心が暖かくなる話

街で見た聞いた、「心が暖かくなる話」。
さあ、肩の力を抜いてみませんか?
            by 千葉正孝

第369章「父の背中」の話

2008-08-25 | かなしい
8月17日
父が亡くなった
2月から入退院を繰り返し
とうとう、力尽きた

父は一度も死を考えず
強い精神力で、退院後のことばかり考えて

父の背中を見て育った私
口では言わず、仕事で、態度で教えてくれた
何が父と同じぐらいできるかな?
何では父に勝てたかな?
いや、やっぱり、かなわないや

ありがとうを言う間もなく
逝った父

本当に、ありがとう!

第368章「夏は背広」の話

2008-08-14 | おもしろい
仕事ででかけた神奈川
目的地に9時に入るため
連日5時起き

新宿から乗った小田急線
ホームには江ノ島や箱根に行く人でいっぱい
背広にビジネスバッグは場違いな感じ

しかし、うわさ通りの小田急車内の涼しさ
いや寒さ

持ってきて良かった、夏は背広!

〔おまけ〕
もっとも、海老名で降りて目的地に向かうころには背広は邪魔になりましたが・・・。

第367章「触発」の話

2008-08-04 | きいて
大昔、多感なとき
現代ロシア文学に魅せられて
ソルジェニーツィンのイワンデニーソビッチの一日を読む

同じ思いの仲間となぜか同人誌
誌名は「パラーシャ」
ロシア語で「糞つぼ」「肥溜め」
語感の良さと言葉の意味の違いに大満足

でも、その思いは続かず
創刊号は廃刊号

ガリ版刷りの思いでは、まだ家のどこかにあるはず

アレクサンドル・ソルジェニーツィン逝く!

〔おまけ〕
結婚したばかりのとき、「パラーシャ」を妻に見せたことがあります。自分の青春はこれだったと。
今、思い返すと、家族と故郷を思う青年の心が書きたかったのかな?