今日は買い物を終えたら、久しぶりに自分のために時間を使える。
家に帰ってポストをのぞいたら、ハガキが一枚。
「ドミスちゃんのワクチンの追加接種の時期が参りましたのでご連絡いたします。」
どみっさーん。お注射だってー。
隠れてないで出てきなよー。
明日か明後日には行かないとねー。
…。
そうだった。
最初に行ってた病院には、どみっさんのことを伝えてない。
処分してもらうはずのペンタイプのインスリンも使い終わった針もそのまんま。
やっぱり行けないでいる。
いろんなわだかまりが心の中にあって、必死になって考えてるのは、選んだ方法と迷いと戸惑いは、決して間違いじゃなくてあの時点での最善の選択だったはずだと自分に言い聞かせる理由。
素人には考えの及ばないところであの先生はきっと最善を尽くしてくれたに違いない。そして牛はそれを信じたに過ぎない。だから誰も悪くないし仕方が無いしあるがままにどみっさんは一生を生きて摂理に従って逝った、つまるところそういう事。
仕方ない。
今までこの言葉と一緒にどれだけの事を飲み込んできただろう。
そう。仕方ない。やむをえない。
しかたないのだ。しかたない。
だけど涙がでちゃう。女の子だもん。
こんな時は美味しいものを食べるに限る。
先日おいしいオイルサーディンを食べてから、アンチョビとキャベツのパスタが食べたくて食べたくて。だから作ろう。おいしいアンチョビキャベツパスタを!
さて、シンプルに行こう。
1 まずは白ワインのハーフボトルをあける。
…え?合ってますよ?間違ってませんよ?
2 ワインを飲みつつお湯をたっぷり沸かす。沸騰したら塩を入れてパスタを茹でる。
3 ワインを飲みながら、お気に入りのリネンダスターで台所のお掃除をする。時折パスタをかきまぜて茹で具合を確認。
4 キャベツとアンチョビを切る。
5 プジョーのミルに、黒コショウと岩塩を補充しておく。ワインを飲みながら。
6 パスタが茹で上がる前に、柳宗理の鉄のフライパンにオイルを熱してキャベツを投入。アンチョビを加えて黒コショウたっぷり、岩塩を控えめに入れる。
7 ほどよく炒めた瞬間にすかさずワインを飲み、フライパンに茹で上がったパスタを投入。この時、「タイミングばっちり!牛って最高!」と自分を褒めるのがコツ。
8 キャベツとアンチョビをパスタに絡めるように炒める。そして飲んでた白ワインを投入!
あーっ! ∑( ̄Д ̄;)
入れすぎたーーーー!
9 ま、それほど影響ないので落ち着き払ったフリをしてワインを飲み、引き続きフライパンの中の白ワインの存在をうやむやにしつつ加熱終了。
10 仕上げに上質な…震災の時に棚から落下してラベルが汚れたりしただけで安くなった非常に香り高い高級オリーブオイルを追加。
11 ワインを飲みつつお皿に盛り付け。
でーきたっ!
ワインを飲みつついただきまーす♪
こっちはこんなだよー。
ham、そっちはどんなだい?w
でも良いワインだとガンガンしない正直な私w