モーツァルト@宇奈月

湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月
scince2010年秋。毎年9月に音楽祭を開催しております。

広がる音楽風景

2015年09月20日 | 音楽祭について
2日目が終了しました。
たくさんのモーツァルトが響き合う一日になりました。
音楽祭は当初、モーツァルトがあっただけだったのかもしれません。宇奈月温泉のとくちょうをいかして、まちかどやロビー、ホールなどを多様に活用したコンサートを企画し、そこに集まった人々をモーツァルトがつないでいた。
何回も開催するうちにそこに、縁が生まれ、きずながつながり、思いがけない広がりを見せてくれるようになって、私たちが「ふれあい」と、半ば直感的に名付けたことが、私たち自身自覚的でなかったけれど、そのような音楽祭をみんなで、もちろん、このみんなは音楽祭に関わる全てのものなんですが、みんなでつくりあげることをどこかで意識していたのかもしれません。
多くの人々の期待や思いを集めて、つくる、にとどまらず、生み出し、育まれていくものを感じています。
明日は、最終日。まさしく新しい未来に向けた宇奈月アマデウス祝祭管弦楽団によるスペシャルコンサートが開催されます。
私たちが描いた音楽風景は、思いのほか、大きく豊かに広がろうとしているようです。
また、明日。もう、明日だけになりました。明日の音楽風景を楽しみにしましょう。

おもちゃばこキネン合奏団は必見ですね

2015年09月20日 | 演奏
今朝名古屋を立ってさっき到着してすぐに演奏を始めたおもちゃバコキネン合奏団さん。
そのコンセプトがおもしろい。
どんな人でもその人に合った役割で音楽を楽しむことができるっていうことで、それぞれの役割に合ったへんきょくで、だれにも楽しめる音楽作りをしておられます。
それを、おもちゃバコサウンドと話されます。
子どもの頃から本格的な演奏の経験のある方はほとんどないのだそうです。
独特のサウンドです。

衣装もこしらえられたそうです。
こういうチラシも配っておられました。

明日も演奏会があります。
今日、聞き逃した方はぜひ、明日。
正午から小ホールでの演奏です。

森の響き

2015年09月20日 | 演奏
昨日、まるで森の中にいるかのような気持ちを誘ってくださったカントフェリーチェのみなさんの歌がもう一度聞きたくて、宇奈月グランドホテルのロビーへ。
どうして、森を感じたのだろうと考えていました。
ささやかな響きを大切にして、それらが複合しながら渦巻くように響き合っていく様子が、あたかも悠久の時をたたえた森が風に揺れるような、そんなことだったのかもしれません。
風と光のさまざまな表情を感じさせてもらいました。