自由広場

穿った独楽は廻る
遠心力は 今日も誰かを惹きこむ

1月ラスト。今年の十二分の一が終了しました。

2008-01-31 13:19:40 | どーでもいいことつらつらと。
書いていた記事を、ミスって削除してしまった。もうどうでもいいから適当に更新。




方程式って皆さん覚えてます?因数分解とか関数だとかに関連し、2次方程式や3次方程式や果ては積分まで、いつまでもいつまでも数学にまとわり付いて離れない、奥歯に挟まった昼飯のチキンソテーみたいな存在です。



色々発展していく分野ですが、数学を専門とする人でない限り、この方程式を通して学ぶべきことは、凝縮させたとして一つ。


『3X=6』。このX(エックス)には何が入るか。3とXを掛け算したら6なのだから、それさえ踏まえれば方程式を知らない小学生でも、何となく2かなと気がつくことでしょう。何となくってのは、とてもとても大事なセンスです。



では、『X/3=6』。これはXを3で割ったら6になりました、って意味なのですが、受験を目前に控えた中学3年生の子でさえ、その真髄すら忘れて機械的に『X=2』と答えてしまう子が本気でいる。
ここが方程式において最も大切な部分であり、これができないと方程式の本当の意味、大げさに言えば世の中の真実を理解していないことになります。ああ、ほんと大げさに言っちまった。

本当の答えは『X=18』。まぁ9割以上の生徒が正しく答えてくれるのですが、もうちょっと難しくなると、例えば『2X/3=6』(Xに2を掛けて3で割ったら6でしたよー)だと手が止まってしまう子が結構いるのです。



教師の教えたがまま、ロボットのように流れ作業で物事を進めていくのはよくないです。一つ一つ考えていきましょう。それが指す、本当の意味とは。



余計なものをはぎ落とした、一番大事な部分は『X/3=6』の方程式。いくら計算が複雑になろうとも、その真髄さえ掴み取っていれば、どんな問題にも対応できるはずです。臨機応変で柔軟な応用力はそこから生まれてくると思います。



数学だけじゃなく、どんなことでも。

川崎記念

2008-01-30 20:17:18 | どーでもいいことつらつらと。



川崎競馬に行ってきました。撮影はハニー。




本日はJpn1、川崎記念だったわけですが。



1番人気だったヴァーミリアンが怪我のため出走除外、さらに当日になってこれまた上位人気のサンライズバッカスが除外と、とんでもない事態に。結局10頭立てでメンバー的にもちょっとJpn1とはいえないものとなりました。

結果超堅で実力差が歴然、当てても配当低で損なんて人もいたのではなかろうか。僕はあまりにも美味しくないレースだったので手を出さず。以前から応援していたフィールドルージュが勝ってくれたのは嬉しいが、よりによって一番人気の時に来てもらっても、こちらとしては旨味に欠けます。


しかし今日の川崎、全体的に酷かった。穴党にとっての酷いとは、堅すぎということ。終いには自分、壊れてしまって最低人気の馬だけに金をつぎ込むなどの暴走に。



荒れない地方など、地方ではない。ってのは完全な偏見。


最終レースはいい感じに中穴だったんだけど、その頃には僕はもう崩壊していてまともな買い方ができていませんでした。そばにいた爺様が11万馬券を当てて自慢してきたんだけど、普通にうらやましかったぜ。



結局トータルとして、堅いレースの3連複とか色々当てながらも若干マイナス。穴党としては、マシな方です。早めに見切りつけて、大賭けしなくてよかったです。



今日は本当にメインが残念。せっかく交流戦のために集まったお客さんも、馬券当たって大喜びも束の間、あんな低い配当見せ付けられて落胆する姿を見るのは、こちらとしても苦痛です。3連複で200円ちょい、3連単でさえ800円ですからねぇ。



まぁお馬さんたちの調子の問題ですから、誰を責めるってわけにもいきませんが。


次回は大荒れのレースを見れたら、あわよくば馬券取れたらいいなって願ってます。

今週もたいようのマキバオー!

