モーツァルト@宇奈月

湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月
scince2010年秋。毎年9月に音楽祭を開催しております。

まずは、少しほっと

2010年09月20日 | 日記
みなさんから、よかったよ、おもしろかったよ、楽しかったよとの声を聞いて、少しほっとするスタッフです。私たちも観客の一人として、たくさんのモーツァルトを楽しみました。


何よりもお天気がもちました。
おかげでたくさんの人がそれぞれに場所を移動しながらお楽しみいただけました。

音楽祭は、本当に多彩です。
場所や時間、シチュエーションですべての条件が違っているのに、たくさんのモーツァルトはどれもその場に似合っていました。宇奈月の波長は最初からモーツァルト、いや、ザルツブルクだったのかもしれません。

ブログを書いている関係で、実は、すべてのプログラムを見て、聞いて、感じてきました。
モーツァルトと宇奈月によって引き出されたみなさんの心が相互に織りなす響きであふれそうになっています。

ありがとうございます。本当に、ありがとう。
新しい風景が生まれました。

明日、21日は、モツレクです。音楽祭の生みの親、横島勝人先生がこれまで何回もおいでになった宇奈月がモーツァルトという流れでどんな響きをもった街になったかをどのように感じていただけるのか楽しみです。

モーツァルトは宇奈月に似合う。どうも似合っているだけじゃなさそうです。

内山隆達と弦楽四重奏アンサンブルコンサート@延対寺荘

2010年09月20日 | 演奏
最後のロビーコンサート。そして、街角など複数の演奏会場で展開する音楽祭企画の有終を飾るのは、内山隆達さんの弦楽四重奏アンサンブルコンサートです。延対寺荘の半円形ロビーに作られた特設会場は、それだけでわくわく感がいっぱいです。

まずは、楽器の紹介から。なるほど、ヴィオラってアルトっていう意味なんだ。

圧巻の演奏です。空気が引き締まって熱を帯びてきました。華やかで軽やかなモーツァルトの真骨頂です。

まるで、ヨーロッパにいるようだと話した方がありました。
アンコールは、浴衣姿のお客さんが「アイネ・クライネ・ナハトムジークを」と叫び、内山さんが応える形で楽譜なしのやれるところまで演奏。この音楽祭ならでは、お客さんとの距離感です。
クラシックにもこういう心意気のような楽しさがあるんですね。

割れんばかりの拍手でした。

記事は過去に戻って修正したり、追加したりしています

2010年09月20日 | 日記
とにかく数十回にも及ぶプログラムをどんどんアップしているので、後から見るとおかしいところや舌足らず、カテゴリーの間違いなど見つかります。
その都度修正しています。
時々、バックナンバーもふりかえってみてください。
今のところ、このブログが音楽祭のはっきりとした足跡です。(ツイッターもありますが)

特に、室内楽コンサートはほとんどフォローできていません。
画像データなどを集めてできるだけ様子が分かるように、また、演奏者が全員掲載できるよう努力します。
申し訳ありません。

宇奈月は夜の6時20分

2010年09月20日 | 日記
ずいぶん、夜がやってくるのが早くなりました。もうお彼岸ですものね。
この風景にモーツァルトが重なって響いてきます。
音が風景を変えるのは、あんなにもヘッドホンを付けて歩いている人が多いことで証明できますよね。
急に風が重くなって、谷の下から蒼黒くなっていきます。

やがて、今日、最後のロビーコンサートが始まります。

ザルつるっと喰うズ@ホテル桃源

2010年09月20日 | 演奏
ザルつるっと喰うズの今日2回目の演奏は、ホテル桃源のロビーコンサート。
浴衣のお客さんが目立ちます。
広いロビーがいっぱいです。

滝沢さんはいろいろなところで演奏するのが好きと本人が話しておられました。
「黒部川組曲」という名曲もおもちですが、「今日は、モーツァルトのユニットだからやらなくっていいよ」と遠慮しておられました。

違和感なく溶け込んだ温泉とモーツァルト。「癒し」という簡単な言葉で片付けられないほどに、奥の深さを感じます。

演奏前に滝沢さんと少しお話ししました。
夜明けの瞬間コンサートなんてのもいいね、などと音楽が風景を変える、そんなアイデアを話していたんですよ。

TOYAMAグラン・ソレイユ@ホテル黒部

2010年09月20日 | 演奏
TOYAMAグラン・ソレイユさんの演奏はホテル黒部。出演者の都合で予定時刻より1時間遅れの開演となりました。
グラン・ソレイユさんは混成の合唱団です。
オペラのステージを彷彿とさせる明るく楽しい公演を繰り広げてくださいました。

