アンティークのある暮らし  DORIS

ハウステンボス在住のネットショップ「DORIS」店長のブログです。http://mttaki.shop-pro.jp/

2019年12月イギリス&パリ旅行記~ブリティッシュレイルパスを使ってみましたが・・・

2020年01月09日 | 買い付け旅行記
12月26日、ほぼ予定時刻通りにヒースロー空港に到着し、以前は酷い時には1時間もかかった入国審査も今年から自動ゲート化されたので全く待つこともなく荷物を引き取り空港を出ました。

地下鉄入り口の前を通り「いつもはここを利用するけれど今日はいいのよね・・」と言いながら、ヒースローエキスプレスの改札口に進むと係官の方が「今日は動いていません」とのこと。

「ええーっ、そんな・・・」と絶句し「だったら、もっと前から知らせてほしかったです。知っていたら最初から地下鉄を利用したのに・・」と私が言うと、「空港内に案内をすべきではないですか?」と連れ合い。

係りの方は「空港は会社がが違うのでヒースローエキスプレスの案内は出せないのです」とのこと。

仕方ないので、また来た通路を戻り地下鉄へ・・・

当然、地下鉄は観光客で大混雑・・・

ピカデリーラインでアールズコートで別のラインに乗り換え目的地のパディントン駅へ向かうことにしました。

アールズコート駅で降り、エレベーターがないので大きなスーツケースを3つ持ち階段を上がると私たちが利用するラインが運行休止とのこと。

「じゃあ、仕方ないから、パディントンまでタクシーで行こう・・・」とアールズコート駅を出て(これまた、エレベーターがないので階段を利用=でも、重たいスーツケース2つは連れ合いが持ってくれたので大丈夫だったが)。

ところが、タクシーが走っていません。

来るのはバスばかり・・・

雨は降ってくるし、泣きたくなったけれど旅行のスケジュールを組んだのは私なので愚痴は言えない。

やっと、タクシーを見つけ、今夜の宿泊ホテルの「ヒルトン」へ・・・

タクシーが最初に予約した「ホリディイン・ハイストリート」の前を通った際に「キャンセルしないで最初からここに泊まれば良かった・・・」と心の中で思いながら・・・

なぜ、パディントンにあるヒルトンホテルに変更したかと言うと、ヒースロー空港からは地下鉄ではなくヒースローエキスプレスを利用したかったから。

なぜなら、地下鉄だと最初は空いていても徐々に込み始め盗難の危険性はあるし、やたら時間がかかるから私は苦手なのです(キングスクロスまでは約1時間)。

ヒースローエキスプレスだと15分でパディントン駅に着くので、駅と繋がっている「ヒルトンホテル」にしたのでした。

それに、今回は3日間乗り放題の「ブリティッシュレイルパス」を購入して置いたので、ヒースローエキスプレスも利用できるのでお得だと考えたのです。

27日はドンカスター、28日はチェルトナムに行くので3日間で123ポンド(約18000円)でも、片道でもドンカスターでスト高い時には15000円もする料金を考えるとお得だと思ったので・・・)。

「ヒースローエキスプレスが利用できないのなら、わざわざパディントン駅にある「ヒルトンホテル」に泊まる必要はなかったのに悔しい!」と、このことも連れ合いには言えないので心の中で叫びました。

なので、予定ではもっと早くホテルに着いてピカデリーサーカス周辺にある「デパート」や「ショップ」を覗いてみるつもりでしたが、私たちが行った時にはすでに目的のデパートは閉まっており、



遅くまで開いていたLIBERTYだけにしか行けなかったのです。

翌日、パディントン駅から地下鉄でキングスクロス駅に行き窓口でブリティッシュレイルパスを提示し、スタンプを押してもらい「7時20分発のドンカスター行きに乗りたいのですが席の予約はした方がいいですか?」と尋ねると「指定席はないので必要ありません」とのこと。

朝食用の食べ物とカフェラテを購入し、列車内へ・・・

無事にドンカスターに到着し、タクシーでアンティークフェアへ・・・

帰りの時間を決めて、駅に隣接されたショッピングモールのレストランで遅めのランチをいただき


、改札口に向かうと列車の時間が遅れているとのことで、ホームには沢山の人が溢れていたのでびっくり!

丁度到着していた列車に乗り込むと、まるで日本の「通勤の満員電車」のような込み合いです。

立ったまで1時間以上過ぎたころ、2席空いたようなので急いで私が確保に向かいました(こんな時は機敏な私=だってフェアで歩き回って足が痛かったのですもの)。

ロンドンに到着した時にはくたくたの私たちでした。

それから、ホテルに預けておいたスーツケースを受け取り、タクシーでキングスクロス駅近くのホテルに移動。

ところが私がホテルを勘違いして別のホテルの近くで降りることに、あっちへいったりこっちへいったりと連れ合いを振り回してしまいました。

同じ系列のホテルが並んでいたので間違えてしまったのです。

良く知っている場所なのに、暗くてよく見えずに(眼鏡をかけていなかったために)とんでもない失敗をしてしまった私・・・

連れ合いがおかんむりになったのは当然ですが・・・

翌日はチェルトナム行きなので、パディントン駅からの出発なので本来ならホテルを移動する予定はなかったのですが、日程をずらしたためにこんなことに・・・

なんと、27日はチェルトナム行きの列車は12時過ぎからしか運行していないということを最近になって知ったので、28日にしたのでした。

パディントン駅とキングスクロス駅を往復するという無駄な体力と時間(お金)を費やしてしまった私。

これも私のミスです。

しかも、翌日のチェルトナムからロンドンに向かう列車も約2時間も遅れたのでした。

2時間遅れてやってきた列車は帰りはなんと「特急」に早変わり、こういう駅を停まらずに通過していきます。



「途中で乗り降りする乗客の人たちはどうするのかしら?」と心配になった私です。

でも、そのおかげで(特急列車に変わった?)私たちは、7時からのロイヤルオペラハウスでのバレエを見ることが出来ました。

チケットも「こんなこともあろうかと・・」バッグに入れおいたので、ホテルに戻らずに直行することができたのが良かったです(しかし、普段着のままでワンピースに着替えることはできませんでしたが)。

それと、計画では早めにロンドンに着いてホテルの戻り着替えて、オペラハウスにも近い「フォートム&メイソン」などのお店に行き買い物をするということも出来ませんでした。

フランスではいまだにストライキが続いており、鉄道や地下鉄が混乱状況にあることは知っていましたが、まさイギリスでもこんなに交通機関が乱れるとは考えていなかったのが私のミスでした。

だって、日本なら年末年始やお盆の時期に空港間のライナーの運転中止するなんて考えられません。

沢山の人が移動する時期にお休みするなんて・・・利用者のことを考えないのでしょうか・・・

これが文化の違いでしょうか・・・

とにかく、パリでもイギリスでも交通機関の乱れが影響して「予定通りにいかなかった」今回の旅行でした。

コメント
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