させ、ゴールまでタマモグレアーと競って大穴勝ち。単勝で57倍もつく結果となりました。


で、僕の馬券ですが。バシケーンの単複を買っていたのです。

障害はほぼ無学だったので、単に気配買いでの的中。馬体がどうのというより、輝いて見えたのですよ。気のせいっていっちゃえばそれまでですが。

後になってみてみると、なんとバシケーンは高橋義博調教師の管理じゃないですか。この厩舎とは結構縁があって、クリノメダリストやつい最近引退しましたがトドロキエンジェルなど、好きなお馬さんをたくさん管理されています。馬券としてはあまり美味しかったことはなかったのですが、まさかの障害で一気にリターン。今そのことを知ってちょいと感慨に浸っています。


100円程度のケチケチ投資でしたが、このマグレな的中は大きかったです。障害についてのレース回顧をしても、いつも以上にボロが出るだけなので、ここまで。


西のメイン、ラジオNIKKEIに関してもさくっと。
ディープ産駒がついに重賞制覇。「ついに」というよりも、私的には「早くも」なんですけどね。
んで馬券は適当に遊ぶだけにして、3着コティリオンの複勝を当てただけでした。

朝日杯に続けてディープ産駒絶好調ですね。初産駒でこれだけ2歳が走れば十分ではないでしょうか。きっと周囲の評価は厳しいのでしょうが、でも重賞でこれだけ馬柱に産駒が並ぶだけでも優秀と思います。牝馬よりは牡馬での活躍が目立ちますね。

まあこのレースは来年のための参考材料と毎年しています。コティリオンを買えたのは外国人騎手の割に思ったほど人気じゃかったからというだけ。全く理論にはあてはめていませんでした。





短くまとめたかったのですが、やはりだらだらと長くなってしまいました。

今日はコンスタントな的中で素晴らしい回収率をはじきだせました。中山大障害はマグレに違いないですが、他は自分の競馬理論を信じて買えた賜物だと思っています。今年の総決算にふさわしい内容でした。




実は今日の中山現地参戦には続きがあるのですが、これは次回書くことにします。




さて最後に恒例の教訓ですよ。
「中山競馬場、思ったより近かった」
隣県なので足を運ぶに忍ばれていたのですが、行ってみると案外近かった中山競馬場。ひょっとすると府中に行くよりも早かったかも。
東京湾方面に住んでいる方はもしかすると中山のほうが近いかもしれません。

自分の場合、最寄りが大崎なので、
大崎からりんかい線で新木場
新木場から武蔵野線で船橋法典
というルートを踏むと1時間以内で到達できます。乗り換え一回で済むってのがポイント高し。

ただしいくつか障壁はあって、りんかい線が割高なこと、船橋法典から競馬場までけっこう歩くこと、という2点が人によって無視できないかもしれません。

自分の場合、タイムイズマネー(「金で時間が買えるならいくらでも出す」という意味だと思っている)で、しかも電車に乗っているよりも歩く方が好きなのでこの辺は全く気にしません。

ただ一番のやっかいは、中山競馬場がでら寒いってことだな。日なたでも風びゅんびゅんで身が縮こまるよ。


なんかJRAの回し者みたいですが、中山競馬場に行くのをためらわれていた方も、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。やっぱあの坂は一度この目で見ておくに限りますね。




長くなってすいません。以上です。





「たいようのマキバオー」14巻!!!

2010-12-24 16:16:21 | なんとなくマンガ。
いつの間にか14巻だぜ! 「みどりのマキバオー」越えまであと2巻っすね。


マキバオーの活躍劇というよりは、古今東西の競走馬や取り巻きの群像劇という体がいよいよ本格化しています。マキバオーはまだ中央を勝つほどには至ってませんし、ニトロニクス産駒は一頭くらいしか活躍馬が見当たらない。アンカルジアの子供は果たして登場するのか!? 最近めっきり週プレを読んでいないので単行本までの進展しか知りません。馬がしゃべる以外はほんと競馬の「リアル」ですよ。サバイバル感が半端ない。



あまり内容に触れてネタバレしてしまうのも芸がないのでおさえますが、とにかく14巻は山場です。少年ジャンプの頃には味わえなかった、じっくりと丁寧に描かれる成長過程は人生の投影図そのもの。子供向けでないのは間違いないですが、元来競馬の特性がそうなんだし別にいいよね。

