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スポーツ観戦&体験記、
映画&ドラマ鑑賞記、
日々の出来事などを、綴ってまいります

一人ではないという事…シンディー、侍タイ、ジャッキー、ローマ教皇、そして、KEYHUNTR

2025-05-30 09:21:40 | movie
ゴールデンウィーク後にアップの予定が、今回も、あっという間に月末になってしまいました。



毎年、春を迎える毎に、気温頭痛と眠気がひどくなっている実感、そんな中やってくるのが、ゴールデンウィーク、そして、祭り、運動会。パソコンにゆっくり向かう時間が、パワーが、足りない。


最近、良く泣く。というか涙が出る。



出勤前見たテレビの葉加瀬太郎のバイオリンに、いきなり涙こぼれてきたり。



節が移り替わり、環境も人も変化大、心が気持ちが揺れる、から?!



それとも、単なる歳のせい?!



シンディーローパー来日公演を知ったのは、X。






公演動画を見て、そのパワフルさに、圧倒され、「トゥルーカラーズ」を歌う姿に引き込まれ、又、ウルウル。



年明け、天草舞台の、同名BSドラマで初めて知った歌、そして、シンディーローパーのドキュメンタリーを見た。

明るいイメージからは想像できなかった、辛い生い立ち、歌い始めてからも、たくさんの、壁を越えてきた事、そして、日本最後のコンサート?!は、日本語通訳入りで、ユーモアたっぷりの衣装で、歌い踊る姿は、なんて素敵な70代。難しいとわかってはいても、こんな熱くって、ユーモアたっぷりで暖かい、飾らない70代になりたいと、憧れてしまった。



最近の,彼女のインタビューの言葉の中で、



「私自身の考えとしては、扉を叩き続けることが大事。

何を望むかによっても違うけれど、ずっとノックし続けていれば、

いつかはその扉が開くと思う。

だから私は、『諦めずに続ければ、きっと報われる』って信じてるのよ。」



どこかで、何度か聞いた言葉にも、反応してしまった。










連休明けの電車の中、福本清三さんの本を読んでジーン。



「どこかで誰かが見ていてくれる」



福本清三氏の言葉を、小田豊二の聞き書きした本。



図書館で取り寄せ、大部屋俳優がどうやって、日本一の切られ役になっていったのか、お人柄が伝わる話し言葉でつづられ、ラストまで一気読み。



どんな仕事でもやっていた新人時代(まるで「蒲田行進曲」!?)、たくさんの仕事があり、技ありの斬られ役待ちの映画撮影もあり、主役が切られ役を大切にしていた時代から、今や、映画もドラマも無くなって、大部屋メンバーも少なくなってしまったとか。



福本さん自ら、



「とにかく時代劇を見てほしい!スタッフも切られ役もいなくなって、時代劇が作れなくならないように!!」



と、時代劇現場の過去の反省も含め語られる、映画愛、時代劇愛。



「侍タイムスリッパ―」の、おなじみのセリフ



「頑張っていれば、『どこかで誰かが見ていてくれる』」



という言葉は、脇役を大事にしてくれる深作監督(千葉真一さんの恩師、とても好きな監督!!)との「仁義なき戦い」で、どんな端役の役者も名前で呼び演技をつける姿に感じた思いと知り、嬉しくなってしまった。



家居ながらでも見られる「侍タイムスリッパ―」は、今でも映画館でロングラン中。そんな中、Xで、知った、ラジオ、スポティファイ



『時代劇が好きなのだ』




MCのNuiさんの時代劇愛溢れるインタビューによる、コアな時代劇ファンの情報がたっぷりで、早速、山口さん、富家さん、峰さんのトークを録音し、撮影の苦労話を聞き返し、ウルウル。



最初に聞いた、山口馬木也さんのトーク、理由がわからないが、おにぎり、ケーキのシーンは、見るだけでこみあげてしまうという、山口さんの涙もろさにつられてホロリ。



富家さんの、高坂新之助を演じる山口さんへの思いにも、ジーン。



有名な、暑い夏の時代劇の撮影が休みになる時期に撮影されたというだけでも、暑さと戦った、キャスト&スタッフの苦労にジーン。

そして、福本清三さんへのリスペクト。



山口さんの自然体の語りの魅力!冨家さんの年齢を感じさせない爽やかな語り、暖かさが伝わる峰さんの穏やかな話し方。



聞く度に、ご本人の魅力、侍タイ映画の魅力、時代劇への思いに胸が熱くなってしまう。





家族旅行&ちょっと多めの休みが終わり、なんとも言えない疲れを吹き飛ばせたらと、駆け込みで映画鑑賞、数本。


まずは、初侍デラックス版を楽しんで(デラックス版の感想も次回是非!)、はしごで、ジャッキー新作鑑賞。



                「 A LEGEND  伝説」







現代と、過去の戦士が登場する似たような展開は、「THE MYTH/神話」「カンフー・ヨガ」に続く、時空を超え秘宝を守るために活躍する、スタンリー・トン監督とのアクション大作。



