ニューヨーク滞在2日目、私が行きたかった「韓国レストラン」を目指して32丁目をウロウロ。
20年前に連れ合いと時々通った「ソルロンタン」のお店で、当時はまだ開店間もなくて若い
オーナーがフレンドリーなサービスをしていました。
「でも、20年も経ったからもうないかもね」と思っていたら、ありました!しかも、混雑していて
少し待たされました。マッコリを頼んだら、韓国みたいにやかんででてきたのが嬉しい!
この店は手作りのキムチがとてもおいしくて、昔オーナーに「売ってください」とお願いしたことを
覚えています。でも、今回、昔ほどあまりおいしいと感じなくなったのは私の舌が「カナモト食品」さん
のキムチで慣れてしまったせいでしょうか・・・・
昔はご飯は別々になっていたのですが、今回は一緒に入っていたのでとても食べ切れずに残すこと
に。そしたら、Sちゃんは、「お持ち帰りをお願いします」と言うので、「えっ、こんなもんでも持ち帰れるの?
だったら無理して食べなかったのに、早く言ってよ」と私。
私は一人でレストランに入るのが苦手なので、一人旅の時は持ち帰りにしてもらってホテルで
食べることが多いのです。この日はSちゃんが夕方までアルバイトがあるとかで夕食を一緒にできない
ので、近所のピザやさんでお持ち帰りをし、飲み物はビール。
1スライスが4ドル50セント(20年前は2ドルでした)。これでも私には多すぎてたいらげるのが大変。
ニューヨークのピザを見ると20年前に、連れ合いと私がホームレスの男性にこのピザをあげたことを
思い出します。今回はあまりホームレスの人の姿を見かけなかったのですが、当時は冬のマイナス10
度の寒空の下でも、ホームレスの人たちをたくさん見かけました。
優しい連れ合いはいつもポケットに1ドル札を数枚入れてホームレスの人にあげていました。このような
行為には賛否両論あるでしょうが、連れ合いの口癖は「明日は我が身」でした。今は恵まれた生活をして
いるが、いつ自分があのような立場になるかもしれないとのことです。
話題は変わりますが、その日ピザで夕食を済ませた後、Sちゃんがホテルに来てくれて、隣の「ワイン
バー」へ(それが一番上の写真です)。二人で白ワインを一本空けて「次、行こうか!」と盛り上がり・・・
それから、イーストビレッジの日本人が経営している「バー」に行き、Sちゃんはウィスキー、私は懐かしい
ピニャコラータを頼んで、となりのアメリカ人の若い男性とたくさん話をして、ホテルに着いたのが朝の2時。
なかなかタクシーがつかまらなかったのでうろうろしたせいもありますが、こんな真夜中まで遊んだのは
何年(いえ、何十年?)ぶりでしょうか。ホテルに着いてお風呂に入り、寝たのは3時でした。
でも、独身時代に戻ったみたいでとっても楽しかった!日本では絶対にできない行動です。