風に吹かれて アンマン

日々の想いを記録に残せたらと願っている
内容は「ヨルダン事情・風物詩・気質」「中欧旅行記」「シリア旅行記」などからなる

スペイン・ポルトガル旅行 9日目 その1(セゴビアへ)

2010-08-12 | レンタカーによるスペイン・ポルトガル旅行
2010年9月10日(木)

7:30 起床。


(今日の朝食)

今日は今回の旅行の最後の宿泊地であるセゴビアに行く予定である。
セゴビアを選んだ理由はこの地が「ブタの丸焼き」で有名だからである。

セゴビアはサラマンカより東方に約200kmの所にある。


(青線を東に向かいセゴビアへ)

8:30 ホテル出発。

車はセゴビアを目指す。


(セゴビアへ)


(オリーブ畑か?)


(車は東方を目指す)

セゴビアの町に入ってからナビがホテル前までは案内してくれなく苦労したあげく

13:00 なんとかホテルに到着。


(今回の旅行最後のホテル)


(我々の部屋)


(バス・ルーム)

荷物を置いて我々はいつものように散策に出かける。

セゴビアは標高1002mの高地に位置する城塞都市で15世紀にはカスティーリャ王国の
中心地として、歴史の中で重要な役割を果たしたそうだ。

ホテルから1~2分の所にはローマ時代のものとしてはスペイン最大の規模を
誇る水道橋がある。


(ローマ人の技術の高さを物語る水道橋)

この巨大な水道橋は紀元1世紀前後に建造され全長728m、最も高いところでは29mに達するそうだ。

15km以上離れたアセベダ川の水を町まで引くため造られたそうだ。


(正面に城壁 右に水道橋)

城壁の近くは近代的なお店が並んでいる。


(城壁近くの街並み風景)

妻がおなかがすいたと言うので腹ごしらえをする。


(妻が頼んだハムと卵サンド 卵がパンに埋まってる)

水道橋のすぐ脇にミシェランのマークを発見。


(ミシェラン・マーク)

よく見ると、そこは子豚の丸焼きで有名な1884年創業の老舗「メゾン・デ・カンティド」だった。

今日の夕食はここで決まりである。


(メゾン・デ・カンティド 左端は水道橋の石垣)

城壁の外側に日本語ガイド付の観光バスが待機していたので手っ取り早くそれを利用することにした。


(城壁の外側の風景)

以下はバスからの眺めである。

セゴビアと言えばなんといってもディズニー映画「白雪姫」の城のモデルになったアルカサルが有名である。


(アルカサル)


(城門だろうか?)

セゴビアでアルカサルと並んで有名なのがカテドラルである。

カテドラルが小さく見えてきた。


(アルカサルとカテドラル)


(バスはカテドラルに近づいた)


(カテドラル拡大)

再びアルカサルが大きく見えてきた。


(アルカサル)

アルカサルはローマ時代の要塞があった場所に13世紀初めに築かれ、
以後数世紀にわたり歴代の王たちによって増改築された。



1474年にはエンリケ4世の訃報を聞いたイサベル・ラ・カトリカはこの城で
カスティリャ王国の女王として即位することを宣言した。



また1570年には、フェリペ2世はこの城で結婚式を挙げたそうだ。



このように多くの歴史を見てきた城であるが、1862年の火災により大部分が焼け落ちてしまい
現在の姿はその後再建されたものである。

このようにいくつかのイベントとともに生きてきた城であるが、その姿は「白雪姫」の
城としてふさわしい美しさをもったものであった。

バスはまたカテドラルを視野に入れてきた。


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