心が暖かくなる話

街で見た聞いた、「心が暖かくなる話」。
さあ、肩の力を抜いてみませんか?
            by 千葉正孝

第483章「空席」の話

2012-10-05 | むかつく

帰り道

雨の中

駅からのバス

 

駆け込んで

一番後ろの席

 

どんどん乗り込み

間もなく満員

 

高い席から見えた異様な光景

 

後姿は一見OL風

通路側に座り窓側に荷物

立っている人はチラチラ眺め

本人は一心不乱に携帯をいじる

周りの視線を一身に浴び

バスは発車

 

往くことしばし

足早に下車する彼女

 

その席には誰も座らず

 

立ったままの無言の非難!


第443章「公徳心」の話

2011-07-06 | むかつく
深夜
寝苦しい
遠くで花火の音
歓声


ウォーキング
「お早うございます!」
いつの頃からか
公園のゴミを拾うおじさんに挨拶

今日のおじさん
ゴミ袋いっぱいの打ち上げ花火の燃えカス

どこかへ行った公徳心、今も残る公徳心!

〔おまけ〕
夏になると、近所の公園では花火をしたり、若者が夜通したむろしたり、時にはパトカーがやって来たり、にぎやか?です。その一方で、晴れた日の朝は、火バサミとゴミ袋を持ったおじさんに出会います。どこにお住まいかは知りませんが自転車でやってきます。いつの頃からか挨拶するようになりました。

 
  〈ヒルガオ〉

第338章「おきて破り」の話

2008-04-05 | むかつく
4月、新社会人
おきて破りの張本人

電車
降りる人に通路を譲らない
足を投げ出して座る
大声で会話
新聞の広げ読み


所かまわずたむろし
横一列歩行

そのうち慣れるかな!

〔おまけ〕
通勤する人たちには暗黙のマナーがあります。駅での整列の仕方、電車への乗り方、座り方、席の譲りかた、降りかた、車内での新聞の読み方、路上歩行のマナー。朝の忙しい時です、早くマナーを身に着けるといいですね。

第271章「傍若無人」の話

2007-08-04 | むかつく
帰り道
池袋駅

混雑するホーム
良く見るとすいている一角が
そこに並ぼうとして近づく

エーッ!

長い茶髪で浅黒い若い女性が3人
横一列になってペチャクチャ
その前にはそれぞれの子供を乗せたベビーカー

傍若無人な態度に
回りの通勤客は唖然!

電車が入って来る
3人はその場に立ったまま
降りる客は迷惑そうに左右へ
発車の合図が鳴ってもまだ降りきれず
乗客は仕方なしに他の乗り口へ

3人はベビーカーもたたまずにゆうゆうと車内へ
また、そこだけが別世界

親の顔が見たい!

〔おまけ〕
私は、これを見ていて乗り損なってしまいました。

第270章「監視」の話

2007-07-29 | むかつく
投票日

投票所の入口にたむろする人
そう、どこかの政党の人たち

『○○さんが来たから1票。』と勝手に票読みをしているらしい

投票に行かないと必ず電話
「○○党でございます。もう投票はお済みでしょうか?」

複数の政党から電話があるので、我が家にはたくさん票があるのかな!

〔おまけ〕
投票当日、14時頃「○○党です、もう投票はお済でしょうか?」の電話と、19時頃家の外にいると「今日はありがとうございました。」の挨拶を受けました。『アナタタチノシジスルヒトジャナイヒトニイレタノニ!』

第96章「無言の留守電」の話

2006-05-10 | むかつく
電話が鳴っても誰も出ない
留守電に切り替わり
案内の声が流れ
ピーッ、ガシャン

無言の留守電

金融商品、投資マンション、リフォーム、システムキッチン、墓地、・・・
テレフォンセールス大流行
受け手の都合を考えぬ
電話は言葉の暴力

ピーッ
「もしもし、○○です、・・・」
アッ、○○さんだ
「もしもし、お待たせしました。
 近頃、勧誘の電話が多くって、
 すぐに出ないでごめんなさい。」
相手の声を聞いてから受話器を取る
我が家のルール

無言の留守電、どんどんたまる!

〔おまけ〕
仕事として電話をかけて来る方には悪いのですが、時と場合を考えぬ飛び込み電話には閉口します。現在、我が家の固定電話は、ほとんどファクシミリ専用になっています。それと「信用」の為かな。