国際医療について考える

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2009年パンデミック時の新型インフルエンザワクチンの需給について

2020-09-13 | influenza








GSKとの2368万本の解約での費用は発生せず(日本経済新聞
ノバルティスとの2500万本の契約のうち、33.5%に当たる約838万回、107.8億円分を解約。違約金92.2億円を支払うが、15.6億円の経費を節減。(CB news)

2009年に起こった新型インフルエンザH1N1の対応において、
最終的に国が購入したワクチンは合計1億2100万回接種分
国産ワクチン:合計約5400万回接種分を約260億円(481円/接種)
輸入ワクチン:合計約6700万回接種分を約853億円(1137円/接種)

2011年3月31日時点で
接種された(医療機関に納入されて返品されていない)ワクチンは国産ワクチン2061万回+輸入ワクチン1万回=2062万回

有効期限が切れて廃棄した量は、4800万回接種分(国産3100万回接種分、輸入1700万回接種分)
在庫5000万回接種分



ワクチンの保管費用:全体で年2億5千万円(産経新聞引用ブログ
2011年度予算概算要求で廃棄及び保管費用が4.7億円、前年度予算が2.6億円なので、保管費用2.6億円、廃棄費用2.1億円と推計される。


参考:


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