自由広場

穿った独楽は廻る
遠心力は 今日も誰かを惹きこむ

5月14日・母の日、母の思い。

2006-05-14 22:49:33 | 僕と多摩川と5匹の蟻。
今日は母の日でした。

そして、競馬界ではヴィクトリアマイルというG1レースの記念すべき第1回が開かれました。これは女馬限定のレースで、これからも母の日に開催されるそうです。

第1回という歴史的瞬間に立ち会ってきました。心なしか、家族連れが多いように感じる東京競馬場。普段お父さんばかりが張り切るここも、今日だけはお母さんも混じって競馬を堪能している、そんな姿も多く見受けられた気がします。


俺はといえば。

何と、4レース買って全部的中。これにはびっくりでした。
一つ買い損じがあって6690円の高配当を逃しましたが。それでも一日で3000円ほど稼げました。100円賭けのケチケチ予想でこれなら、まぁまぁかな。

ヴィクトリアマイルは2500円賭けて4480円返ってくる。ヴィクトリアマイル、これから先毎年参加するようにしたいです。ちょっと広く買いすぎたかなぁ。


儲けのうちの1000円を引っ張り出して、同行していた弟に「これで花かっといてよ」と投げやりにそれを手渡す俺。今日は実家に帰らないので。ま、そんな感じな母の日です。


さて、家に戻りますと、巣の異変に気づきます。
丸一日以上放置してたわけですが、やっぱりここ最近のジメジメ陽気のせいで・・・。巣にカビが・・・。カビがぁぁぁぁ!





ダメっぽいです。


いや、蟻君たちに異変は無いんですけど、このまま巣に放り込んでいても、とてもじゃないけど生きていけなそうです。


だから、逃がすことに決めました。
仕方ないです。住める環境じゃないもん。


分かってください、一番つらいのは俺なんです。
思えば、最初にケース内に少し砂糖を撒いてしまったことが原因かもしれません。湿気の高さが手伝って、さらに侵食を助長した。



ってことで、彼らを捕獲した庭に出て、蓋を開きその場に置きます。あー写真撮ってればよかったな。

彼らは最初戸惑い気味でした。俺はてっきり、すぐ抜け出して「やっとシャバの空気が吸えるぜ」的なノリだと思っていましたから、驚きです。なかなか出てこないのです。

ちょっとケースの外に出ても、すぐにケース内に戻るのです。住めば都、彼らにとってここを家と思ってくれたのでしょうか。ちょっとセンチメンタルになりながらその一部始終を眺める俺。


と、一匹、やっとケースから離れて歩き出しました、でも何か躊躇している模様でした。
他の奴らも早く出ろよ、って感じです。長くかかればかかるほど別れがつらいっつーの。

なかなか出ないのでそのままそこに放置することにしました。明日の朝になれば綺麗さっぱりいなくなっていることでしょう。今俺がこれを書いている外で、蟻は元の場所へ帰っていきます。かつての巣で上手くやって行けるか心配ですけど。いきなり帰ってきて皆びっくりするだろうなぁ。


ま、そんなわけで。飼い主失格勝手ヤロウと呼ばれて上等、これにて蟻育成日記は終了のようです。
いつもこれを楽しみにしてくれた皆さん、本当にごめんなさい。
俺も悔しいです。いつかリベンジ、今度は女王蟻捕まえてでっかい巣を作ってやります。


明日ガランとしてしまったケースを拾ってきて綺麗に掃除をし、写真を撮り、それを最後のアップとしますかね。最終的にどんな巣になったか。半月とちょっとだったけど、楽しかったです。




やっぱ俺って生き物飼うの向いてないなぁ。

ま、そんな感じの母の日でした。

5月11日・曇り、ジメジメ陽気

2006-05-11 22:00:44 | 僕と多摩川と5匹の蟻。
何だか梅雨入りしたかのような、じっとり湿っぽい日ですね。ケース内の変色が激しくて困ります。


さぁ今日は、巣がどこまで広くなったかとくとご覧になっていただきましょう。



ご覧ください、右の隅から掘られた穴が、下へ伸び、さらに左上へと上っていっています。そして今日、二つ目の入り口が開通しました。




こちらが反対から見た全体図。ほら、新しい穴ができているでしょう?
しかし何とも歪な形の穴ですよね。芸術的というか何というか・・・。まぁこんなもんですよね。

毎日手入れをしてあげないとヤバイ時期のようです。湿気は天敵ですね。
俺の住んでいるとこは必要以上に湿度高いんですよ。

5月9日・曇り、更新が一日ずれるのは仕様です。

2006-05-10 00:59:51 | 僕と多摩川と5匹の蟻。

「ちょ、おま。どけって、俺穴から出たいっつーの」
「お前こそ穴に戻れよ!俺は巣に入りたいっつーの」
「おーい、後ろつまってるぞー早く出てくれー。ジェルくわえてるとアゴが疲れるんだっつーの」