2008-01-29 22:29:20 | なんとなくマンガ。
軽い使命感を持ちつつ紹介しています、今週のたいようのマキバオー!



ついにみどり牧場へやって来たヒノデマキバオー&ハヤト&しまじま。

あの時のままの素朴で閑散としたみどり牧場が待っているかと思ったら、何か社台ファームみたいな入り口になってるし(笑)。

しかしその入り口の横には、ミドリマキバオーの像が!さらに頭の上にはチュウ兵衛の姿が。うーん、ここは泣き所だな。


案の定、社台ばりに様変わりしたみどり牧場の対応は酷い。彼らは門前払いを食らいます。ほんっと、商業競馬を穿ちすぎだよ。



仕方なく一行は、マキバコのいる宮蔦家へ。このシーンはまさにつの丸節全快でした。


さらには現役最強馬フィールオーライとヒノデマキバオーとの因縁話。彼ら二頭は同じ日に生まれ、同じ日に売られ、同じ金額で取引されたのだった。しかもその値段は4000万って、いちいちディープとダブらせたがるねぇ。



フィールはサンデー最後の仔と書かれていましたが、ここだけディープと異なります。



今後フィールとヒノデマキバオーが戦うとしても、相当先な気がします。まずはアマゾンスピリットと大井で当たるのかな?



リアル競馬の血統に詳しければ詳しいほど、たいようのマキバオーは面白く感じられると思います。前作が万人受けしたのに対し、何度も言いますが、今回は競馬ファンもしくは前作ファンでないと置いてけぼりを食らうのは必死です。


わが道を行くマキバオーとつの丸さん。来週が気になりすぎて困ります。

アメリカJCC

2008-01-27 10:02:07 | どーでもいいことつらつらと。
本日は競馬予想。


アメリカJCC。このレースの印象としては、G2でありながら、メンバー的に豪華さに欠けるというものがあります。これは昨年末の古馬G1連戦によるもので、ほとんどのG1級が明ける前に休養入りするためですね。



そのため、抜きん出た馬が一頭いると、ほぼ堅いレースに収まるのが基本。力のいる中山だから、尚更実力差が出る。


過去10年を見れば、荒れたレースは6年前の江田マジック以来。その前の年で彼はアメリカンボスでアメリカJCC制覇という珍記録を出しているので、翌年荒れるというフラッグは微かに立っていたのかなと思います。2年連続はなかなかすごい。さすが巧者曲者。



まぁ1番2番人気は複を取るのは間違いないかなって感じですか。


さらに昨年の勝ち馬を見れば、マツリダゴッホじゃないですか。そうだそうだ、インティライミが逃げたんだっけ。鞍上は柴田大先生。

未来のG1馬を見つけ出すのも面白いかもですねぇ。



とまぁ、ここまでは普通の予想。


穴党ですから、穴党らしく。


敢えて穴を突くなら、今年は珍しく16頭と参加が多いことですね。頭数が多いほど荒れるのは基本。人気薄の馬陣営にとっては、何とか掲示板載るくらいに食い込んで賞金を稼ぎたいところ。運がよければ3着内・・・なんてことも。

力のいる中山。先行できて、鞍上は曲者。



いたいた、夢は夢でも、ドリームパスポートじゃなくドリーミーオペラと勝浦正樹!


オペラハウス産は年を食うほど味が出る。現在13番人気、まぁ夢を託すには面白いかな。買わない可能性高いけどね。


ドリパスとの夢夢ワイドでも60倍。最終的に50倍台前後に落ち着きそうかな?


