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奥野景介のコーチング・ブログ

SWOT分析

2005-05-19 | コーチング
今日の朝はエンデューランス系でした。
50x4}x5s,1'(-5")
200x1}x5s,3'(-10") SPグループは4セットまでで全てFRです。DPSとKickの持続を課題に臨みました。

最近ビジネス系の本や雑誌をたまにみます。参考になる理論があったので記録にとどめておきます。
それはSWOT分析なるもので、マーケティングなどで現状分析や戦略の策定に利用できます。
Strength(強み)
Weakness(弱み)
Oppotunity(機会)
Threat(脅威)
これらを客観的に分析・評価し、目標の管理やマネジメントに活用します。
チームや個人をどのように導くか、その思考を整理するのに役立てられるかなあ、、、。
どなたかもし詳しい方いたらコメントしてください!

写真は現在保有の携帯電話です。NOKIA製でして、そのまま海外でも使用できるものです。
昨日に引き続きワインレッドの色に惹かれてしまいました。
ちなみに、ストラップはボッテガです。

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9 コメント

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NOKIAだ! (kawamura)
2005-05-21 00:36:59
こんばんは。SWOT分析ですか!

おっしゃる通り何にでも活用できると思います。



まず、強み・弱みは内部環境ですね。

つまりはワセダ水泳部内の問題です。

他校と比べて何が「強く」何が「弱い」のかを問いましょう。



次に、機会・脅威は外部環境ですね。

ワセダから見て、水泳界のどこに「機会」があり、

どこに「脅威」があるのかを問いましょう。



競争する他校と水泳界との関係で分析することです。



基礎は3C分析なのですが、ここでは

3つのCではなく、ワセダ・他校・タレントの

3つで考えると良いと思います。

以下、順番に考えて下さい。

ワセダ-タレント

勧誘したい人または在籍部員は何を求めているか?

他校-ワセダ

競争相手と比べた時の強み、弱みは?

他校-タレント

ターゲットは誰か?マークするのは誰か?即戦力は?人材は?

ワセダ、ライバル、タレントという三角関係の

になりますね。

後は何を評価するかです。

部の歴史、部員数、負けない練習、科学的、精神的、入賞歴などなど

いろんな要素がありますね。



で、SWOT分析に戻りますが、

縦軸に強み・機会と弱み・脅威の比較を

行いますが、その他にたすきがけでもう1段

分析を行うことが出来ます。

クロスSWOT分析といいますね。



縦軸では

強みと機会は好影響を与える要素です。

強みを武器にして機会を最大限に活用するにはどうするか?

弱みと脅威は悪影響を与える要素です。

弱みと脅威が重なる最悪・不測の事態を回避するには

どうするか?



で、問題のたすきがけ

強みと脅威

強みを武器に脅威と対抗するにはどうするか?

弱みと機会

弱みによって機会を失わないためにはどうするか?



ワセダ水泳部の運営課題や運営理念・方針を

修正していくのに役立つと思います。

また課題や理念・方針ができただけではタレントは

つきてきません。

選手達にしっかり理解させ、チームの目標を設定し、

コミットメント、意思決定、意思表示、決意表明させることがいいですね。



理念・方針は抽象的でも構わないと思いますが、

課題や目標はできる限り数値化させて少しストレッチ(背伸び)した

ものにするといいんじゃないでしょうか。

具体的になるほど意欲は湧いてくるはずです。



ただこういったフレームワークは正解を導き出すものではなく、

思考を増進させる、深めるツールです。

まずはやってみて、書き上げて使っていくうちに

何かしら違和感を感じることと思いますので、

その違和感を感じた時こそ、再びSWOT分析をして

何が不安なのか、何がひっかかるのかを見つけて

修正していって下さい。



あと自己開示ということで、ジョハリの窓と

いう手法があります。これもSWOT分析と似た

ような感じですので、是非監督、コーチ、選手、

マネージャ、トレーナに書かせてみて下さい。

これも4つの窓を使います。

自分も相手も知っていること

自分が知らないこと

相手が知らないこと

未知の部分

自分が知ってることを増やしていくと窓が広がって、

チームの組織力が強まるはずです。

自分が知らないことは相手に教えてもらい、

相手が知らないことは自分から教え、

未知の部分を少なくしていきましょう。



拙い文章で申し訳ないですが、こんな感じです。

まだまだツールはたくさんあるのですが、

たくさん使ったから良いものが出来上がるとは

いきません。

どれだけ思考を深くできるかが鍵です。

頑張って下さいね。
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ちなみに (kawamuira)
2005-05-21 00:38:16
私もNOKIA派で、現在使用しております。

カラーは違いますけどね。
返信する
度々すみません (kawamura)
2005-05-21 00:59:54
SWOTで強み・弱みと機会・脅威を洗い出すには

ブレスト(ブレインストーミング)を用いると良いと思います。

これは独りではなく数人で意見を出し合うものです。

1つルールがあります!