今日はケースの蓋を開けて、全面的な空気の入れ替えを行うことができました。その甲斐あってケース内に水滴がたまるようなことはなくなり、ジェルの変色も抑えられるようになりました。
といっても時すでに遅しな感じで、一方の穴の中にカビのようなものが・・・。彼らはその巣を「捨て」ることにしたようで、専ら最初の穴の掘削作業に励んでいます。さて、カビ臭い穴をどうするか・・・。完全に取り除いてしまおうか。


俺のほうといえば、勉強は疎か、遊んでばかりの毎日です。何か、そういう時期なのかな。
こっちは頭にカビが生えそうですよ、いやほんと。

5月8日・曇り&雨。

2006-05-08 23:05:43 | 僕と多摩川と5匹の蟻。


巣が相当大きくなってきました。携帯の解像度では非常に判りにくいため、アップできないのが残念です。

デジカメでも借りて綺麗な写真を撮り、ここでお披露目できたらなと思います。


今日もだいぶ掘りました。巣が、入り組んでいます。
蟻たちはしょっちゅう体を洗います。デリケートです。

時々、体をギュッと丸めて、腹部をなめている姿を見るんですが、これが可愛いの何のって。慌てて携帯を取り出すのですが、近づけると「キメッ!」のポーズを取ります。ちょうど上の写真の体を開いているポーズです。威嚇のようなものでしょうか、それとも写真を撮られていることが分かってのポーズかな?

んでね、その体を丸めてる姿なんだけど、たまーにバランスを崩してドテッて倒れることがあるんですよ。これがまた・・・。

ほんとこいつら見てて飽きないです。


天気は下り坂だというのに、やけに張り切って働くゴールデンウィーク明けの蟻君たちなのでした。

5月6日・晴れ、急須さん風日記。

2006-05-07 00:39:09 | 僕と多摩川と5匹の蟻。
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「なぁ」
「・・・・」
「なぁ!おい!」
「あ・・うん?」
「俺たち、ここに来てどれくらいになるかな?」
「さぁ?5年?」
「・・・いや、それはないだろ・・・。1週間くらいだろ・・・」
「そうだっけな?慣れればここも結構悪くないよね」
「まじかよ・・・。俺は嫌だね、いつかここを抜け出してやるよ」
「そういや今日も、アイツここを掃除したみたいだね」
「ああ。俺たちが全員穴に入っている隙を狙って、あのヤロウ蓋を開けやがった。」
「穴の中だと気圧の変化があまりわからないからね」
「俺はその瞬間を狙っていたんだ・・・。アイツが蓋を開ける瞬間を。アイツがジェルの片付けに集中している隙に俺はゴキブリ顔負けのスピードで穴から出てここから脱出を試みたのさ」
「ほぉ、それは勇気ある行動だねぇ。でも、今もここにいるってことは・・・」
「あのヤロウ、慌てて蓋を閉じやがって・・・・足を挟まれたよ」
「うそぉ!怪我はないのかい!?」
「アイツは何事も無かったかのように振舞っているが、見てみろココ・・・・ほら、少し傷になっているだろ?」
「え?うん?は?」
「いや、よく見ろよ、ココだよ」
「あ、うん、はいはいはい。あるある!い、イタソウデスネ」
「・・・だろ、な?まぁ俺の勇気ある行動は無駄ではなかったな。見てみろ、あのヤロウ、俺にビビッてこれ以上蓋を開けることを恐れてやがる。」
「ふむ。蓋を開けてくれなきゃ脱出することもできないね」
「!!・・・・・ああ。知ってたよ。計算済みだ」