若き戦士、AIジャッキー登場が話題。初回は、AIジャッキーが気になって、ストーリーも半分跳んでしまったが、二度目で、人馬の大群で魅せるアクションや、70歳ジャッキーのコミカルアクションも、懐かしいジャッキー映画でおなじみのギャグも詰まった、本作品を楽しめた。



どんなに、昔の切れが見られなくても?!生身のジャッキーアクションはパワーの源。





もう一つ、駆け込みで、


 「旅するローマ教皇」




2022年のドキュメンタリー。亡くなられたこともあって、Xで紹介されたエピソードも気になり「教皇選挙」の前に、久々、シネマカリテへ。



第266代ローマ教皇フランシスコ、本名:ホルヘ・マリオ・ベルゴリオという人のことが知りたくて見たが、青く澄み渡った空をバックに手を振る教皇の姿とは真逆の重い内容も。



囚人たちに、群衆に、「どんな環境でも、夢を見る事を忘れないで、夢は未来だから」と語りかけ、謝罪するときも真摯に謝罪の弁を述べる。どんな時もどんなところへも、微笑み手を振り、歩み寄っていく。最後は、一人懺悔する姿で終わる。



思いのほか、切なくなる内容だったが、それでもドキュメンタリーが好きな自分は、次の新しいローマ教皇に出会う前に、その温かさ、懐の奥深い生き様見ることが出来て良かった。





始まってすぐに語られた言葉が一番心に残っている。




「私たち社会が失くしたのは泣くという体験です。苦を共にする体験です。無関心のグローバル化が泣くという力を奪ったのです」





人は一人では生きていけない、共にこの時を生きている。





最近、改めて思う、どんな時も、私の心にずっとある6人の仲間。



「KEYHUNTER」心の支え、笑顔の素、勇気の素、

そして、踏ん張るパワー。



小学生で出会ったドラマが、今も、,大事な仲間を繋ぐ、私の心の大切な宝物、心の支え、となる、とは!自分でも驚いている。

映画館でコンサート&涙の鑑賞・・・ビリー&みゆきさん&フレディー&海の上のピアニスト

2024-05-26 23:58:27 | movie

映画館でコンサートや舞台を見るのも、珍しくなくなりました。

 

なかなかチケットは取れない、遠くで見るなら、映画館で、じっくりと見るのも有りということで、昨年末から、続けざまに、映画館でのコンサートを鑑賞。

 

 

まず、1本目は、昨年末の、

 

「ビリー・ジョエル:ライブ・アット・シェイ・スタジアム」

 

 

 

「ストレンジャー」「オーネスティ―」等、知っていたけれど、「ピアノマン」に出会いって、いきなりウルウル状態になり、弾きたい!と練習しはじめ、コンサートに行きたい!生で聞いてみたい!と思ったところに、久しぶりに来日コンサートがあると聞いたものの、チケットが手に届かず断念!!そこに、上映の話を耳にし、相方は忘年会と聞いて、即チケット購入!!

 

皆さんどんな感じで見るの?とキョロキョロ。始まってしまえば、ピアノ弾く姿に見入って聞き入って、声にパワーに、ウルウル惹き込まれていました。いつの間にか、若い頃以上に、今の歌う姿が好きになってしまった!?!