出されたい意見に反論、反対、否定をしてはいけません。これだけです。

いくつもの意見が出るので、模造紙か何かに書き上げていくと良いでしょう。

意見を出し尽くしたなと感じたら止めて、整理をしましょう。

数限りなく、漏れ・ダブりなくとはなかなか行きませんので、

強み・弱み、機会・脅威それぞれいくつ出そうと最初に決めて取り組むのもいいかもしれませんね。



明日はというか今日ですかね。早慶戦!!

早慶戦で激しく燃えて!ぶっちゃけて打上げした後に!ブレスとしてSWOT分析してみては?

多分ワセダの経営学部に詳しい方がおられると思いますので、アドバイスをもらうとよいでしょう。



早慶戦楽しみにしておりますが、仕事がありますので応援にいけずに残念です。

OBでも関係者でもないのですが、対抗戦って好きですね。盛り上がりますもん!



P.S.

やりたいこととできることは一致しません。

一致させる必要もないですね。

戦略は攻撃よりも撤退が一番難しいです。

できないのにやりたい攻撃がある。

失敗するリスクを背負って不安になるよりも

できることを選択してやりたいことを却下する

そんな決断も必要でしょう。

チャレンジすることも必要ですけどね。

要はタイミングが全てですよね。
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Unknown (奥野です)
2005-05-21 23:06:41
コメントどうもありがとうございました。大変参考になります!!!

ジョハリの窓も活用できそうです。

取り急ぎお礼まで。



NOKIAの使い勝手はどうですか?

私の場合あまり不自由していませんが、メールを消去するときに1つずつしか選択できないのが面倒です。
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Good Job! (kawamura)
2005-05-22 00:12:21
奥野さん

早慶戦お疲れさまでした。

辰巳だったんですねぇ。



コメントに関しては触りの部分しか書いていないので上手く伝わるかどうか分かりませんが、何かあればフォローしていきますので。

いろんな手法がありますが、まずはSWOTを上手く扱えるようになって下さい。って、かくいう私もまだまだなんですけどね。



本年度早慶戦目標:史上最小失点に抑える

結果:完封!目標達成ですね

成果である「現状を知ることが出来た、インカレへの目処がついた」も喜ばしいことです。

・継続したトレーニングで成果が出た

・インカレのリレーで戦えることが分かった

・RISE_UPの踏ん張り

チームの声援はいかがでしたか?一心になって選手にエールをおくることができましたか?

写真を見ると一致団結している様子を伺えますが、さらに上を目指しても良いかなと思います。他校から他者から見て模範であること!こういった姿勢が出てくるともっともっとチーム力も高まって、練習中の踏ん張りも効くようになってくると思います。



選手の皆さんも積極的なチャレンジ、果敢な気迫!これからも忘れないようにして下さい。

やってできないことはない!本気になれば!^^



始まりの一歩は踏み出すこと、そして難しいのは継続していくこと。

継続していくには「決断、腹に据える」こと。

計画が上手く行ったようでなによりです。

が、失敗することもあると思いますので、そうういう時こそ、学ぶべき事がたくさんあり、課題が多く見つかるでしょう。今後失敗された時にはめげず、悲観せずに学ぶ姿勢を持ちましょうね。云うは易し行うは難しですけどね。

最終ゴールはないと思います。到着地点(目標)はあるのですが、目標→評価の繰り返しですね。

また成功した今回も何が良かったのか!振り返りをしておくことをお勧めします。そして良い慣習を部内の伝統にしていって下さい。



NOKIAは良好です!

