大晦日ですねー。今年はどんな一年だったとか、来年はどういう一年にしようとか、ありきたりなことは特に書く予定なしです。うちはテレビないし高速横で電波悪いのでラジオも聴けないので、まぁまったりと過ごしますよ。
題名にある通り、この「カードヒーロー」で。
クリスマスにハニーから買ってもらった一本のソフト。そして俺からもハニーに、同じソフトを。面白いからって押し付けてみました。アホらしいつーかなんつーか。
もうかれこれ7年前。カードゲームに全くの興味のなかった僕を、知識と戦略と運がバランスよく絡み合った、将棋にも麻雀にもない未知の世界へ引き込んでくれた。それがカードヒーロー。
BG版は内臓電池が切れてしまいデータは消え、店舗に並んでいるものも電池交換を必要とされている。まさにワンコインで買える一本。
その続編がついに封を切った。
7年前の失敗は広告活動に尽きます。CMの地味さ、キャラの絵柄の薄さ(コアなファンにはこういうところもタマランのですけどね)があだとなり、販売数は伸び悩んだ。
今回はどうか。
キャラはほぼ一新され、子供向けのかっこいい・可愛い系で攻めるようになった。CMも、いかにも目を惹くダイナミックな仕様。これは間違いなく、商業的に走っている。
これでいいと思います。売れなくちゃ意味がないのだ。
さて、ここまで装いを新たにされると、肝心の中身も変貌していやしないかと不安になってしまいます。
全く問題ありませんでした。
キャラは確かに普遍的になりました。ヤミーとか、前作はボロッちい案山子みたいなのだったのに。ガンダスもブリキのおもちゃからゾイドメカっぽくなった。
モーガンやダインが健在なのも嬉しい。
戦略は前作そのまんまです。恐ろしいくらい綿密に構成されたバランスと、”引き”の強さやサイコロのダイスのような確率に支配された運との見事なマッチング。
そして今回から採用された新ルール、スピードバトルがこれまた熱い。
決着がすぐつくから、新しく手に入ったカードの性能を手早く視るためにちょうどいい。また今回は各種カードを使い古すことでレアなカードをもらえたりするので、その経験値稼ぎにはうってつけ。
ストーリーは前作の4分の一くらいに削られていますが、まぁ正直ストーリーなんてあってないようなもん。クリア後からが本番なのです。
さて、ゲームについての大まかなレビューはこんなもんにして。
この度のカードヒーロー、最も注目すべきは、バトル前後にある主人公と対戦相手の会話のやり取りです。
これが妙に良くできている。
相手に対する主人公のあしらいぶりや突っ込みの間、距離の置き方が絶妙で、人付き合いの教科書にしたいくらい上手なのです。ここまで空気読める中学生はいないだろってくらいに。
このテキストを見ているだけでも普通に楽しい。カードゲームというひどくマンネリし勝ちな題材を、見事に相殺するくらいキャラの建て方が際立っています。
お正月暇するあなた、是非一度お手に取ってみてはいかがだろうか。どうせ年末商戦の波浪に呑まれて売れないだろうし、気の毒なので一本でも多く世に出て欲しいのです。
年末最後の記事ですが、ためらいなくカードーヒーローを押し上げたいと思います。
二人でプレイしているおかげでカードは集まりやすく、強いデッキも案外早く組めました。ちなみに僕の一押しカードは「オヤコダケ」です。
これにて今年の自由広場更新を終わりとします。最初から最後まで相変わらずですいません。来年も良かったらお付き合いください。では、良いお年を。
題名にある通り、この「カードヒーロー」で。
クリスマスにハニーから買ってもらった一本のソフト。そして俺からもハニーに、同じソフトを。面白いからって押し付けてみました。アホらしいつーかなんつーか。
もうかれこれ7年前。カードゲームに全くの興味のなかった僕を、知識と戦略と運がバランスよく絡み合った、将棋にも麻雀にもない未知の世界へ引き込んでくれた。それがカードヒーロー。
BG版は内臓電池が切れてしまいデータは消え、店舗に並んでいるものも電池交換を必要とされている。まさにワンコインで買える一本。
その続編がついに封を切った。
7年前の失敗は広告活動に尽きます。CMの地味さ、キャラの絵柄の薄さ(コアなファンにはこういうところもタマランのですけどね)があだとなり、販売数は伸び悩んだ。
今回はどうか。
キャラはほぼ一新され、子供向けのかっこいい・可愛い系で攻めるようになった。CMも、いかにも目を惹くダイナミックな仕様。これは間違いなく、商業的に走っている。
これでいいと思います。売れなくちゃ意味がないのだ。
さて、ここまで装いを新たにされると、肝心の中身も変貌していやしないかと不安になってしまいます。
全く問題ありませんでした。
キャラは確かに普遍的になりました。ヤミーとか、前作はボロッちい案山子みたいなのだったのに。ガンダスもブリキのおもちゃからゾイドメカっぽくなった。
モーガンやダインが健在なのも嬉しい。
戦略は前作そのまんまです。恐ろしいくらい綿密に構成されたバランスと、”引き”の強さやサイコロのダイスのような確率に支配された運との見事なマッチング。
そして今回から採用された新ルール、スピードバトルがこれまた熱い。
決着がすぐつくから、新しく手に入ったカードの性能を手早く視るためにちょうどいい。また今回は各種カードを使い古すことでレアなカードをもらえたりするので、その経験値稼ぎにはうってつけ。
ストーリーは前作の4分の一くらいに削られていますが、まぁ正直ストーリーなんてあってないようなもん。クリア後からが本番なのです。
さて、ゲームについての大まかなレビューはこんなもんにして。
この度のカードヒーロー、最も注目すべきは、バトル前後にある主人公と対戦相手の会話のやり取りです。
これが妙に良くできている。
相手に対する主人公のあしらいぶりや突っ込みの間、距離の置き方が絶妙で、人付き合いの教科書にしたいくらい上手なのです。ここまで空気読める中学生はいないだろってくらいに。
このテキストを見ているだけでも普通に楽しい。カードゲームというひどくマンネリし勝ちな題材を、見事に相殺するくらいキャラの建て方が際立っています。
お正月暇するあなた、是非一度お手に取ってみてはいかがだろうか。どうせ年末商戦の波浪に呑まれて売れないだろうし、気の毒なので一本でも多く世に出て欲しいのです。
年末最後の記事ですが、ためらいなくカードーヒーローを押し上げたいと思います。
二人でプレイしているおかげでカードは集まりやすく、強いデッキも案外早く組めました。ちなみに僕の一押しカードは「オヤコダケ」です。
これにて今年の自由広場更新を終わりとします。最初から最後まで相変わらずですいません。来年も良かったらお付き合いください。では、良いお年を。