つの丸さんの安定感は読んでいてほんと心地が良いです。登場人(馬)物ごとのスポットライトの当て方も秀でてますよね。濃すぎず薄すぎずで、あまり前作のしがらみに囚われていないのも特長。14巻はカスケードやニトロニクス、ミヨシタイガー産駒も登場していますし、そういえばキングアナコンダはピーターツーの子供なんだよね~。この辺りはコア(でもないかもだが)なファンだけが勝手に汲めばよいことで、つの丸さんはあまり推して描いたりはしない点、僕は大好きです。



次巻はいよいよ中央へ殴りこみなるか、という大きなターニングポイントとなりそう。ここまでに14冊を割くとは…思ってもいませんでした。じっくりコツコツ、これぞ真骨頂です。

有馬は静観の構え決定。

2010-12-23 19:31:05 | 恐縮ですが競馬
いやー仕事なんすよ日曜日。毎年のことなんですがね。
面子的に買いづらいことこの上なしです。人気に逆らって穴で攻めても損しそう。買うならもういっそのことブエナ-ローズの軸は外さないで流すとか、そんなんしか思いつかない木曜日。


あとは当日の気配次第なんですけど、パドック観れないことは決定なので、こりゃあほぼ静観で決定ですかね。


一番気になるのはルーラーシップ。ローズと同枠ってのが妙味ありますな。今年の総括という意味でも、勢いのあるキンカメ産駒二頭の馬単裏表、もしくは枠買いとかかなー。


こんだけ魅力的な三歳勢がたくさん出る有馬ってのもあまりないのでは?あっさり大外からペルーサがかっさらうなんて終わり方で一年を締めるのもそれはそれでいいですよね。ここは楽しむという買い方でいいなというのが正直な気分です。



トーセンクラウン、出てほしかったなあ。



今週は前日の土曜に現地観戦予定です。クリスマスin中山。初めてなんだよなあ中山競馬場。楽しみです。

これはひどい

2010-12-23 02:43:35 | やっぱりゲーム。
久々に「ひどい」と感じた。



2ヶ月くらい前からやっていた競馬オンラインゲーム「ダービーマスター」が、突然のサービス停止告知。課金専用の謎の新要素が盛り込まれ、迷走一歩を辿っているなあと思えば、こういうカラクリでしたか。うーむ、オンラインゲーム関連のありがちな珍事は大体見知ってきたけれど、実際自分の身に起きると、いやほんとマジでどうでもいいなと感じますわ。



まあ自分の場合無課金でちびちびプレイだったのでいいとして・・・課金者さんは一体どの程度つぎ込まれていたのでしょう。ゲームの性質上、多分大して投資されていないとは思いたいですが。


うーむ、せっかく牧場経営が軌道に乗ってきて、COMや調教師の思考アルゴも見えてきていた時期だっただけに、残念といえば残念。海外種牡馬が充実していたし、よりバランスを洗練すればいいゲームになってくれると期待したんだけどなあ。うちの鯖(どの鯖もかもしれないが)はロベルト系とプリンスリーギフト系が全然繁栄しないから、この系統を流行らせたいなって目標も打ち立てていたんだけども。なんにもできずじまいで、アカウント削除となりそうです。



これでいよいよダビスタオンラインの発表が心待ちにされますね。公式の更新がだいぶ滞っていますが、新年明けたくらいに何か新情報が投下されるとにらんでいます。勝手に。


というわけで、久々に「ひどい」と感じた出来事でした。

あまり上品な話ではないですが

2010-12-21 14:13:03 | どーでもいいことつらつらと。
とにかく毛の伸びる早さが尋常じゃない。最近は自分で髪を切るようになりました。床屋にしょっちゅう通っているようじゃコスパがハンパないんですよ。



伸びるスピードが異常な上に、硬くて剛毛。鼻毛も過言ではありません。鼻毛が伸びすぎて、反対側の内壁に突き刺さるという不具合も起きるくらいです。これがマジ話なんですよ。


鼻毛を切ってくれる便利アイテムを以前買ったのですが、手入れを怠ってしまったのか文字通り歯が立たなかったのか、最近切れが悪く、鼻毛切り機というよりは鼻毛引っこ抜き機に成り変っています。


