水と緑の街の勝手書き

多摩川の河川敷をうろついてその時の季節を感じたことや登戸の町の動きを勝手に書きます。

保険金で考える

2017-12-10 18:45:45 | 日記
先日、電話がかかってきて “あと1年で保険が満期になりますよ!”と言われました。
その営業の人は、その保険金を使って資産運用をしましょうと言いたかったようですが
私はそんなことを微塵も考えていませんでした。

還暦も過ぎた今、
自分が元気で生きていることはありがたいことです。
そして、もしもの時のためにかけていた保険が何もなく満期を迎えるならば保険会社も自分も大変おめでたいことです。
その保険金でまた保険を掛ける、あるいは何かで運用する。
そんなことは、保証してくれるならまだしもリスクは手前持ちですよ。
なんて言うことなら、この際自分のために使おう、元気なうちに遊んでみようと考えます。

即座にその電話をかけてくれた人には、せっかく満期まで生きている運ですから自分で楽しむために、もう先が見えている気がしますから今楽しむために、遊べるうちに遊んで使おうと思いますから話には乗れません。葬式代だけ残したらあとは使います。
と言ったら笑いながらこの人はきっと何を言っても駄目だ。と思ってくれたようでおとなしく電話を切ってくれました。

さて、今度は自分の考える番です。
遊んで使うと言いましたが、具体的に今考えられることは果たして何をできるでしょう。

トラベルハウスを買って日本を旅をしながらうろつきまわりたい。
(トラベルハウスというのは軽トラックの荷台に部屋を乗っけて泊まれるだけのキャンピングカーのようなものです。)
客船に乗って船の旅をしてみたい。
(長く船に乗っていられるほど、保険金が出るわけではない。)
なんとなく、実現しそうでも一人では難しい。
(一人では、面倒くさくなって出かけるのをやめちゃいそうだ)

あの人がいてくれるなら
一緒に年に2~3回温泉旅行に行けるんだが、5年くらい行ったらかなりあちこち行けるだろう。
なんて 妄想を
これが実現するのが一番いい。

まわりに、迷惑をかけなければ自分の人生をどう使っていくかは好きなようにできる年齢だと思う。
そのためにも子供に迷惑をかけないように自立して自分の始末をできるように普段から考えておかなくては・・・

そんなことを考えながら
やっぱり自分の人生と言っても、終わりの時期が分からないのはいつまでの分を考えるのがいいのかわからないのが不安だな。
と 堂々巡りをする自分でした。

自分の中では、これくらいの年で死んでいきたいと考える年齢はありますがその通りにできる術はありません。
それより短ければまだいいでしょうが、長かったら計画は狂ってきます。
かといって自分で縮めたらそれこそ残された子供に迷惑をかけることになりますね。それはできませんね。
やっぱり悩みは結論出ずに続きます。




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