とにかく、3着に何が来るかを予想するのが、このレースの醍醐味と言えそうです。

再びカードヒーロー

2008-01-21 00:27:37 | やっぱりゲーム。
ゲームの話題が続きます。



カードヒーロー、やっと全種類コンプリートしました。最後の一枚、ドンガドンガを手に入れるのにちょいと苦戦していたのです。使いにくいよなぁ、テトカとガンガガンガ。



てわけで、今回はカードヒーローを知っている方でないと完全に置いてけぼりな内容です。




いきなりプロルールの話題ですが、グレートマスターは自分「水晶の壁&特技封じ」を選びました。巷では圧倒的に「誘惑&二重の盾」が人気のようですね・・・。うーん、特技封じは消費2だしマスターにも使用可能だから良いのでは思って選んだのだが・・・。



僕のプレイスタイルは早期決着型。将棋でいうところの角交換です。

なのでブラックマスターが一番合っていて、愛着あるキャラはオヤコダケやナッツロックルと、いかにもブラマスによく似合う曲者ばかりです。


これを踏まえて、グレートマスターの話に戻ると、やっぱり自分は「特技封じ&水晶の壁」を選んで正解だったと思います。自分キャラにシールドかけてる暇があったら、相手の動き封じてなぶり殺す方が非常にしっくり来るのです。


「かまいたち&リフレッシュ」にも後ろ髪惹かれますね。当時は一番ダメだろって思っていたけれど、かまいたちってパワー2と併用すると結構強かったりするし、カードの引きが肝心のこのゲームではリフレッシュはとても重宝します。


自分の性格として、理論型+攻撃肌なので、確実な方法で点を取ることに向いています。確率に頼る誘惑やケントゥリアス、女神の加護などは苦手とするカードです。頭の中で先を読む場合、枝分かれはなるたけ少なく抑えたいのです。運に頼りたくないわけ、自分ここぞっていう時の運がないから。


以上、メモ的に書き連ねていきました。

最後に、前衛・後衛・魔法・スーパーからそれぞれ自分的お勧めカードを。


前衛はデスシープ。使い方次第で戦局が大きく変わるキーカード。HPも6あるので長生きしてくれますしね。グレートマスター時には、こいつと協力して相手の特技を完璧に封じることが出来ちゃったりして楽しい。

後衛はピグミィ。2回行動できる後衛ってのは嬉しい。1ダメージしか与えられないが、気合だめを消す役などにうってつけですね。ゲーム序盤はかなり活躍しました。今もデッキには必ず一枚入れています。

魔法はカードサーチ。確実を武器にする自分として、シャッフルよりもドローよりもこのカードサーチが使いやすい。スーパーを選べば絶対に自分の狙ったものを引き当ててくれるしね。何かが足りない、って時に使う調味料的存在。

スーパーは断然ヤヌー。自分の戦術にぴったんこカンカン。とはいえまだスーパーは全種類試しつくしていないので、これから気持ちが揺れるかもしれない。でも、ヤヌーはかなり強いと思うぜ。発つゾンビ墓を汚さず!

フェーダ

2008-01-20 06:54:39 | やっぱりゲーム。
シミュレーションRPGといえば。濃厚なストーリーに加えて、研ぎ澄まされた戦略性とゲームバランスが肝となるゲームジャンルですよね。



前にも書いた気がするが、代表的なものを挙げれば。

まずはスパロボ。これは、僕がおじさん化したせいか、シリーズを重ねるごとに物語が薄くなり、戦略性も低下、キャラ重視の、いい意味で言えば普遍化を狙い商業的に核をついたゲームになっていってると思います。もう新シリーズをプレイすることはなくなるのなかぁ。パトレイバーが登場するなら迷わずやるんだけど!


