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初産婦の予防接種に関する計画と情報源

2015-11-08 | Vaccine トピックス

第一子を妊娠した女性の約25%が、推奨される小児ワクチン接種スケジュールに従うことを計画しておらず、予防接種について慣れていない初産婦に対して、医療従事者が出産後の予予防接種の情報や説明をより積極的に提供する役割が重要であることを示した論文。

Am J Prev Med. 2015 Aug 18. Childhood Immunizations: First-Time Expectant Mothers' Knowledge, Beliefs, Intentions, and Behaviors.

CDCとジョージア大学の研究者が200人の妊娠中期の妊婦を調査(推奨されるすべての小児予防接種を拒否する予定の妊婦を除外)。

200人の女性のうち、10.5%が一定の間隔をあけて異なるクリニックに受診する予定、10.5%が子供のための予防接種については未計画、4%が推奨される予防接種の一部のみを接種させる予定であった。

調査対象の女性の大半は有効性(81.4%)と小児ワクチンの安全性(73.5%)に確信を持っていた。
予防接種計画に従う予定の女性は、予防接種を遅らせる予定の女性(OR 3.38, P<0.001)や予防接種の計画を立てていない女性(OR 2.62, P<0.001)の約3倍予防接種の安全性を信じていた。

妊婦の約30%が推奨されるワクチン接種スケジュールに精通し、42%が小児ワクチンに関する自分自身の知識レベルに不満を持っていた。36.5%のみが、医師または助産師からワクチンについての情報を受けていた。

予防接種に関する情報を探した112人の女性のうち、36%がインターネット検索エンジンを使用し、27%が家族に相談し、22.5%が医療提供者に質問をした。
計画を立てていない女性の中で、ワクチン接種に関する情報の最も一般的なソースは、インターネット検索エンジン(28.6%)、家族(23.8%)、オンライン健康関連のサイト(19%)、子育てブログ(19%)だった。

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