ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

15年前には分からなかったこと

2010年04月26日 07時36分56秒 | 宝物
写真は、私と私のワイフの結婚指輪です。

金とプラチナのリングで思い出がいっぱい詰まって

います。

もう15年前になりますが、何も知らない私は、

一人で結婚指輪を探しに行きました。

その時は、まだ米国に住んでジュエラーの仕事を

する前でした。

宝石店に入って、色々見せて頂いたのですが、

男性は、普段ジュエリーを見ないので何も分かり

ませんでした。

結局、その時は、オートバイの競争をしていたので、

鍛造(プレス)の部品を良く使っていて、

その剛性が高さが個人的に好きでしたので、

「プレスした金属のモノは無いですか?」

といって出してもらったのが、私たちの結婚指輪です。

それから。。。

もう15年も経ちますが、今は部屋に飾ってあります。

今は飾りモノ?

鍛造のリングはサイズ変更が後からできないのです。

後からサイズが変えられないというのは、

オートバイの競争で、いつも使っている部品です

ので、頭で分かっていたのに。。。

人間とは面白いモノで、たった15年後も予想でき

なかったのですね。


幸い私はジュエラーになりましたので、

新しくつくりました。

これだけは言えるのは、ジュエリーは最初に着けた

ときの事、その時の記憶をずっと鮮明に残して

くれる思い出カプセルだということです。