メールの消去ですが。^^;

メール一覧→オプション→マーク/マーク解除→全てをマーク。そうするとメールを全部選択できるので、そうしておいてからオプション→削除で一括消去です。トライして下さい。



ではでは お疲れさまでした!
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次へのステップ (奥野です)
2005-05-23 09:49:00
早慶戦終わりました。が、引き続きベースアップを継続です。これは当初の計画通り進めていきます。早慶戦で得たもの、それは「やれるんだ」という自信じゃないかと感じました。

 さらに早稲田が強いチームであり続けるために、分析し、向上する方策を講じたいと思う次第です。kawamuraさんのおっしゃるように、理論だけでなく、意思表示、理解、実行だと思います。そして、最終的にはチームが決意し、「腹を決めて」本気で取り組むことにつなげたいと思います。SWOTはまだまだこれからですが、ブログの内容もSWOT分析の中からの内容も含まれると思いますので、どんどんコメントしていただければ幸いです。
返信する
PDCA (kawamura)
2005-05-23 20:10:05
早慶戦、相手側の反省点多くあったようですが、良い点を見つめ直してもいますね。すごくネガティブに見えていますが、すごく前向きで決意、意思表示です。うーん敵マネもやりますねぇ。敢えて「敵」と書かせていただきました。

己を知り、敵を知る。スポーツでも情報戦がありますね。



Plan 計画して

Do 実行して

Check 見直し、修正して

Action 行動する、繰り返し



スポーツ界にも「PDCA」ですね。

よくビジネスとスポーツは似ていると言います。

ビジネスパーソンがスポーツ界でコーチングしたり、

スポーツ選手がビジネス界でコーチングしたり。

理論を知っておくことは大事ですけどね。知るだけでは知識だけになって、使い方が分からないと何もなりません。

使えるようになるということは「知識を知恵に変える」という変換作業になります。奥野さんの経験則も非常に重要になってくるということです。



ビジネスでいわれている革新のための目標として

・オートメイト(自動化、効率化、継続化)

・インフォメイト(増力、増強、補強)

・コラボレイト(共同、協働、協同)

・クリエイト(創造、想像)

の4つがあります。これは一体化を目指すことなのです。

要するにチームの力を発揮するためのアプローチです。

伝統、練習、勧誘、仲間意識、ライバル意識、チーム作りなどなど競うことの基本でしょうかね。



さて、僕は今日から夜の男に変身します。2週間ほど。その後は普段通りに戻るんですけど、普段でも不規則なので。



最初、コメントしようかどうか迷ってました。

けれども、奥野さんの熱意が伝わったんですよね。

どこまで熱くなれるのか!どこまでできるかじゃなくて、どこまでやるか!

奥野さんには、たくさんの人に感動や勇気を与え、さらに尊敬されるコーチになってもらいたい。

奥野さんは「えらくなる人」だと思っています。

選手の皆さん!インカレに向けてファイトです!

奥野さんは「信じてついてこい!」ですよ。結婚じゃないですけど。^^
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Unknown (どうもです)
2005-05-26 15:00:27
 熱いコメントどうもありがとうございます。

また、過分な評価光栄です。しかしながら、自分自身がえらくなることに興味がないというか関心がないというか、そんな感じです。早稲田を強くすること、早稲田が強くあり続けること、早稲田がスポーツや社会に好影響を与え続けること(普及や発展を含めて)を考えております!

 また、私自身が選手の時に感じていたことは、「誰かについていく」というよりも、「オレがやってやる!」という感覚でした。そんな経緯もあり、「信じてついてこい!」というようなスタンスはあまり持ちたくないなあというのが本音です。

 誰しも私の感覚と同じだとは限りませんが、これは固有のものではなく、早稲田の強みである「伝統」に裏打ちされた「気持ち」の部分だと思っています。ですので、これは大事にしたいんですよね。
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I'm sure. (kawamura)
2005-05-26 23:29:27
「おれがやってやる!」

なるほど、早稲田の伝統に裏打ちされた気持ち

理解できますし、大切なことですね。



僕も仕事で、皆が敬遠することは「おれがやってやる!」って思う時があります。少し違う気持ちなんですけどね。うん。



「えらくなれる人」というのは自ら進んでえらくなるのではなく、感動や勇気を与えて、人に尊敬されて自然となるという意味合いです。

なので「おれがやってやる!」という気持ちそのものでもあります。僕のコメントが少し稚拙でありました。



これからも「早稲田の伝統」大事にしていって下さい。伝授され、継承されていくことを期待しています。



さて、僕の方は今日の勝負!問題解決できそうな感じです。問題が解決できれば加入者の皆様に安定したサービスを提供できる。これは会社が目標とする課題でもあります。なんとか今後のサービス提供に繋げたいと意気込んでいます。



僕も、感動と勇気を与え、尊敬される人になれるよう日々精進、努力を怠らないように。
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