電車に乗って繁華街へ出るケースが多くなるほど、鼻毛の伸びるスピードもやばくなっている気がします。以前住んでいた、空気のきれいな地域ではこれほどは早く伸びなかったはずです。恒温動物でありながら、環境によってここまで体に変化を及ぼす人間もそうそういないんじゃないでしょうか。


ああ、なんかものすごくどうでもいい話をしてしまいましたね。明日明後日とお休みだからかもしれません。なんとか今日を乗り切ってしまって、後のことは考えず、ゆったり休日を満喫したいものです。

サイモン・シン著 青木薫訳 「暗号解読(上)」

2010-12-20 10:53:33 | きままに一冊。
大学時代に「暗号理論」なんて講義を受講した記憶が蘇ったりしたものですが、そんな一変通りで理論ばった講義や、それに付随して推奨される定価に見合っていないテキストを読むよりは、よっぽど面白く、人間味に溢れていて、そして大変教養となってくれます。一文で感想を述べればそんな感じ。



本来ならば学生時代に読むべきでした。長く広く愛されている本のようで、図書館で予約を入れても実はなかなか入手困難。読むのに(理解するのに)時間かかるためか、おそらく返却までの日数が他の本たちよりもかかってしまうのでしょう。


とりあえず情報系や機械工学系の人には絶対的にオススメ。さらに歴史好きな人ものめり込める劇的調でアレンジを効かした文章なので飽きも来ません。クロスワードといったパズルゲームを好む人にも垂涎ものではないでしょうか。新聞に大きなクロスワード問題を掲載させ、15分以内で解けた人を招集して軍の暗号解読チームに加入される下りなんて、いかにもドラマチックですよね。


やや中だるみというか、作者もしくは翻訳家さんの好みみたいなものがあるらしく、暗号解読者ごと紹介に起伏があるように感じました。僕としては実はこの手法が最もお気に入り。最初から最後まで一定の緊張感を保つよりは、こんな風にどこが大事でどこがさらっと読めばいいのかを分かり易く提示してくれたほうが、腹八分目のちょうどいい気分で読み終えられるのです。


特に力を入れられていたのは、我らがコンピュータ科学の始祖アラン・チューリングの章。終盤はほぼ彼の半生を描くことに占められており、日本人がいかにも好みそうな歴史小説調で語られています。この辺りになると読むのを止められません。


とにかくチューリングさんの人生は劇的。26歳の若さでパーソナルコンピュータの原型ともいえるチューリングマシンを開発したかと思えば、その功績を讃えられその後は軍の暗号解読施設に移住し大きな貢献を果たします。彼の暗号解読アルゴリズムが、またこれ人間らしくてとても好感が持てるのです。不完全性定理のブラックホールにのまれつつある数学の極限に、いよいよ人間の手が差し伸べられたような、そんな熱いシーンです。



チューリング氏が同性愛者だったことは今回読んで初めて知りました。数学者ってのは往々にして奇人が多いものですが、彼はとても人情に厚く人付き合いも良かったそうです。その頃は同性愛者と世間に知られると罪を被せられたそうで、彼はなんとか漏洩を食い止めているのですが、ある不幸な出来事でそれがついにばれてしまい、絶望の中自宅でこの世を去ります。作中では自殺として描かれていました。諸説ありますね。




海外小説を不得手とする僕ですが、この「暗号解読」は僕好みな翻訳でとても親しむことができました。翻訳の青木薫氏は理学博士なのですね。理系同士で通ずる部分が多いというのもあるのでしょうが、作家性に寄った翻訳はやや翻訳家さんの個性が滲み出る傾向が強いため、自分は苦手とするんじゃなかろうかと今回思うようになりました。青木薫氏の翻訳はとにかく繊細で、語るところは大いに語って、あまりトピックにならないところは集中線を少なめにしたような、他にはない翻訳をされていると感じました。まさに理系の海外論文を読んでいるような気持ちです。



他にもこのコンビで「フェルマーの最終定理」など、いくつか本が出版されています。一冊ずつじっくり堪能したいですね。


まだ下巻を読んでいません。早く読みたくてうずうずします。


と思ったら今日図書館休みだったぴょーん。