風に吹かれて アンマン

日々の想いを記録に残せたらと願っている
内容は「ヨルダン事情・風物詩・気質」「中欧旅行記」「シリア旅行記」などからなる

ヨルダン人の暮らしぶり

2008-08-18 | ヨルダン事情・暮らし・気質
ヨルダン人の生活レベルについて考えたい。

アンマンのモールにはヨルダン人も沢山来ている。
カートに山ほどの物を入れてる人も数多く見かける。
彼らの消費意欲はこれが被援助国かと眼を疑うくらい旺盛だ。
事実、一人当たりのGDPでは被援助国の水準を越えてきてるらしい。
中東の比較的政治的に安定した国という地政学的特徴、「ぜひ味方につけたい」との思惑から
日本、米国、ロシアをはじめ各国が競って援助の手を差し伸べてるのではと思うことも多い。

街並みもかなり整備されてきている。
ダウンタウンには多くの古い街並みが残るが、アンマン市西部のほうでは
近代的な街並みが整備されてきている。
歩行者天国もあり、スターバックスなどの店が軒を並べる。


(お昼の歩行者天国  日中は暑いため人はあまり出歩かない)

日中はそれほどでもないが夜になると涼を求める人で賑わう。
着ぐるみや、すべり台などもあり子供達も楽しげだ。


(スターバックスを背景にポーズをとる着ぐるみ
撮影代として0.5JD(75円)取られた)

(空気で膨らませたすべり台)

話はちょっとそれる。
ヨルダン人の生活は、実力以上にかなり膨張してるのではと感じている。
ヨルダンは恒常的に大幅な輸入超過の貿易構造を続けておりその赤字幅は年々拡大している
(2005年にはGDPの約40%)
この赤字を埋めているのが海外(湾岸諸国、欧米)在住のヨルダン人からの送金(GDPの約20%)、
海外からの財政援助(GDPの約10%)、湾岸諸国を中心とした
海外からの直接投資(GDPの約10%)である。
ざっくり言って、ヨルダン人はかなり水増しされた生活を享受してるといえるのではないか。

現在、ヨルダンの経済活動は好景気の湾岸諸国の影響もあり、ビル・ラッシュに
代表されるよう絶好調である。
これらのビルにはショッピング施設も作られ、今以上にファッショナブルとなるであろう。
この経済好調の追い風を受けて、早期に貿易構造の改善などの施策が効を奏し、
水増しじゃなく真水での生活を謳歌できるようになることを願ってやまない。

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2015-02-23 10:04:24
めっちゃおもろいわ
なんで3だけはなれとんの









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おどろき (あい)
2015-02-23 10:06:20
めっちゃおもろいやん
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Unknown (アンマン)
2019-09-19 08:00:03
アンマン
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Unknown (高城れに)
2019-09-19 08:00:24
山本麻祐子
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Unknown (井上玲音)
2019-09-19 08:01:08
瀧野由美子
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Unknown (秋谷綾乃)
2019-09-19 08:04:05
大武理菜
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Unknown (鮎川桃果)
2019-09-19 08:04:28
ヨルダン
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