板垣、勘助を見つめるー『風林火山』鑑賞記１５

　　　　　　　　　　　　第15回 「諏訪攻め」
　
　勇ましい千葉ちゃん・板垣が見られる今回、背中に三日月の印が入った羽織を身にまとい馬に載って諏訪陣の中へ、勘助と馬を駆ってやってくる場面は、なんとも、勇ましく見入ってしまった。「使い番衆」改め「百足（むかで）衆」とすると宣言する、晴れ晴れとした気合の入った表情の千葉ちゃん・板垣の姿も、見ていても頼もしく、嬉しくなってしまった。
　
しかし、それ以上の見せ場がまだいっぱい！
　まずは、出陣した、板垣が、動く気配の無い高遠頼継（上杉祥三）の出陣を待って、勘助に語る場面。御屋方様の思いを代弁する板垣の一言一言に、思いがこもる。

　そして、もう一つ。諏訪頼重（小日向文世）と禰々（桜井幸子）の前で、和議を訴える場面。合いの手を入れるように話す勘助の言葉に耳を傾け、その表情をただ見つめる板垣の表情の変化に注目！御屋方様への思いは同じ。捨て身で、御屋方様の為、教来石景政（高橋和也）に刀を振り上げる勘助を見つめる板垣。思いが天に通じたか、遂に、和睦に応じさせることに成功、教来石景政も命拾い。板垣の心中は・・・

　板垣と勘助が動き出す今回、他のどの出演者も、見逃せない表情がいっぱい。甘利・竜雷太さんの苦虫をつぶしたような表情には、笑ってしまったが、目でものを言う重臣たちの重臣勢ぞろいのシーンは、見ごたえ十分。
　
　ヒロイン達も、可憐な三条夫人（池脇千鶴）、落ち着いた包容力の大井夫人>（吹風ジュン）、美しく儚げで芯が通った禰々（桜井幸子）、気丈でしっかりとした様子のヒサ（水川あさみ）、凛とした強さを持った由布姫（柴本幸）等”やまとなでしこ”代表と言う感じで、むさい男の戦いに花を添えている。

　遂に、勘助と由布姫が、互いに顔を合わせた、ラストシーン。にらみ合う二人がどのようにして変わっていくのか興味津々。千葉ちゃん･板垣もますます忙しく、動き回る事になりそう。楽しみです！

マー君ヤッター！！－”楽天”New Hero！

　祝･田中将大投手初勝利！

　遂に楽天のルーキー・マー君こと、田中将大投手（自分伊原剛志に似ていると自分は思えてしかたない）が、18日、フルキャストスタジアム宮城でのソフトバンク５回戦で、９回２失点の好投で、プロ初勝利を挙げた。

　若さ溢れる気合の入った表情が、なんと言ってもマー君の魅力！

日ハムのダルビッシュらと共に、これからプロ野球界を、引っ張っていくと思われる、若手スター選手の一人だと思っている。パ・リーグ好きな自分には、たまらない！

　早稲田の斉藤投手も４年後には必ずプロ球界に、登場するスター選手となる筈。ワクワクする時代が、近づいてくる？！そんな予感。

　それなのに、何故、地上派野球放送が、こんなに少ないのか？

　気がつくと、毎晩、野球放送が流れていた自分の子ども時代。当たり前のように、毎晩見ていた。気がつくと、いつの間にか、野球の大まかなルールを覚えていた。

　それなのに、それなのに、本当に春が着たのに寂しい・・・寂しすぎる、今年の日本のプロ野球放送。意識しないと見られないなんて・・・悲しい・・・

　今や、NHKBS１のMLBやプロ野球は、なくてはならないお友達！
　

自分が見えるように成る－新テコ同好会

　雨の中、本日も少数精鋭で？！練習開始！

　そろそろ金井先生が来るかな？と思っていたら、基本ミット蹴りから登場！今回も、貴重なアドアイスをいただきました。

　ウォーミングアップのキョルギ、一分３回はタイムキーパー。その後は、ぼちぼち参加する事に。

　基本の蹴りをした後、一列に並んで基本のミット蹴り。後ろ回し蹴りまでしたところで、プッチョ、ターンを二人組みになって移動しながら蹴り、連続蹴りをして小休憩。

　二人組みで、ミットでのコンビネーション連続蹴りは、前蹴り、回し蹴りから始まって、プッチョ、ターン、ティッチャギ、ヤンバルを組み合わせて、パートナーを変えながら移動蹴り。

　プロテクターを付けて、二人組みでカウンターの練習。そして、キョルギ４５分３回。各自ストレッチして、無事終了しました。

　途中、金井先生に、『人を蹴るコツ？！』なんてちょっとあまりにも単純で難しい質問をしてしまいました。

　「１３０キロのピッチャーでも三振は取れる。そんな風になるには、自分が何をしているのか自分でちゃんとわかるようになることが大事。でもそれが出来る人はほとんどいないだろう」と、答えをいただきました。「自然に身体が動くようになるまで訓練する事も大事。週一では、なかなか難しいでしょう」確かに、個人でも練習しなくては、難しい！基本の繰り返しの大切さを、痛感！久々のキョルギで、身体が言うこときかない状態の自分には、本当に、良～くわかりました。（泣）

