ある講演会
演者は三輪嘉六氏、九州国立博物館長
国立博物館は「独立行政法人国立博物館」となって
いかに社会貢献し、かつ収益面で独立を保つことが大命題とか
一般に文化施設は金食い虫
これを自らの手で収益を生み出そうとして
日本中の文化施設は苦労しているとか
その中で、市民に語りかけ、市民に参加意識を持たせ
成功している代表例が3件
「旭山動物園」「金沢21世紀美術館」
そして「九州国立博物館」
来たい人だけが来れば良い
分かる人だけが来れば良い
独りよがりの展示方針
これを改め
どうしたらみんなに来てもらえるか
どうしたらまた来てもらえるか
文化施設は、箱ではなく心!
〔おまけ〕
建物が立派で、格式が高そうで、なかなか行く気にならない文化施設から、何かおもしろそうだから行ってみようと思わせる文化施設になることが、無駄と呼ばれず、みんなから支持され、これからの時代を担う人たちの教育に生きる文化施設と言えそうです。