「これから僕らどうなっちゃうのかなぁ?」
「なるようになるさ。自分のやるべきことをやればいい」
「僕らは働き蟻だもんね。穴を掘ることと食料を調達するのが役目だもんね。他の虫に襲われようが、コンクリートに邪魔されようが、ガキに花火を突っ込まれようが、僕らは巣を守らなくてはいけない」
「そうだ。俺たちには巣を大きくするという大きな仕事がある」
「目標があるっていいよね」
「それに比べてアイツときたら、見てみろ。目標も持たず毎日遊んでやがる。今もパソコンとかいう機械に向かって何か打ち込んでいやがる。」
「人間って気楽な生き物だね」
「人間全部に言えるかはわからんが・・・。アイツらには、巣をでっかくするという偉大な本能が存在しないのかね」
「アイツだけなんじゃないかな?他の人間はもうちょっとがんばっているんじゃないかな?」
「とんだ人間に拾われたな、俺たち・・・。大体、毎日誰か遊びに来て騒いでうるさいっつーの」
「ほんとだよね。この箱を色んなところに持ち運んで、中にいる身にもなってほしいね」
「ほんとダメ人間だ。俺らは誇り高いな。穴を掘ることが仕事であり夢であり、生きた証だ。誇りとして命を懸けるのだ。」
「生きた証・・・」
「そうだ、生きた証だ。生まれてきたからにはやり遂げるのだ。志半ばに朽ち果てようとも、その方を向いて堕ちれば本望。毎日適当に生きているアイツには到底わからんだろうさ」
「・・・・・僕、もうちょっと掘ってくる!」
「ふ・・・。こうして大いなる意思は受け継がれる、か。今日の風はやけに強いな・・・」








あ、どうも、南です。
今日も遊んでいました、ええ。
しかし夕飯に食ったラーメンは味が濃かったなー。餃子は美味かった!
あーしかも風強ぇから野球の練習もままならなかったし、食料カラスに狙われるし・・・。日焼けして顔がヒリヒリするぅぅぅ。

あ、そうそう。今日巣を掃除しようとして蓋を開けたんですけど、一匹脱出を謀ろうとする奴がいまして。慌てて蓋を閉めたら、足を挟んじゃいました。といっても隙間があるので大怪我には至りませんでした。ほんと蟻さんごめんなさい。ケース投げたり色々・・・。俺って最悪の飼い主ですよね。

ま、ドンマイドンマイ。


さて明日も遊ぶかな。
その日暮し。今が楽しければいいのだ!働いたら負けなのだ!


しかしほんと、今日の風はやけに強いなぁ・・・。

5月5日・早くも夏かな子供の日

2006-05-05 22:22:28 | 僕と多摩川と5匹の蟻。


なんかよくないすか?この写真。かなーり気に入りました。

最近は巣全体の写真を撮ってもあまり面白味がないので、少し凝ったものを撮ってみようかと。

何だかんで巣はかなり広くなりました。縦、横、奥、三方向へと壁にぶち当たるまで彼らは掘ります。


ま、今日はこれくらいで。書くことないし。

5月4日・朗らかな国民の祝日。

2006-05-04 23:23:44 | 僕と多摩川と5匹の蟻。
今日も晴れましたね。

今日こそは・・・・今日こそはケースの掃除をしなくては・・・。

蟻たちを観察し、掃除する隙をうかがっていました。彼らが全員巣の中に入った瞬間が勝負どころなのです。その隙に地上にたまったゴミを掃除するのです。

窓を開け春真っ盛りの風を受けます。蟻たちも温かい陽気に満足気のようです。

その時でした!ついに蟻たちが穴の中へ。僕はすかさず割り箸を握りケースの蓋を開けるのでした。持つ手が震えます。慎重に、空気の乱れを気づかれないように・・・。

よし、蟻たちは気づいていない・・・。僕は急いでケース内のジェル片を割り箸で掴みだします。かなりの量を掘ったんだなぁと、改めて彼らの努力に感心しました。壁にくっついている水滴も除去。

結果このようになりました。突然変わってしまった地上の姿に、蟻君たちタジタジです。



「れ?れれれれ?」
「なんか綺麗になってる!?」
変わり果てた地上に驚く二匹の蟻。ほんと最初にやって来た時くらいに暴れまわってました。蟻の記憶力というか、地形の把握をいかに重要視しているかがうかがえますね。コレができなきゃ巣に帰れないですもんね。方向音痴は、人間特有のものでしょうか?



