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スポーツ観戦&体験記、
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人間だから・・・頑張れる-メンテナンス入院にて

2011-02-28 00:00:00 | 暮らし&行事
 ブログご無沙汰失礼致しました。
 
 実は、2月人生初の手術、二度目の入院を経験いたしました。普段、目にする事のない頑張る人々との出会い、そして不思議なめぐり合い、懐かしい友との再会など、テンション下がりそうな自分に、沢山のありがたい出来事が待ち受けていた。



 人生折り返し地点を過ぎて、めっきり風邪を引く事が増え!?今年一月、三度目の声がれで声が出なくなった。人生で3度目。20代に一度潰して以来、一年半前に潰し、又、今回。(涙)テコ練早退もこの半年で急に増え、悲惨な蹴りになる一方。夜更かしが一気に響き体力の衰えを実感中。(涙×涙)思い切ってメンテナンスの手術を決めたが、まさかの一週間入院宣告!家族には申し訳無いが、喉の休養&睡眠不足解消と覚悟を決め、都心のネオンが見える病院へ向かった。

 お陰様でこの歳での初手術。相方の時は、入り口で見送った手術室に入ると丁寧な看護師さんの麻酔の説明に、「一日何回この説明をするのか、喉の負担は大きいだろう」と、自分よりずっと若い方に喉の心配をしてしまう。針が背中になかなか入らず、緊張と痛みの冷や汗の初麻酔だったが、入ればあっという間に効いてきた。下半身のみだが腹部の腹筋が動 き、ビックリ!手術中、会話と共にマイケルの歌が聞こえて来て「ラッキー!」とリラックス!機械を使ったベッドからベッドへの移動に、時代を感じつつ病室もどると、麻酔が切れても翌日まで、看護師さんの車椅子のお世話になる。いつもと反対の立場が、本当にありがたかった!

 傷の痛みと共に回復をひたすら待つ入院生活は、同室の方の、闘病の辛さと裏腹の明るい声に感動し、朝から夜まで聞こえてくる大学生の鉛筆の音に感心し、見舞いのご主人や彼氏との押し殺した笑い声におもわず微笑む、日々。見舞いに来てくれた家族との普段は過ごせない貴重な一時も、忘れられない。

 何度も目覚める深夜の病棟(自分は、とっても怖がり!)に響く、妊婦の声や赤ちゃんの泣き声に仕事を思い出し、昼間には、すやすや眠る生後間もない赤ちゃん達の姿に癒された。ロックも流れる談話室で、同じ手術をした若々しい年上エアロビインストラクターと意気投合し話し込んだりもした。

 美味しい食事と丁寧な看護(そして、一日数回ゆったり疲れたお風呂)のお陰で、順調に退院。流石に、体力は落ちは避けられず、仕事を始め2週間後、今度は、咳の風邪、そして、花粉症の症状が追い討ちをかけてきた。

 それでも、闘病生活の中素敵な笑顔を見せてくれた人達との体験は、大事な体験だった。不自由な日々の中でも、精一杯夢に向けて頑張る若者の姿が忘れられない。少しでも病状がよくなり、夢が実現できますように祈るばかり。

 長年、原因不明の腹痛と熱で悩み、遂にこの病院で原因判明、同じ手術をした方と一緒に新生児室を眺めていたとき、嬉しそうに彼女が話してくれた。

「見舞いに来た娘と新生児を見ていたら『この赤ちゃんの人生は、4日なんだね。自分も日々大切に生きなくちゃ。』なんて言ったの!」

 病院には、確かに『希望』が限りなくある。その隣りに限りある『死』が待っているとしても・・・。

 

自分が留守にしていて忙しい中、家事を頑張ってくれた娘、仲良く過ごした相方に感謝!
 
コメント
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