続いてファイアーエムブレム。これはスパロボ、いやそれ以上のリセットゲームと呼ばれるくらいで、戦略性というかゲームバランスは年代とともに鬼畜化しているようです。主人公がどんどん弱くなっている気がする。


次に挙げたいのはタクティクスシリーズ。戦略性・ストーリー共にピカイチではないでしょうか。今まで挙げたものがシミュレーションRPGの3本柱と勝手に自分で思っていますが、個人的にタクティクスシリーズが一番苦手。まともにプレイしたのがアドバンス版FFタクティクスだけという邪道ぶりです。



次点として、やっぱり僕はフロントミッションを外すことができない。セカンド以降の中途半端さを相殺してくれるくらい、ファーストの出来は一品。最近ではサモンナイトなんかも人気なのかな?やったことないので何とも。





で、今回紹介する「フェーダ」も、それらシミュレーションRPGの一つ。スーパーファミコンですから、もはや過去の産物です。開発元は、知る人ぞ知る「やのまん」。思い出すねぇゲーム王国、トランセル種市、マリオカート王に挑戦。ってそれはマリオクラブだ。



このフェーダ、シミュレーションRPGでありながら、先ほど述べた王道シミュレーションRPGの肝から完全に逸脱している辺り、大好きです。我が道を行きます。戦略性とかそんなんどーでもよくなるくらい、全体に漂う異様な雰囲気が無視できない。さぁ、ここからどんどん壊れていきますよ。





スパロボとかでぬるーくシミュレーションRPGやっている諸君、是非このフェーダをプレイしなさい。キャラクターとは何ぞやを知ることができるから。
タクティクスは世界観とかシステムが複雑で入りにくいと思っている諸君、是非このフェーダを手に取りなさい。5秒でルールがわかるから。
ファイエムは死んだら終わりだからつらいと悩んでいる諸君、是非このフェーダをやってみなさい。倒れたキャラはすぐ帰ってくるから。


初めて僕がプレイしたのは小学校中学年頃でしょうか。出会って以来、何度もプレイしなおしています。途中で投げるから。

このゲームでまず第一に挙げたい特徴は、カルマ値が設定されていることです。いわゆるジキルとハイドです。
スパロボの熟練度に近いです。ステージをどのようにクリアしたかで、物語が微妙に変化し、仲間になるキャラも違ってきます。
この「どのようにクリア」するかってのが重要で、つまるところ、最初に掲げられたクリア条件を達成できているか、無駄な殺生をしているか否かで、このカルマ値は変化していきます。

特定の敵だけを倒せばクリアのステージなのに、他の敵も構わず殺してしまうと、カルマ値はカオス(マイナス)に振れ、逆に任務に忠実であればロウ(プラス)に変化するのです。


別にマイナスであることが間違いではありません。ただ、それによって仲間になるキャラが変わる。これが大きいです。
間違ってもやってはいけないのが、物語の途中でマイナスからプラス、もしくはプラスからマイナスに逆転させてしまうこと。どちらかの状態でしか仲間にならないキャラがメンバーから脱退してしまうからです。


とはいえ、どちらの状態でも仲間になってくれる中立派もいるわけで。彼らだけでも十分クリアできるのは言わない約束です。
大事なのは、あなたのプレイスタイル。ちなみに僕は任務に忠実なロウ派。こちらの方が戦略性が増して楽しいのです。ガキの頃はそういうのが全く理解できておらず殺戮マシーンのカオスでした。要は、どちらかに固執すればいいのです。



長々とレビューしていますが、もう少しお付き合いいただきたいのです。


続いて、ストーリーについて。
これが結構堅く構築された世界観なのだ。なのに、ほとんど語ることなく終わっているのが、フェーダクオリティ。後は想像にお任せします的な感じで、最近の流行であるチュートリアルばっちしでプレイヤー視点重視のゲーム会社が見たら腰を抜かすに違いありません。プレイヤーは完全に置き去りを食らいます。ある意味エヴァに近い。
タクティクスのように一々世界観を押し付けてこないので僕的には痛快爽快です。


キャラクターは、シミュレーションRPGではありがちで、個性を出すため多種族が混在しており、ファイアーエムブレムのそれよりもさらに上を行く気がします。
リザードマンとか一人くらいしか見かけなかった気がするが。

おっさん度の濃い連中が多く、セリフも一々臭い。ストーリーとマッチして、ハードボイルドさがあふれんばかりににじみ出ています。ここが僕にとって最もドキュンなところなのですきっと。



というわけで、これよりそれら主要キャラクターを全員紹介していきたいと思います。もし今回この記事を読んで、プレイしてみようと思った奇特な方がいるなら、軽い攻略的なものにもなっていると思うので、独断と偏見たっぷりですが参考に是非どうぞ。是非!是非!