　「１３０キロピッチャーの三振」の世界こそ自分の大好きな世界。（今の自分には、それしか、ないと言う事もあるのですが・・・・(^^;;)

　観察力も鍛えなくてはダメ！集中して練習せねば！そして何よりも前に、体重減らさねば・・・（爆）

板垣、確信の笑みー『風林火山』鑑賞記１４

　　　　　　　　　　　　第14回 「孫子の旗」
　
　今回は、千葉ちゃん・板垣の、不安が信頼･確信へと変わる表情に注目！

　晴信（市川亀治郎）の言葉に戸惑い、関東管領・上杉家の軍の信濃侵入、諏訪頼重（小日向文世）の裏切りが、さらに不安を増長した、前回の板垣の不安げな表情は、時が経ち、勘助（内野聖陽）と晴信、二人の言葉と表情から、一つの確信を得て変化していく。

　出家した大井夫人（吹風ジュン）の元に、晴信の弟・信繁（嘉島典俊）が重臣を連れ相談にやってくるシーン、後から一人登場する板垣の足の運び跪く身のこなしに注目！貫禄と共に、じっくり皆に語りかける説得力ある語り口調は、板垣千葉ちゃんの見せ所。気持ちのこもった一句一句その表情に見入ってまう。

　氾濫する河を何とかできぬかと、晴信が地元百姓に聞くシーン、晴信の脇に控え説明をしたり地図を持ったりと仕える板垣の姿は、若いながら国作りに燃える気力に満ちた晴信への信頼を取り戻し嬉しそう。勘助の名を語る者が現れたことも板垣を喜ばせ、安心の笑顔がちらり。

　そして、今回のクライマックス、孫子の言葉を書いた新しい旗を引き連れ、家臣らの前に登場するシーン。御屋形様の気持ち・・・」と紹介する板垣。家臣らを見渡し、胸にしまっていた思いを言葉に出来た、晴れ晴れとした板垣の笑顔に、こちらも嬉しくなって、胸が熱くなった。今回の板垣の表情は、前回よぎった御屋方様・晴信への不安が信頼感に変わった確信に満ちた、嬉しい笑顔の幕切れになった。

　次回予告編には、鎧姿の板垣登場！戦いが始まる？！心労もまたまた増えそうな気配。そして、刀捌きは、見られるのか？期待が膨らみます。（笑）

　今回は、遂に、勘助が軍師としての一歩を踏み出し、見どころ満載！晴信との男二人の入浴シーン有り（今回はやけに多い？！温泉入浴シーン。御屋方様の好きなところ告白！笑）諏訪湖の神事、御神渡りでの由布姫（柴本幸）との初対面、5年ぶりの平蔵（佐藤隆太）との再会、そして苦笑してしまう諏訪での教来石景政（高橋和也）と漫才のような会話。晴信の前で焦り、そして、驚き、感激する勘助。自分が唱えた言葉を御旗に見た勘助の表情、見開いた眼が潤み、印象的だった。

　遂に、由布姫も動き出した。絶世の美女にはまだ見えないが、神秘的な表情がちらり。果たして、どんな風に変化していくのか？注目だ。

そして気になる、晴信の変化。勘助を疎ましく思い、戦いを止めさせる三条夫人に、「戦さは定め」と言い切る厳しい表情は怖くなる程。戦さを何とか避けたい思い以上に、戦さへと進む気迫が、全身から溢れている様子。
　あれぼど優しかった表情が、一変。立場が変わったせいか、見る者が変わったか？見えるものが変わってきたか？人が変わったように凍りつきそうな、市川･晴信の厳しい表情が、心に焼きついた。

大輔VSイチローーレッドソックスVSマリナーズ

　今日は記念すべき試合があった。
レッドソックスVSマリナーズ、ピッチャー松坂大輔とバッターイチローの対決だ。

　予想道理イチロー完敗。イチローは、格の違うピッチャー松坂との対決に大興奮しているに違いないから。そして一見冷静そうで、子どものように興奮しているイチローが最近ますます好きになっている。（笑）

　カーブから入った！「おい！イチローも、もっとしてるジャン！」とテレビに突っ込み。結果は城島に打たれたり、相手投手の好投で打線が沈黙援護射撃無しで、終わってみれば３対０で、マリナーズ勝利！　勝負にかって試合に負けた、松坂。

　インタビューはあくまで謙虚な松坂。新人らしい。討ち取られ完璧負けのイチローも興奮して嬉しそうだった。

　次回対決までに、きっと進化してくるイチロー、松坂との二度目の対決が楽しみだ！