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金稜辺(キンリョウヘン)

2010年05月07日 | ラン
 2005年10月にインターネット通販で購入したキンリョウヘンが5年目にして始めて開花した。株の成長が遅くあきらめかけていたところだった。開花したのは一茎多花の小さな花だが、可愛らしく彩りも良い花である。
この株は品種名「金稜辺 日月(じつげつ)」という。小型の白覆輪の垂れ葉が優雅さをだしている。

 キンリョウヘン(金稜辺) は中国南部原産の東洋ランの一種。葉の姿は小型のシンピジュウムと似ていて、花だけでなく葉柄も楽しむことが出来る育てやすい蘭だ。ただ一般の花屋の店頭で見かけることは、殆ど無いようだ。
我が国には江戸時代文明年間(1469年~1486年)には渡来していたとされる。 明治時代にブームが起こり品種改良が行なわれ様々な品種が作られている。

金綾辺は日本ミツバチが興味を示して、集まる不思議な花で、またの名を日本ミツバチ誘引花ともいう。
花から日本蜜蜂と同様なフェロモンが出るらしいが、不思議なことに西洋蜜蜂は興味が無いようだ。日本ミツバチの女王蜂が発するフェロモンと同じような物質が発散されているようだが、人間には匂いが感じられない。
金稜辺の隣りに飼育箱を置くと、偵察隊が花に誘引され、その後本軍が飛来、箱に収まるとのこと。

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