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monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

つばな/茅花

2010年03月22日 | 日本古典文学-和歌-春

春雨のふる野の茅原(ちはら)けふ見ればつばなぬくべくなりぞしにける(新撰和歌六帖)

玉ほこのみちの芝くさ穂にいでて春のつばなも人まねくなり(新撰和歌六帖)

知る知らぬことあり顔のまとゐかなつばなぬく野にけふも暮らしつ(六百番歌合)

よそにては春のすさびと見ゆれども誰がため野べのつばなぬくらむ(現存和歌六帖)

つばな生ひし小野の芝ふの朝露をぬきちらしける玉かとぞ見る(千載和歌集)


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