他の蟻たちも騒ぎを聞きつけ穴から出てきました。



「こ・・・これは一体!?」
「俺たちが穴に入っている間に・・・ヤロウやりやがったな!」
「ちっ・・・逃げ損ねたぜ・・・」
飼い主の愛は未だに届きません。



昼から秋葉原へ買い物に行きました。それが間違いでした。ゴールデンウィークの秋葉原は鬼混んでます。しかもこの天気じゃあねぇ。
あまり思うように物色ができないので、早々に退散。神田方面へと赴きました。

途中、交通博物館を横切りました。




ここも来週の14日で閉館です。祝日も手伝って、今日は盛大なセレモニー。人だかりでわんさかでした。
小さい頃ここに何回来ただろう。操縦席に座るのが好きで、なかなか離れようとしなかったなぁ。
鉄道好きなら誰もが来たことのある交通博物館。来年の10月からはさいたま市に移転らしいですが・・・・埼玉て。明らかに左遷じゃないですか。



埼玉て。


その後中野へと下り、そこで再度買い物。やっと目的である菅野よう子さんのアルバムを買うことができました。

帰宅すると蟻君たちが温かく迎えてくれました。



「出せオラァ!」
僕には何も聞こえません。

あんなに綺麗に掃除したのに、もうジェル片がたまってきてます。今日も皆がんばってくれたんですね。明日もよろしく。


ゴールデンウィーク、今年も悪くない感じです(バイト依頼来ないのが痛いな)。

5月3日・気持ちいい晴れ

2006-05-03 22:50:53 | 僕と多摩川と5匹の蟻。
今日は気持ちの良い空がのぞめました。蟻たちも元気です。


皆で協力して穴を掘っていました。だいぶジェルの欠片がたまってきたので、掃除してあげたいけれど・・・・。

蓋を開けると相変わらず逃げ出そうとしやがります。そんなにここが嫌ですか・・・。複雑な気持ちになります。

今日はほんといい天気なので、買い物ついでに思わず多摩川へ行ってしまいました。休日とあって人が多いです。
僕は一人で、投球練習をしていました。軽くね。やはり定期的にボールを投げないと感覚が鈍ります。これからは晴れたら、なるべくこういう時間を作りたいと思います。

その後、ベンチに座りちょっと読書。ほんと気持ちいい日だなぁ・・・。




風つえぇ!

4時くらいになると風が冷たくなってきたので退散しました。
家に帰ると相変わらず蟻君たちは働いていました。僕の方はといえば、ちょっと踏み込んだだけなのにもう太ももが痛いという・・・。



反対側から撮影。こちらの穴もなかなかでかくなってきました。一匹カメラ目線ですね。

あと、上の写真をよく見ていただけるとわかるのですが、ジェルの欠片の山が変色し始めています。このまま放置しているのはよくなさそうです。だから早く掃除がしたいのに!こいつらときたら・・・・。

まぁそんな不満なんて、蟻の触覚を舐める姿を見れば、自然と消えていくんですけどね。


でもジェル処理は一刻も早く・・・。

5月2日・雨雨雨。

2006-05-02 21:13:51 | 僕と多摩川と5匹の蟻。
どうも、更新を遅らせています。


世間ではゴールデンウィーク真っ最中。なんて決まりきった挨拶は抜きにしまして。


皆さんが気になさっている蟻君たち、ここ2日でどんな変化があったかダイレクトで見てみましょう。



5月1日。蟻たちにGWなどありません。せっせと働いてかなり掘ってます。この日は最高気温29度という今年初の夏日でした。そのせいか蟻君たちも元気に動いていたようです。


こちらは本日、5月2日。雨のせいで働いてくれませんでした。巣の中が「立体的」になってきたので、近々横から見た写真も撮らないとと思います。

さて私事ですが、GW中は一日中外に出ていることが多いです。ですからあまり蟻に気をとられている暇もなく、ひょっとしたら1回も巣を観察することなく終わってしまう日もあるんじゃないかなぁ・・・と。まぁそんなところです。

別に飽きてきたわけじゃありませんよ。ひとまず明日は部屋に引き篭もる予定なので、蟻君たちの働きをとくと観ていきたい、そんな所存でございます。