牛の目に映した香港。その4

2007-04-05 07:23:18 | 旅行記

マカオで朝方まで遊んできたのもあり、旧正月の朝…いえ、起きたのは既に昼でした。
どうせお店の類は、正月なだけあってほとんど閉まってるので、スケジュール的には正解なワケです。
とにかくこの香港旅行の間、一番不足してたのは睡眠でしょうw

そして昼過ぎに、徒歩で連れ出してもらってぶらりと立ち寄ったところ。
View31
お寺です。
文武廟(マンモーミュウ)…香港最古の道教のお寺だそうです。
学問の神と武術の神様が祭ってあるそうで。文昌帝、岳飛・関羽が祭ってあります。
バチあたりな事に、そんなところとは知らずに立ち寄りました。
だって、全くもって観光スポットの雰囲気はなくて、本当に地元民が参拝する小さなお寺、といった感じなので。

あまりにも庶民的な雰囲気で、所詮観光客の牛が入るのはなんだか申し訳ないような恐れ多いような気がしてちょっと躊躇したんですが、ほんの少し参加させていただきたいと思い。
連れてってくれた氏に入り口で売っている線香を買ってもらって、周りの人の邪魔しないように、失礼の無いように…若干オドオドしながら中へ。

天井には、ばかでかい渦巻き線香がいくつも吊るしてあって、気が付くと灰が降り注いできます。
(後から調べたら、一緒に売ってた短冊に願い事を書いて、うずまき線香に結ぶと願い事がかなうんだそうだ。)
ん。岳飛って書いてある。へぇぇと思いながら参拝。
(そういえば岳飛伝、最後まで読んでないなぁ。にゃんこ先生、つづき貸してよ。)
周りの人たちの作法をまねっこして、線香を掲げつつ何度もお辞儀。これでいいかなぁ。
中は線香の熱気で結構な暑さ。何人もの参拝客が入れ替わり立ち替わり。さすがに写真撮るなんて事できなくて、道路の反対側からそっと撮影させていただいたのでした。

だって。
このお寺、高層ビルの狭間にあるんだもん。
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すごくないスか?この対比。

そしてこの後、周辺にある骨董品の露天で、どうでもよさげなビーズだの石だの、ちょっとよさげなフレームやら風水盤とかいったものを眺めまくったのでした。