心が暖かくなる話

街で見た聞いた、「心が暖かくなる話」。
さあ、肩の力を抜いてみませんか?
            by 千葉正孝

第262章「会話」の話

2007-06-30 | びっくり
朝、バス
若い女性が乗って来て、斜め前に着席
次のバス停から乗って来た女性
腰のところで手をヒラヒラさせ
並んで座る
たぶん、二人は同じ中学校を卒業した大学生

「久しぶり、元気?」
『まあまあ!』
「学校どーよ?」
『うーん、まあまあ!』
「最近、どこか行った?」
『どこも、あたし休みの日は引きこもりだからさ。』
「あたしも。この前サークルが一緒の子と映画に行こうとしたらあ、その子に用事が出来てだめになって。」
『ふーん!』
「夏休み、どこか行かない?親の実家が北海道だからそこに行くとか?」
『あたし、大阪に行きたい!でも休みは引きこもりだからどうかな。』
・・・
駅に着くまで、しゃべり通し

でも、かみ合わない会話!

〔おまけ〕
一人は、必ず誰かと行動し、相棒の都合が悪くなると中止するタイプ。もう一人は、人に頼らず一人で行動するタイプ。相反する二人が腹を探り合いながらする会話。でも二人は小さい頃からのともだち。あっと言う間にバスは駅に。

第261章「親切」の話

2007-06-24 | うれしい
妻が熊本に行ったときの話

熊本空港からリムジンバス
終点の熊本駅で降りるつもりが
途中の交通センターで大半が下車
行く先のメモを運転手さんに見せて聞くと
「住所からすると、ここ(交通センター)で別のバスに乗り換えた方が便利ですよ。
 でも、詳しく知らないので乗り換えたバスでまた聞いてください。」とのこと

乗り換えたバス
運転手さんに聞くと降りるバス停を教えてくれた
「迷ってもお店で聞くとわかりますよ。」とのこと

降りる間際
そばに座っていた女性が
「ここを入るんですよ。」と指差してくれた
バスを見送ると、先ほどの女性は曲り角を指差し、ガラス越しに『あそこですよ。』

目印を確認しながら
しばらく歩く・・・

突然「大丈夫ですか?」
振り向くと、バスの中で道を教えてくれた女性、自転車に乗っている
妻が不思議そうな顔をすると
「こっちの方に用事があったんですよ。
 もうすぐですから大丈夫ですね。」
というと、もと来た方へ

妻はたくさんの親切とともに、無事目的地へ!

〔おまけ〕
妻は、熊本に行って以来、熊本はいい人ばかりだといっています。ほんの数時間、ほんの何人かと会話をしただけでこんな思いになるなんて、第一印象って本当に大事なんですね。


第260章「再登場」の話

2007-06-23 | ささやき
バーガーキング2号店
6月22日(金)10時
サンシャインシティーに開店

朝8時、開店準備をするそばに、50人ほどの行列

1996年、西武鉄道とJTがFC展開するも2001年に撤退

今度はロッテリアがFC展開

6年の間に、どこに勝算を見出した

通路の正面に対峙するマクドナルドは、いつもの朝!

第259章「遠隔操作」の話

2007-06-17 | おもしろい
妻が急用で熊本へ

久しぶりの飛行機
初めての熊本
それも日帰り

出発から帰宅まで
スケジュール表を作ってあげたのに
朝、5時に起こしてあげたのに
羽田には余裕で着いたのに
それなのに乗り遅れて、次の便

『遅れた』「何で」『・・・』「用が足せないなら帰りを1便遅らせて」『わかった、今すぐ変更する』 ・・・ 『これから搭乗する』 ・・・ 『熊本空港着いた、満員でリムジンバス1本遅れる』

 (この間4時間)

「帰りは乗り遅れるな」『ホイ』 ・・・ 「リムジンバスに乗ったか」『車中』 ・・・ 『熊本空港着いた、おみやげいる?』「おみやげに夢中で乗り遅れるな」『大丈夫』 ・・・ 『乗るよ』 ・・・ 『羽田着いた、どうやって帰ったらいい?』「浜松町から恵比寿に回って、埼京線に乗り換えて、0時17分着」『駅まで迎えに来てくれる?』「・・・」『お願いね』

一日中、携帯Mail

0時、娘を乗せて車で駅へ
改札口、終電一本前、ものすごい数の乗降客

『ただいま、おみやげあるよ』
「お帰り、何で乗り遅れたんだ?《俺には君の笑顔が一番のみやげさ》」と妻には見せぬ心の中

娘の運転で妻とみやげは先に帰り
妻が朝乗って来た自転車で後を追う

遠隔操作 していたつもりが あやつられ!

〔おまけ〕
帰宅後、妻の珍道中の話を肴に(もちろん辛子蓮根、馬肉薫製、しめ蒲もありました)球磨焼酎で家族全員3時まで起きていました(翌日は土曜日)。久しぶりの団欒でした。

第258章「使える電話」の話

2007-06-16 | きいて
どうも家の電話がおかしいらしい

携帯を使っていると、誰も気がつかない

最近、電話が鳴らないね
そういえば鳴らないね
だいぶ前からじゃないか
でもインターネットは使えるよ
いつも話し中だという人がいた
ファクシミリが届かないらしいよ

NTTに来てもらおう

妻からMail『家に電話してみて』
「モシモシ」
『ハイハイ』
「何だこのでかい声は」
『そっちもでかいよ』
「原因は何だって」
『屋内配線が劣化して切れてたんだって』
「ふーん、でも直って良かったね」

帰宅して夕食が終わって、『モシモシ、電話直ったから』と妻は早速長電話!

第256章「流儀」の話

2007-06-03 | びっくり
京成線千住大橋駅
リーガルコーポレーション本社

半年に一度のバーゲン

オーソドックスな買い方
フォーマル?カジュアル?
カラー?サイズ?
履いて見る、気に入る、値段を確認して
買うかどうか決める

慣れた人の買い方
入口で渡されたレジ袋に
見て、気に入ったものをドンドン詰める
屋外の試し履きコーナーで確認する
ダメだったものは、返却箱・台に返す
引き続き、陳列場に突入

ウーン、バーゲンの流儀は何とも忙しくて!

第255章「最初で最後」の話

2007-06-02 | きいて
昨秋
何の気なしに通販で買ったCD
「Golden Best ZARD」

いまさら何?と家族に言われ
でも、初めて買ったZARDのCD

色んな場面で聞いた気がする「負けないで」
意識しないうちに励まされていたのかも
みんなも一緒?

5月27日、坂井泉水逝く

最初で最後のZARDのCD!

〔おまけ〕
「負けないで」 作詞:坂井泉水、作曲:織田徹郎、編曲:葉山たけし
常に前向きの歌詞が教育関係者にも評価され、高校の音楽の教科書に採用されたこともあります。
日本テレビの「愛は地球を救う」24時間マラソンで必ず流れるこの曲は、日本中の誰もが知っています。番組も終盤に近づき武道館にランナーが迫ると、みんなが手に汗し、画面を見つめ、流れる「負けないで」に合わせて歌い、最後には自分がゴールしたような心地よい達成感。自分にも何か出来るかも知れない、出来るんだ、いややらねば!と昂揚する気持ち。これが、翌日以降も持続していれば何かがもっと変わっているかも。
CDに収録の曲はどれも本当にいい曲です。