Malaria World Report 2011
106カ国のマラリア流行国から2010年のデータを収集。
マラリア対策基金は増加を続け2011年には20億ドル。
サハラ砂漠以南に2000年に3%だったITN普及率は2011年には50%まで上昇した。
2010年の症例報告数は2億1600万人で症例の約81%がアフリカ。マラリアによる死亡報告は65万5千人で死亡の91%がアフリカ、86%が5歳以下 . . . 本文を読む
日本でマラリア治療に対して適応があり、世界標準的に治療薬として用いられる薬剤。
原虫消失時間:
国内データ(n=48):66.3時間
http://www.med.miyazaki-u.ac.jp/parasitology/orphan/docDL/HS-04posA3.pdf
海外(タイ)データ(n=20):73.4 +/- 25.2時間
Bull World Health Organ (1 . . . 本文を読む
年間、8000-9000万人の旅行者がマラリア流行地域に渡航する
マラリアに罹患するリスクはマラリアの種類、罹患率、滞在期間、旅行のスタイル、予防方法、旅行者の特性による。
旅行者がマラリアについてまず知らなければならないことは
・疾患の情報、感染経路、潜伏期間、症状
・防蚊対策
・高度流行地域に行く場合の予防内服
・状況に応じた迅速な診断及び自己治療についてのアドバイス
マラリア感染のリスク . . . 本文を読む
マラリア確率
マラリア流行地での14研究に関するメタ解析
症状で診断することには限界がある。
脾腫の尤度比(LR: likelihood ration)は3.3 [95%CI 2.0-4.7]
肝腫大の尤度比は2.4 [95%CI 1.6-3.6]
輸入マラリアに関する7つの研究
発熱による陽性尤度比は5.1 [95%CI 4.9-5.3]
脾腫による陽性尤度比は6.5 [95%CI 3.9- . . . 本文を読む
マラリア根絶のために3つの戦略が世界で受け入れられている。一つめは高度流行地域における積極的な介入、二つめは残った流行地域から内部への根絶、三つめは新たな介入方法や技術を発達させるための研究。
過去150年間に世界で約半数の国がマラリアを根絶。
現在のマラリア流行国は99カ国で67カ国はコントロールを行っている状態であり、32か国は根絶に向けての政策を実施している。
32か国は全ての地域、大きさ、 . . . 本文を読む
G6PD欠損症は伴性遺伝の疾患で、赤血球の酵素異常として一般的 日本人には稀であり男性で0.1%程度(39/40,547例)の頻度と報告されているが、世界には2~4億人の患者がいるとされる 伴性遺伝なので問題となるのは特に男性だが、マラリア治療において酸化剤として働くプリマキン治療前に考慮すべき(G6PD欠損症患者ではプリマキン使用で溶血による貧血、ヘモグロビン尿をきたす) 日本においては、臨床医 . . . 本文を読む
ハマダラ蚊によって媒介される原虫疾患 通常はヒト-ヒトによる感染は起こらないが、極稀に院内感染したとされる報告もある。Koeran J Parasitol 2009. A locally acquired falciparum malaria via nosocomial transmission in Korea.EID 2005. Nosocomial malaria and saline f . . . 本文を読む
Blood SmearがGold Standard マラリア陰性と判断するには1000倍で200-500視野の観察、もしくはthick smearで20分間の検査が推奨 検査が陰性であれば1日1回、3回以上の検査を繰り返す 血液塗抹検査形態学的特徴 感染赤血球の大きさ 変化なし→熱帯熱マラリア(捻じれていたり、辺縁が不整で変色している)、四日熱マラリア(形の変化や色の変化がなし) 大き . . . 本文を読む
マラリアは2010年の現在も重要な熱帯感染症の1つ - 世界人口の約半数がマラリア罹患のリスク - 毎年2億5千万人がマラリアに罹患 - 毎年86万人がマラリアにより死亡 - 死亡症例の約85%アフリカに住む小児 [Malaria World Report 2009] Malaria World Report 2010によると 2009年にはマラリア症例数は2億2500万人、死亡数は78 . . . 本文を読む
長期(6ヶ月以上)渡航者のマラリア予防
長期渡航者のマラリアリスク
- タンザニアの語学学校で予防内服をしない渡航者はしない渡航者と比較して4倍のリスク (Blanke, 2003)
- マダガスカルにおいて、平和協力活動に参加したボランティア参加者の15.9%がマラリア罹患(100人当たり1年間で8人罹患) (Leutscher, 2003)
- ザンビアに支社がある海外滞在者、82%がマラリ . . . 本文を読む
黒水熱について
1884年にフランス人医師によって最初の報告[1]
背景にマラリア流行地域での長期滞在、高原虫血症、G6PD欠損症[2]
熱帯熱マラリアに長期暴露を受けていることが多いが、現地人ではなく、非流行地域からの長期滞在者、VFRに多い[1]
三日熱マラリア、場合によってはその他のマラリアでも発症と関与[1]
. . . 本文を読む
Malaria Prevention in Short-Term Travelers.
David O. Freedman, et al.
New England Journal of Medicine. 2008 Aug;359(6):603-12
HPA 2007 Guidelines for Malaria Prevention in Travellers from the Unite . . . 本文を読む