ここからは完全なる自己満足なので、すでに毒気にやられた人は見ないほうが良いとか悪いとか。もうほんと、こういうのが好きなんです。


ちなみに、フェーダはその後リメイクされたり続編が出たりしていますが、今回はあくまでスーファミ版だけを取り上げています。


まずは中立派のキャラクターから。



ブライアン・・・主人公。こいつがハードボイルドの主犯格。能力がバランスよく高いけど、特徴のないのが特徴って感じのポジション。まぁ主人公としては合格点。


アイン・・・ハードボイルドの副犯。3枚目に近いかな。序盤はHPと防御が低く、前に出すと速攻リンチくらって(一応主人公キャラなので)ゲームオーバーなのだが、後半めきめき耐久力を付けていく。持ち前の素早さもあり、避けて守って当てる、まさに囮の要。


ドーラ・・・最初から最後まで行動を共にする女番長。このゲームの数少ない遠距離で、ボーガンを遠くからさくさく撃っていく。当然HPは低く、前に出たら危険。必殺技がマヒ攻撃で、ロウ派にはとても重宝する。後半になると他に魅力あるキャラが増えていくので、スタメンに入れておくかは悩ましいところ。特にカオス派には。


ダン・・・渋いぜダン!黙々と敵にハンマーを振り下ろしていく実力派。防御とHPが売りのデブリザードマンなのに、後半はなぜかそれらも2番クラスに。移動が低いので、ターンの制限されたステージでは出さない方が吉。必殺技が範囲系なのが救いで、ラスト近くで中距離攻撃可のハンマーが手に入るのも心強い。「ドラゴニュートヌッコロス」とか言っていたくせに、リチャード(後述)のことはどうでもいいのか!?


ロイス・・・最初男なのか女なのかわからんかったが、女性らしい。ストーリーでは大事な位置にあるらしいが、結局深く描かれなかったような。戦士のくせに攻守共にいまいちなので、後半は二軍入り。必殺技があるのは大きい。


アリア・・・巨乳。やのまんのこだわりなのか、彼女のエフェクトだけ細かく胸の揺れまで描かれていて、当時一部で話題を呼んだ模様。これを見たいがためにスタメンに入れていた人も多かったらしい。しかし実際回復系として使い勝手がよく、全キャラ範囲の回復を覚えているのは素敵です。僕は決して胸の揺れのために一軍入りさせているわけではありません。


クリストファー・・・名前からして槍使い。槍使いに一貫して共通しているのは、移動が高いこと、必殺技がないこと、HPと防御が低いこと。初期値は高いのだが、じじいのせいか成長度が低い。後半は攻撃力の低さが命取りです。せめて必殺技があれば・・・。


シシマル・・・侍+犬ですね。愛着が沸くし実力もある。ただ後半になるに連れて成長しにくくなるのは、彼が壮年期だったということでしょうか。魔防が低いので一線に押し出すには多少の不安あり。


ジェダ・・・渋さが売りの仮面ライダー。移動の高さは一級クラスで、防御もそこそこなので、速さが命のステージではげしげし突っ込んでいくのも手です。


メラネウス・・・ジェダと共に、移動の高さを売りに突っ込んでいく特攻隊長。ジェダよりも防御は高く、確か魔法防御もあったので、使いやすさはこちらが上です。ただし後半成長しにくくなります。


トビカゲ・・・クセのあるキャラに愛着の沸く人は、是非彼をメンバーに。移動が速いので、蝶のように舞い蜂のように刺す戦術が打ってつけ。HPは紙だがよく避ける。当たったら即ご愁傷の一発キャラ。僕は好きだが、メンバー編成上泣く泣く二軍でした。


