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心が暖かくなる話

街で見た聞いた、「心が暖かくなる話」。
さあ、肩の力を抜いてみませんか?
            by 千葉正孝

第496章「30周年」の話

2013-04-12 | おもしろい

天声人語にあった

おもしろいい話

 

コラムニスト天野祐吉氏

ディズニーリゾートは

ランドに続いてシー

それなら次のパークは「ディズニーシルバー」だ

 

月刊誌で話しているという

 

30周年記念に「ディズニーシルバー」

わくわくする

 

そんな歳になったんだなぁ!

 

〔おまけ〕

ディズニーリゾートは4月15日に開園30周年を迎え、来年の4月20日まで、「THE HAPPINESS YEAR」として色々な催しがあるそうです。

天野氏のいう「ディズニーシルバー」、マーケティング上有望な市場なのでは?


第495章「卒業」の話

2013-03-30 | きいて

長く務めた仕事場という舞台

そろそろ降板することに

書類を整理し

引継ぎの儀式

 

社用パソコンのデータ、メール、アドレスを消し

ひとつまたひとつ済ますほどに

現れた名刺のないひとりの人間

 

外は桜

 

新たな舞台へ、64の春!


第494章「煙霧」の話

2013-03-11 | びっくり

日曜日、午前、快晴

ところにより今年初の夏日

 

午後、突然強風が吹き荒れ

見る見るうちに空が暗くなる

 

目が、耳が、鼻が

髪の毛が

空が砂塵に覆われ

遠くの建物が霞む

 

黄砂かな?

 

ニュースで知った

正体は「煙霧」

 

まだまだ知らない、自然の力!


第493章「挑戦」の話

2013-03-04 | きいて

駅への道

見慣れぬ中学の制服

今日は公立高校の入学試験

一人黙々と歩く中学生

同じ制服同志話しながら歩く中学生

 

電車の中

一人不安げな中学生

 

こんな昔があったっけ

 

挑戦は始まったばかり

 

DO YOUR BEST!


第492章「建国」の話

2013-02-11 | きいて

2月11日

建国記念の日

 

1948年(昭和23年)に廃止された紀元節に代わり

1967年(昭和42年)に新たに誕生

かの祝日法には

「建国をしのび国を愛する心を養う。」とある

 

今年の建国記念の日 

三連休の三日目

ただの祝日になり、ただ過ぎて行く!

 

〔おまけ〕

2月11日の根拠は、日本書紀に記された神武天皇が即位した日だというです。

私が小中高を過ごしたのは、紀元節が廃止になり建国記念の日ができるちょうどその間でした。

祝日法に記された意味を教わることもなく、いつの間にか祝日が増えたな、神話を根拠とするなんてふしぎだなと感じたことを思い出します。


第491章「蛇行」の話

2013-01-07 | きいて

蛇年

 

テレビで見た蛇が進む仕組み

人間で言えば肋骨

肋骨が筋肉と連動し

前へ前へと筋肉を動かし

蛇行することで推進力を得

スケートのように進むそうな

 

世の中

 

蛇行でもいい、前へ進め!

 

〔おまけ〕

新年おめでとうございます。寒い日が続きます。諸兄、身体にはくれぐれもご注意を。

 

 

 


第490章「広い机」の話

2012-12-28 | きいて

大掃除

 

辰年の1年間

過ごした仕事場の大掃除

机の上をきれいにしたら

こんなに広かったのかとあらためて思う

 

今まであった書類の山

1年間で何度利用したのかな

 

いる、いるかも知れない、とりあえず置いとこう

優柔不断な1年間

 

さて、来年は

 

心掛けます、広い机!


第489章「電飾」の話

2012-12-11 | きいて

もうすぐクリスマス

駅前の電飾

ご近所の電飾

何とはなしに寂しそう

 

大震災で自粛

電力不足で自粛

そして今年も寂しげな街

 

寒い街に「お願いします。」の空々しい声!

 

〔おまけ〕

「お願いします。」は有権者からの切なる声。

候補者から聞きたいのは「約束します。」の言葉。

〔イチョウ〕

 


第488章「総選挙」の話

2012-12-03 | かなしい

2012年師走

4日公示、16日投開票

すでに選挙は後半戦

 

原発、TPP、消費税、年金、・・・

中長期的視点に欠け、実りのない論議

 

大同小異

付和雷同

離合集散

非難応酬

党内不協和音

 

右傾化、ポピュリズム

第三極、第四極

・・・

違いの分からぬ主張

 

そして、どこかに消えた復興!

 

〔おまけ〕

選挙も終盤、仕事場最寄の駅前に「本日午後、野田総理街頭演説」のたて看板がありました。12党に諸派・無所属をあわせて1,470人ほどが立候補予定だそうです。ある新聞によれば、政党分立により80%の死に票が発生する可能性があるとか。

今回は、人を見て投票するしかなさそうですね。


第487章「朝礼」の話

2012-11-06 | きいて

仕事場へのいつもの道

マンションに足場が組まれ

ネットで覆われ

長期にわたる外壁塗装

 

塗料にまみれた作業の人々

 

聞こえてきた

ある朝の朝礼

 

「・・・何度も言っていますが、

クライアント様からは最後の仕上がり、

住人の方々からは毎日の作業の安全性が評価されます。

本日も安全に作業をしましょう!」

「本日もよろしくお願いします。」

 

持ち場に散る作業の人々

 

何の仕事も日々の努力!


