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心が暖かくなる話

街で見た聞いた、「心が暖かくなる話」。
さあ、肩の力を抜いてみませんか?
            by 千葉正孝

第318章「商魂」の話

2008-01-19 | かなしい
1月17日、阪神淡路大震災から13年
その朝、ニュースで地震を知り仕事場へ

関西地区の事業所とは連絡が取れず
しばらくして、京都の工場長から電話
「工場の外に出て、公衆電話
 工場内一部破損、操業にはあまり影響なし
 兵庫・大阪在住従業員の安否は確認中。」

交通手段もなく、電話であれこれ連絡を取り合うばかり

そんな中、あるコンビニチェーンの名古屋地区から電話
「京都工場からの商品到着が遅れているが、いつ届く?」

交通マヒだよ、配送車は渋滞の真ん中だよ、ニュース見てるのか

ああ、商魂!

〔おまけ〕
工場の被害は軽微でも、交通マヒで従業員の出社や商品配送に影響があり、数日間は商品供給に影響が出ました。工場復旧や従業員の交通手段の確保、回復直後には被災地への救援用商品の提供やら、関西地区の従業員のみなさんは大奮闘でした。
それにつけても、あのコンビニチェーンの「供給義務があるのだから商品を持って来い、できなければ売価保証しろ。」の発言はチョットね。