心が暖かくなる話

街で見た聞いた、「心が暖かくなる話」。
さあ、肩の力を抜いてみませんか?
            by 千葉正孝

第583章「母の日」の話

2021-05-07 | じまん

母の日間近

 

通ってくる孫を見て想う

辛抱強い妻と娘

泣いてもわめいても

辛抱強く話しかけ

 

昔の自分を思い出す

「うるさい、黙らせろ。」

 

自分が今、こうしているのも

「母」のおかげ

 

返しても返しきれない

 

「母」の恩!

 

〔おまけ〕

親から受ける愛情を何とも思わずに大人になってしまいました。

仕事にかまけて子供達を苦労して育てた記憶はあまりありません。

妻が、苦労しながらほとんどのことをやっていたのでしょうね。

それなのに、父の日が近づくと何かを期待している自分を恥ずかしく思います。

写真のカーネーションはすべての「母」に贈ります。

 


第417章「初詣」の話

2010-01-06 | じまん
長い長い石段
どこまでも続く石段
今年も田舎で初詣

大晦日
紅白の大トリが
鼻を膨らませ終えた頃
コート、マフラー、手袋、マスク
雪なのに靴は皮のスニーカー
帽子もなく、準備不足のまま、さあ出発

長い長い石段
どこまでも続く石段
息が切れ
膝が笑う
その脇を駆け抜ける少年

やっとたどり着いた拝殿

小銭なのにお願い事の多いこと多いこと!

〔おまけ〕
新年おめでとうございます。
初詣に行ったのは、創建1900年といわれる「配志和神社」です。昔、父と二人で初詣に行ったところ、石段の途中で「年だからもう登れない、待っているからお前一人で拝んでこい。」といわれ、父を途中に残して登った思い出があります。
毎年一つづつその年に近づいているわけですが、途中で何度休んでも登り続けたいと思います。

第364章「サンクチュアリ」の話

2008-07-16 | じまん

居間に下りてカーテンを少し開けると
張り出した縁台に
何やら生き物

涼しい場所を探して横たわる縞模様のネコ
頭をめぐらし、ガラス越しに目が合う

しばらくして
何事もなかったようにまた寝始める

オナガが飛んできて
パン屑をついばむ

ネコはまた頭をめぐらし
しっぽをパタパタさせながら
オナガを眺める

食べ終わったオナガは、ギャーっと叫んで空へ

そばにはトマトと胡瓜が実り
茄子が花をつけ

ペチュニアのそばでネコはまた夢の中!

〔おまけ〕
良く見かけるネコです。暑くて寝苦しいので、風の通る場所を探して来たのでしょうか。
仕事にでかける頃にはいなくなっていました。
日曜大工で、90センチ角の縁台を二つ作り、庭の中央に置いています。家族が座ったところを見たことはありませんが、ネコの役には立つようです。

第331章「春の花」の話

2008-03-09 | じまん
背中に聞こえる
「いつも、きれいにしてますね!」
良く家の前を通る、名も知らぬ人

休みの朝は、花苗の植え付け
ご近所と、張り合っているわけじゃないけれど
一番先に飾りたい

春の花を探してホームセンター巡り
安くて、見栄えが良くて、長持ちする花苗は?

財布と相談の春の花!

〔おまけ〕
花の苗を選ぶときは、「うち、来る?」と聞いて、「行く行く!」と答えた苗を選びます。もっとも、「うち、来る?」も「行く行く!」も自分が言ってるんですが、選ぶときの儀式です。

第312章「余裕」の話

2007-12-30 | じまん
年賀状
例年なら今頃から書き始め
除夜の鐘を聞きながらポストへ

今年は余裕
有効に使った3連休
26日には書き上げて
「そもそも、年賀状は年が明けてから書くもんだ。」
の負け惜しみもなし

元旦には読んでもらえるかな!

第306章「横目」の話

2007-12-15 | じまん
2007年12月13日木曜日
クラブワールドカップ準決勝
レッズファンにとって特別な日
ヨーロッパのチームと
初めての真剣勝負

心はあせる電車の中
もう8時、キックオフして30分
どうなったかなぁ?

隣の席の男性、イヤホン耳に画面に見入る
アッ!ワンセグだ!
両目を横に、知られぬように画面をのぞきこむ
小さな赤と白の点が右へ左へ
疲れる横目

走れ、早く埼京線!