オペラの曲はひとつひとつこんな表情を持っているんですね。
中学校の先生をしておられるという演奏者の方の解説もとてもわかりやすく、音楽の味わいを深めてもらいました。

ソレイユさんのグループには子どもたちの活動もあって、ちょうどモーツァルトに一番近いというシュウくんがピアノ演奏をしてくれました。

フィニッシュは渾身。

改めてこの音楽祭の多彩さを感じさせる演奏でした。

ざるつるっと喰うズ

2010年09月20日 | 演奏
シンセサイザー奏者滝沢卓さんのユニットです。
シンセサイザーとフルートのトリオです。
滝沢さんの音楽はアースコンシャス、ハートコンシャスなものでよく知られています。
モーツァルトの楽曲を演奏しても、それはかわりません。
峡谷の響きによく似合います。

もうひとりのキーボード奏者は、サン柳亭のお嫁さんです。
うしろに、堀内黒部市長が写っていました。
近くの黒部峡谷鉄道のお客さんも集まってきました。

音楽の力を思い知らされます。


とやま桐クインテット

2010年09月20日 | 演奏
いっぷく処のとやま桐クインテットさんの演奏です。
たくさんの人が聞いてくださっています。
冒頭に、ヴァイオリンなどの弦楽器と、クラリネットのような木管楽器の違いを説明して、違いのある楽器が融合するモーツァルトの楽曲のすばらしさを語っていただきました。
すばらしい響きです。

いっぷく処はすっかり街角のメイン会場になりました。


松田わこ

2010年09月20日 | 演奏
松田わこさんのセレネ1階のピアノ独奏です。
 
立派なあいさつをしました。この音楽祭で演奏することが自分にとってどんなことなのかを話してくれました。
子どもながらにプロにひけをとらない、音楽を楽しむものとしての欲張らない、それでいて意志の強いプライドをもっていることがわかります。
演奏会場もいっぱいになりました。

演奏曲目は、キラキラ星変奏曲です。
最後までしっかり演奏しきりました。

スタッフのなかには涙ぐんでいるものもあったほどです。
演奏のすばらしさということもあるのですが、こういう子どもたちとわたしたちがモーツァルトや宇奈月という縁でつながったことに感動してしまいました。
演奏者に喜んでもらいたいと心から思っていたのですが、それはどういうことか、うまく言い表せなかったのです。それが、わこさんがこの演奏に臨む気持ちを明らかにしてくれたおかげで、わこさんのことばと演奏を借りて表現され、私たちスタッフはすっかりそれに感激してしまいました。

この音楽祭をやってよかった。

心からそう思えた瞬間です。

タオル

2010年09月20日 | 日記
タオルを首にかけていたら、それ売っていますかと聞かれました。非売品なんです。けっこう、みんな欲しがっています。
黒部峡谷鉄道のお猿かと思った。
実行委員長に似ている。
デザインを描いた本丸さんは、亡くなったお父さんに似ているとお父さんの教え子に言われたそうです。
だれかが何かに近づけてみてくれる。
いいキャラクターになりましたが、だれもアマデウナヅキと呼んでくれません。すっかり、モーツァルトくんになっています。

浦野みなみ

2010年09月20日 | 演奏
カフェモーツァルトの店頭にあった案内板。
ヴァイオリニストということばがすばらしいですね。店主が書かれたそうです。この子も立派なアーティストです。
小さなヴァイオリニストです。

小さな音楽会。素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
いつか、この子たちが一流の演奏家になったとき、あの音楽祭が自分の本格的なデビューの場所だったと言ってほしいものです。

この音楽祭は、アマチュア・プロ、年齢、性別など一切の制限を設けず、モーツァルトの演奏というひとつだけの条件さえあれば、誰もが参画できます。音楽の楽しみは万人に平等で、それはまさにモーツァルトの至福でしょう。

コラーレキーボードオーケストラ

2010年09月20日 | 演奏
宇奈月ニューオータニホテルのコラーレ・キーボード・オーケストラの演奏です。
指揮は、昨日のトークセッションでモーツァルトについて語っていただいた武藤先生です。

大変めずらしいキーボードのみの編成のオーケストラです。
シンセサイザーは便利な道具という印象が強いのですが、多彩で、いくつもの音を組み合わせることで、楽器の数を大きく超える演奏が可能になります。
たくさんのお客さんに集まっていただきました。

明るい日差しによく似合うキラキラした演奏です。
演奏の模様は、ユーストリームで生中継されています。