心が暖かくなる話

街で見た聞いた、「心が暖かくなる話」。
さあ、肩の力を抜いてみませんか?
            by 千葉正孝

第438章「踊る人」の話

2011-03-26 | かなしい
大災害から2週間

被災地から遠く離れた我が住まい
地震の翌日のホームセンター

トイレットペーパー
ティッシュ
ガスボンベ
飲料水
米・・・

山のようにカートに積み込む人・人・人

我が仕事場にも
普段の何倍もの注文が

心配はわかるが
災害対策は事前にしておくもの
被災地では対策すら飲み込まれ
何もなくなった

被災地から遠く離れても、まだ踊る人!

〔おまけ〕
必要なときに必要なだけ必要な物を買えば、需給バランスがとれます。
今回もまた、消費者は買いだめに走り、メーカー・物流は原材料の入荷不足や軽油不足・計画停電で安定した生産活動・配送活動ができなくなり需給バランスが崩れました。
今の日替わり停電では、従業員の始業時間、生産開始時間が決められず停電予定が中止になっても商品は生産できません。
技術的に可能なら、メーカーの定時停電ができれば、商品数は絞り込んでも安定的に商品供給ができるはずです。
今、みんなの英知が試されています。

第437章「一筋の光」の話

2011-03-20 | うれしい
たった今
電話が鳴った
「もしもし、秋吉です。」

大津波で壊滅と伝えられた町からの電話
いつも同級会の連絡をくれる友人

『無事か?』
ほんの10秒の差で逃げることができた
勤め先は流され、行方不明者も
同級生も何人かはだめだろう
いまだに電気は通じず何も情報がとれず
昨日、私が12日に投函した葉書がやっと着いたという

今日は道路も通れるようになった
娘さんのところに行き
今やっと電話ができた
チリ地震津波を経験したが
波の高さはその3倍はあった

生々しい話を聞くにつけ
鼓動が高まる

他のみんなも無事だよね!

〔おまけ〕
大地震・大津波の翌日、気にはなっても連絡の取りようがなかったので12日に彼あてに葉書を出しました。
それが1週間かかって19日に着いたそうです。
彼の無事が確認できてうれしかったのと同時に、色んな困難の中、葉書を届けてくれた郵便局にも感謝の気持ちで一杯です。
これが一筋の光でなく、さらに光の帯になりますように。

 
 <ハイビスカス>

第436章「みんな無事か」の話

2011-03-13 | くやしい
金曜日
大地震、大津波
帰宅難民にならず徒歩で帰宅
荒川を渡る橋の長いこと

気になるの田舎の様子
惨状が伝えられるにつれ
不安が頭を過ぎる

田舎の知り合いに電話をかけまくる
全くつながらず

日曜日
間接的に聞いた母の無事

もう一つ気になること
中学のとき
転校して2年半過ごした
海辺の町
壊滅的被害という

みんな、無事か!

〔おまけ〕
私は、父の転勤や、自分の進学の都合で、小中高と別の町で過ごしました。中学の途中から転校して卒業まで過ごした町の壊滅的な惨状を見るにつけ、悲しい気持ちになるのと町に住んでいる同級生たちの安否が気になります。一昨年あった同級会では欠席した私に宴会場から電話をくれたっけ。みんな無事だよね。
電話をもらってうれしかった話は「第408章『繋がる記憶』(2009.10.14)」を読んでください。