〔おまけ〕
家に着いたのは後半が始まった直後でした。ACミランに攻められているけれどゼロゼロだよと息子の報告。箸を持つ手を休めて家中で応援。最後は力負けしてしまいましたが、とても素晴らしい試合でした。
そして、この日ほどワンセグが欲しいと思った日はありませんでした。ちなみに、私の携帯はDoCoMoP506iC、いまだにムーバです。

第112章「下妻物語グランプリ」の話

2006-05-29 | じまん
第59回カンヌ国際映画祭
同時進行の「カンヌJr.フェスティバルコンペティション部門」
何と「下妻物語」がグランプリ

邦画初の快挙

審査員は10~18歳の10人の学生
それも8作品ノミネートされた中で
満場一致のグランプリ

6月14日からフランス全土100館での上映が決定

深田恭子と土屋アンナがフランスで暴れ回る!

〔おまけ〕
下妻物語は封切日に息子と見に行きました。観客の中に映画と同じロリータファッションの娘が何人かいて、お互いに挨拶したり写真を撮りあったりしているのを不思議な気持ちで見ていました。
第59回カンヌ国際映画祭は、最高賞パルムド-ルにはケン・ローチ監督の「バーレ-を揺らす風」が受賞、役所広司・菊地凛子が出演した「バベル」は監督賞(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)を受賞しました。
第110章「バベル」の話(2006.5.27)

第45章「フラワー通り」の話

2006-03-11 | じまん
わが家の前の通りは通称(自称?)「フラワー通り」
通りに沿った家々は、競って花を飾る
冬の間は殺風景

暖かくなると、休んでいた草花も眼を覚まし
去年と同じ花を咲かせる
今年は、もっと花の苗を買って来て
プランターで、植木鉢で、家の前を飾ろう

ご近所さんには負けられない!

〔おまけ〕
冬の間も花で飾ろうとした事がありますが、雪が降ってダメになってしまい、それからはやめてしまいました。
隣近所よりきれいになって、密かに「勝った!」と満足するのはいいんですが、喜びに反比例して小遣いが減るのがちょっと・・・


第35章「煮豚」の話

2006-02-18 | じまん
休日の家族サービス
それは、「煮豚」作り

醤油100ミリリットル、みりん100ミリリットル、水200ミリリットル、砂糖大さじ2
豚肉は500グラムぐらいのかたまり、少し脂身のあった方がおいしい

タレを中火であたため、沸騰直前に肉を入れ
沸騰してきたらアルミホイルの真ん中に穴を開け、落とし蓋

弱火で30分、まんべんなく色がつくよう、時々ひっくり返す
時間が来たら取り出して少しさます
残ったタレを少し煮詰める

お皿に千切りキャベツを盛り
煮豚を切って並べる
タレをかけて、できあがり

席に着く前に、みんなの箸が伸びて・・・!

〔おまけ〕
煮ている事を忘れてしまい、焦がした事があります。その時のみんなの目はとても悲しそうでした。

第12章「予知」の話

2006-01-05 | じまん
テレビドラマの結末、
ハッピーエンド、別れ、大どんでん返し。
脚本家が腕を振るうところ。

先月終わったドラマ「野ブタ。をプロデュース」。

いつも一緒に居る二人が、これからもずっと一緒とは限らない。
環境を変えれば、別々に生きて見れば、
もっと自分を成長させる相棒に出会えたかも知れない。

だけど脚本家はひねくれ者。
転校する(亀梨扮する)修二を待っていたのは、転校した(山下扮する)彰だった。

最終回が始まって数分、「まさか同じ学校に転校したりしないよね?」。
読みが当たってしまった。

脚本家と同じ、ひねくれ者と言う事か!

〔おまけ〕
同時期に放送された「花より男子」とゴッチャになって困った。
当たった読み:昨年放送された「女王の教室」が始まったばかりの頃、「この先生、本当は生徒思いのいい先生だったりして?」と言った覚えがある。才能あるかも?

第8章「入間川部屋」の話

2006-01-01 | じまん
ジャージーを着て、自転車にまたがるお相撲さん。
コンビニで立ち読みするお相撲さん。
風呂敷包みを抱え、バス・電車を乗り継いで場所入りするお相撲さん。

この街に相撲部屋ができて10余年。
大きな身体、鬢付け油の匂い、食料品の買出し。
力士が街に溶け込んだ。

親方は元関脇栃司、そこで力士の四股名に「司」。
十両の皇司と将司をはじめ16人の力士達。
先場所はグルジア出身の司海が初土俵。
初場所は全員奮闘を。

髷の揺れる街は一幅の絵!

〔おまけ〕
司海:2005年九州場所初土俵、グルジア共和国出身、本名ツァグリア・メラブ・ジョルジ、追手風部屋「黒海」の弟。
入間川部屋 http://sumo.goo.ne.jp/ozumo_meikan/sumo_beya/irumagawa.html