スティンガー・・・強すぎっす。13マスの広範囲を攻撃できる必殺技は、このゲームにおいては卑怯という他ありません。防御が低いので、防御をアップさせるアイテムを装備させ、囮になって十分敵を引きつけてから爆弾投下。ゲームバランスの取れたゲームだが、唯一こいつは例外。


とまぁ、中立派は使い勝手の良いキャラが多く、また個性も強いので、印象的にもやはり一軍クラスかなと思ってしまいます。
続いてロウ派に行きます。ちなみに、ロウは低いという意味に取られがちですが、秩序や法律の方を指します。


エリス・・・自分の中でかなり印象が薄い。回復系のはずだが、アリアほどに充実してなかったかなと記憶しています。ロウユニットはとにかく影が薄い。


コノリー・・・この子も物語上大切なポジション。でも戦闘はベンチウォーマー。魔法使い系はメンバーに一人いれば十分(それ以上いると的になって大変)なので、好みなら入れてあげてという程度。


エル・・・これまた魔法使い。優男で、なんか気難しそうな性格をしています。序盤では結構話に入ってきたのに、後半は蚊帳の外に。コノリーに全部もってかれたね。


ジニー・・・槍使い。前述のクリストファーよりも手薄な印象です。数少ない美人キャラ(?)なので、使うかどうかはお好みで。若いから強くなると思ったのに、やはり必殺技がないのは痛い。リメイク版では必殺技があるとかないとか。


アービー・・・唯一の格闘家。ゲーム中、最も好きなキャラがこいつ。強さだけでなく、見た目、アクション、セリフ、全てが良し。必殺が範囲系で、攻守もHPも申し分なし。非の打ち所がないとはまさにこのこと。男の中の男です。ロウは影薄いと散々言ってきたが、彼だけは例外です。


シェーン・・・ラウンデルピルムという強い槍があり、これを装備できるのが二人しかおらず、そのうちの一人がこのシェーン。故に貴重なキャラ。種族は多分ニワトリ



リチャード・・・終盤間際で仲間になる竜人。必殺技は口から火を吹くんだが、迫力に欠けるし実際弱い。名前がアメリカ人ぽくて好きなのだが、戦士なのに防御低いしなんか使いずらいぜ。せめてもう少し早めに加入してくれ。


シムエムス・・・遠距離で、広範囲の必殺技を有し、ロボットのため魔法防御も高いのだが、何か扱いにくい。移動が低いのと、リチャードと同様加入が遅いのが痛かったか。キャラ的に結構面白いんだけどね、ロボットのくせに教会で子供に勉強教えたりしているあたり。


以上がロウで仲間になるキャラ。まぁ、アービーとシェーンさえ見てればいいかなって気がします。
んではカオスに参りましょう。ちなみにカオスプレイ(ってすごいネーミングだが)は大分前にやって以来なので、記憶が定かでない点も多いのでご承知を。


リョウカン・・・「きてはっ!」という意味不明な掛け声と共に槍を投げるいかしたハゲ親父。村娘をさらってハーレム作っているところを主人公に見つかり、一撃で改心させられた。中距離攻撃ができ、しかも回復系の魔法も使えるので、僕の中ではカオス派第一党の実力派です。またラウンデルピルムを装備できる貴重なキャラなので、最初から最後までお世話になるんじゃないかなと思います。


ランス・・・クリストファーやジニーと同じ種族の槍使いながら、必殺が使えた気がする。攻撃も高く重宝したかなー。移動の高さを売りにどんどん突っ込んじゃうのも手かと思います。ただし、少しでもロウ派に振れたら即脱退なのでマジで注意。ステージクリアの度に「皆殺しだ!」と連呼しだしたら脱退フラグ立ちかけなので目安としましょう。