第486章「やっぱりケーキ」

2012-10-30 | きいて

 もうすぐ娘の誕生日

去年は街のケーキ屋さんに予約

今年はどうしよう?

 

面白いケーキはないか

マスコミを賑わすケーキはないか

ネットをさまよううちに

決めかね、頼みかね

誕生日当日に

 

仕方なく、車でケーキ調達の旅

 

ホールケーキは予約のみです

今日の分は売り切れました

おいおい

 

やっと見つけたシンプルなケーキ

ろうそくを吹き消し

みんなで食べるケーキ

 

誕生日には、やっぱりケーキ!

   

   〔今年のケーキ〕

 


第485章「モーゼ」の話

2012-10-14 | びっくり

朝の駅

 

ドッと降り

入れ替わりに

ドッと乗り込む

いつもの電車

 

突然、座席から立ち上がった若い男

 

乗り込んで来る乗客の隙間を目がけ

まるで頭突きのように突進

多勢に無勢

押し戻される若い男

なおも続ける無言の頭突き

 

頭突きを受け続けた背の高い男

たまりかねて一言

「降りる人がいますよ!」

 

その声は「出エジプト記」のモーゼのよう

出口まで一直線に隙間が開き

男は身体をくねらせながら走り出る

 

「ドア閉まります。お荷物・お身体をお引きください。発車します。」

 

朝から大汗の車内!

 

〔おまけ〕

このごろ、コミュニケーションの取り方が下手な人が増えていませんか。

降りそびれたら、大きな声で「すみません、降ります。」といえば、みんなモーゼになれるのに。

 

〔おまけその2〕再読記

 「日本地図の謎 おもしろ島々地図」地図ミステリー愛好会、2007年、廣済堂出版(ヒューマン文庫)

「世界史の謎がおもしろいほどわかる本」歴史ミステリー倶楽部、2005年、三笠書房(王様文庫)

「笑っちゃいけない珍ハウツー本」暮らしの達人研究班、1991年、青春出版社(青春BEST文庫)

「一番うまいやり方 大百科」幸運社、2003年、光文社(知恵の森文庫)

「私の大好物」週刊文春、1992年、文藝春秋(文春文庫ビジュアル版)

「決定版 沖縄の誘惑」文藝春秋、1987年、文藝春秋(文春文庫ビジュアル版)

「ベスト オブ ラーメン IN POCKET」麺's CLUB、1987年、文藝春秋(文春文庫ビジュアル版)

「ベスト オブ 丼 IN POCKET」どんぶり探偵団、1990年、文藝春秋(文春文庫ビジュアル版)

「ベスト オブ すし IN POCKET」握り寿司観察学会、1991年、文藝春秋(文春文庫ビジュアル版)


第484章「読めない危機」

2012-10-12 | きいて

「どうして、危機が起きることを誰も分からなかったのですか?」

 

時は、2008年11月、リーマンショックに端を発した金融危機のさ中

所は、ロンドン大学経済政治学院の新棟開所式

 

来賓のエリザベス女王の言葉

 

充分な返答ができなかった

同席の経済学者たち

 

鳩首会議を重ね

後日の女王への報告は

 

誰も全体を見ていなかった!

 

〔おまけ〕

朝日新聞(2012年10月11日付朝刊)の特集記事にあった内容です。

素朴な疑問に答えられないというのは、まさしく大局を見ずに瑣末なことにこだわるからかも知れませんね。自戒。


第483章「空席」の話

2012-10-05 | むかつく

帰り道

雨の中

駅からのバス

 

駆け込んで

一番後ろの席

 

どんどん乗り込み

間もなく満員

 

高い席から見えた異様な光景

 

後姿は一見OL風

通路側に座り窓側に荷物

立っている人はチラチラ眺め

本人は一心不乱に携帯をいじる

周りの視線を一身に浴び

バスは発車

 

往くことしばし

足早に下車する彼女

 

その席には誰も座らず

 

立ったままの無言の非難!


第482章「ネクタイ」の話

2012-10-01 | やっちゃった

10月1日

クールビズも終わった

気分一新、ネクタイ着用

台風一過の青空

天気予報は晴れ、30℃、真夏日、午後ニワカ雨

こんなに暑いのにネクタイかよ

ぶつぶつ言いつつ仕事場へ

 

途中で会った後輩たち

誰も彼もノーネクタイ

もしかしたら、勘違い

 

恐る恐る確認した

受付の「クールビズのお知らせ」

「・・・10月31日まで・・・」

ああ、勘違いは私

 

一瞬、暑いのに冷や汗が!

 

〔おまけ〕

ネクタイ着用は10月1日からと勘違いしていました。「君たち、ネクタイはどうした?」と言わなくて良かった。

 

〔アメリカンブルー〕