ティータ・・・神の使いのはずなのになぜかカオス。飛行系で魔法が使えるので一線級でしょう。悪臭の強いキャラが多いカオス派の中で、唯一の清純。


シェリー・・・劣化版アイン。この説明に尽きます。


ソニア・・・鞭使いのお姉さま。魔法使いなので、使うかどうかはあなた次第。自分は使いませんでした。


ガスト・・・低価格を売りにファミレス業界へ殴りこんだすかいらーく系列の大手。代表作品はアトリエシリーズ火竜娘。うん、まさにカオス。ごめんなさい、正直ゲーム内でのキャラをあまり覚えていません。確か魔法系です。



以上、カオスでした。



ふう、なんか自分的に気分爽快です。完全に自己満足ですね。


とにかく、キャラをちまちまと紹介したくなるくらい、魅力ある奴らでいっぱいなのです。
ここまで虜にしてくれたゲームはあまりありません。これはきっと、フェーダのアクの強い個性と、日の目を見ていないという異端ぽさに、僕と共鳴する部分があったからでしょう。



ここまで読みきったあなたも、相当な異端児だと思います。お気の毒様でした。読んでくれて感謝です。

キサラギ

2008-01-18 15:05:02 | たまには映画。
よしっ!と思わずガッツポーズを決めたくなる映画でした。DVD手に入れて正解。



去年放映された映画の中で、唯一「これは絶対観なければ!」と思っていたのがこの『キサラギ』。内容もほとんど把握せずに昨日観たのですが、案の定、面白かった。


売り出し中のアイドル如月ミキが、突如謎の焼身自殺を図ってから一年。一周忌追悼会に集まった5人のファンは、お互い掲示板で知り合い、この日初めて顔を合わすこととなった。如月ファン魂を各自披露し、生前の彼女の面影を追いつつ、一周忌会は滞りなく進むはずだった。しかしファンの一人の発言から、物語は意外な方向へと進んでいく。


「如月ミキは自殺なんかじゃない、殺されたんだ」




とまぁ、そんなお話です。



もうね、ビバ!ジャパニーズブレインって感じですよ。制作費の稼げない日本は脳みそ勝負って、以前にも書いたと思います。



冒頭のゆったりとした展開から、中盤一気に加速し、ラストの絡み合った謎が紐解かれていく下り坂まで、バランスよく練りこまれて小刻みに笑いも取れてる。なんて批評家ぶってみてもしょうがないか。



オチはありきたりといえばありきたりだけど、そこへ行き着くまでの息をもつかせぬ展開は、そりゃあもう役者さん方グッジョブとしか。


舞台節ではあるのですが、映画でしか成し得ない演出もちらほらあるので、これはこれで映画にして正解かなって思うわけです。舞台だと腰を上げるのに苦労するしね自分。


個人的にはユースケ・サンタマリアの表情の作り方がグー。小栗君も好きな俳優さんなので贔屓目プラスαでかなり印象的な演技をしていたし、頭脳派の香川さんも役の作り方は評判どおり。小出恵介君の少しズレた役回りも、観客側の視点を映すには持って来いのポジションでした。ボケに徹したドランクドラゴン塚地は、僕はあまり演技を評価できないのですが、こういう系統の映画では無くてはならない存在ですよねぇ。この凸凹なペンタゴンが完成度マックスで絶妙な雰囲気を作り出しています。


ラストのプラネタリウムは、蛇足と取る人も多いはず。あれは配給会社の都合で入れざるを得なかったのかな?それでも小栗君で巧くオチをつけていたので、僕的にはアリだし、日本においては仕方の無いことだよなぁって思いました。


ちっぽけな矛盾などに突っ込む意味はありません。面白ければいい、がこの手の映画の合言葉。観る人の心に何かが芽生えればそれで十分に思います。笑いあり感動あり、秀逸な脚本と洗練された役者さんたちの演技に、ただただ酔うばかりでした。

発売目前!

2008-01-16 14:24:37 | やっぱりゲーム。
「大乱闘スマッシュブラザーズX」の発売まで、残るところあと半月ほどになりましたね。


このブログで何か記事を書いたことがあるわけではないですが、僕自身、このスマブラXには相当期待しています。


今作もまた豪華なキャストです。マリオをはじめ、ピカチュウやカービィなどのお馴染みメンバーに加え、ファンにはたまらないゼロスーツサムス、お待ちかねソリッドスネーク、ピクミン、ワリオ、ピット・・・・たくさんのキャラクターが同じステージの上で熱戦を繰り広げるみたいです。





って、ピット?



ピットって何?誰?イギリスの首相?



すいませんごめんなさい、自分、本気でピットを知らなかった。
ピットとは、任天堂でかつてディスクシステムで発売されたゲーム「光神話 パルナの鏡」に登場する主人公のようで、2004年にはアドバンスで復刻版も出ているそうな。いやーおじさん本気で知らなかったよ。ディスクシステム持ってたんだけどね。



どうやらピットは弓使いの模様。お、ちょっと気が合いそうなキャラね。


他にも、「MOTHER3」よりリュカの登場にも注目。ソニックも待ち焦がれていました。


うーん、もはや任天堂の枠にとらわれない、自由なコンセプトとゲーム性を持った夢のようなゲームですね。


改めて一作目の64版をやると、ドットの粗さに「え、当時はめっさ映像いいなって思ってたのに!」と驚愕すること請け合いです。どんどん進化し、そして期待を裏切らない。



今年はこれ一本でいけるんじゃないかと思うくらい、任天堂渾身の一撃となることでしょう。何万本売れるか大注目だ。




ちなみに、購入する予定はありません。それよりも来月に出る「風来のシレンwii」に期待しています。どーせスマブラ効果で陰ってしまうだろうし、応援のつもりで買う気分であります。

さぁ今日も宣伝しますよぉ!

2008-01-13 12:54:02 | なんとなくマンガ。
今週の「太陽のマキバオー」!
つの丸ファンは発狂してしまうくらい充実した内容ではなかったかと思います。




今回は、つの丸作品恒例(?)の空港ネタがありました。マキバオーがぬいぐるみに扮して移動代を浮かすネタは、前作から引き継いだものですね。「未だにマキバオー人形持ってる奴がいるよ」と指差され笑われるシーンは、現代の神速的な流行り廃りを見事に揶揄してます。あっさりとこういう場面を描ける辺り、やはりつの丸さんは偉大。

さらに空港を出てすぐ乗り込んだタクシーの運転手。タクシーのおっちゃんじゃねぇかこれ!モンモンモンからのつの丸ファンは涙ですよほんとに。まだ現役だったとはなぁ・・・。感慨無量。




つの丸作品にて、他の作品のキャラがちょろっと登場するのはこれまた恒例行事。しかし他の全てを置いてまずタクシーのおっちゃんを出すとは・・・・もうなんつーかほんとに、生きててよかった。



こうなってくると、宮蔦のおっさんにはつの丸先生代表作品皆勤賞を獲っていただかなくてはなりません。今週のラストはついに嶋島も出てきました。相変わらず競馬場に入り浸ってるんですね。


飯富兄弟も出てくるのかなぁ。また意表ついてとんでもない奴が出てきそうだ。三枝友則とか。




元売れっ子漫画家が、新作にてかつての栄光を勝ち得たキャラを出すことで注目を浴びようとするのは、まぁよくある手です。
こういうのって邪気というか、嫌らしさ満載な感があるのですが、こと太陽のマキバオーの場合この臭みが全くないです。だってタクシーのおっちゃんだもん。まず誰も気付かないって。



マンガとして、万人受けする内容とは決して言えない今作ですが、僕にとってはここ十年で最大のヒット作だと思ってます。つまり、「みどりのマキバオー」以来のってことです。

次回も本気と書いてマジで楽しみ。