 

そして、もう一つの魅力、豪華なゲスト!ポール・マッカトニーも登場し2曲も歌ってくれた。「ピアノマン」が流れて、いつの間にか、涙が。もちろん生で聞きたかった!とはいえ、充分幸せなひと時、クリスマス&誕生日プレゼントになりました。

 

 

正月休み、相方さんが映画館で何か見ようと、期間限定中島みゆきさんを見に行くことに。

 

「中嶋みゆき 夜会の軌跡 劇場版」

 

 

1989~2002の夜会のシーンから編集されたもの。

 

知らない曲は数曲。レコードで聞いていた曲たちが、みゆきさんが表現する世界で改めて聞くと、すっと入ってくる。みゆきさんの世界に入り込んで、ワクワク聞いていたり、ウルウルしたり。

 

隣で聞いていた相方さん、ほとんど知らない曲で、残念ながら、みゆきさんの世界に入れず置いて行かれた感じだったよう。帰り道、元気パワー貰えなかった、としょんぼり。

 

以前、「夜会」のおチケットを何とか手に入れたものの、後ろから3番目くらいの席で、ほとんど見えずショックだった。あの時と同じ状態になってしまっていました。

 

う~ん「夜会」は、相方さんにはちょと「厄介?!」

「ごめんなさ~い。一人で見たほうがよかったね~。」

 

 

 

三本目も、また私の御贔屓、QUEENのコンサートへ、相方さんと。

 

 

期間限定 IMAX「モントリオール コンサート」

 

 

綺麗な映像、迫力の音、ドアップのフレディーに、何度もズキューン!皆、若く、パワフルで、ワクワクドキドキしながら、鑑賞。

 

友人とも、二回目鑑賞。何度見ても、ワクワク感は変わらない。聞き取り苦手な、ジョンのベースの音も、ずんずん入ってきて、嬉しくなってしまいました。

 

笑顔はラストまで、封印?!みたいなフレディーの最後に笑顔に、また、また、ズキューン!!!

 

 

最後は、午前十時の映画祭で、是非スクリーンで見たかった、

 

「海の上のピアニスト」

 

 
大好きな映画「ニューシネマ・パラダイス」と同じ、ジュゼッペ・トルナトーレ監督、エンニオ・モリコーネ音楽、ジュゼッペ・ペルナトーレ脚本のコンビで、見る前からワクワク。
 
やっとスクリーンで見られた!こんなストーリーだったんだ!!
 
楽しみにしていた、ピアノ演奏シーン。
ジャズピアノ対決は、圧巻!!勝ち負け以上に、二人の熱い迫力の演奏に、惹き込まれ大満足!!
 
ストーリーは、お伽話のよう、船で見つかり”1900”ナインハンドレットと名付けられた男の子が、船でピアノを弾くようになり、その腕前を聞きつけた有名ピアニストとに対決や、憧れの女性へのピアノ曲とはかない恋、船を降りる決断と、船と共に生きる決断などが描かれている。
 
船に乗ったことのない自分には揺られながらの暮らしは、まったく想像できないが、ゆったりとして壮大なモリコーネの音楽が、想像を助けてくれて、一緒に船に乗っているような気持にもさせてくれました。
 
船という大きなの揺り籠の中で、海の香りに包まれ、沢山の人々が通り過ぎてゆく暮らし。賑やかで華やかな日々。それが終わろうとしている時、彼”1900”は、どこへ行くのか・・・
 
ラスト、切なく、やるせない気持ちを、バイオリ二ストと楽器屋の店主の会話に救われて、劇場を後にしました。
 
 
見たい映画ぜーんぶ映画館で見られるとは限らない!
 
ホントに残念!!
 
あっという間に、上映時間が変わり、仕事の合間にうまく映画館で見られないまま、上映終了となることも、度々。
 
でもこの人の映画は、何度もスクリーンで見たくなる。
久しぶりに、そんな彼がスクリーンに戻ってきた。
 
次回は、そんな彼の映画と出会いの話を・・・

アカデミー賞作品でパワーチャージ!・・・「ゴジラ1.0」「君たちはどう生きるか」「スケアクロウ」

2024-03-31 01:42:28 | movie

3月は、アカデミーの季節、嬉しい受賞の報告が届きました。

二作品も受賞するのは、本当に嬉しい!

 

まずは、一本目。

 

「ゴジラ‐1.0」

 

 

 

 

前回見たゴジラから、久しぶりにゴジラに再会。

 

映画仲間さんから、よかった!お勧めしますといわれたよ!と、洋画ファンの相方さん乗り気になったところで、IMAXへ。

 

前作と、まったくの違う世界観、戦争とゴジラ、始まりから、最後へつながる、複線回収もわくわく、役者さんの熱演に、ぐいぐい引き込まれました。

 

ハッピーエンドも嬉しくて、久しぶりに相方さん、大満足。映画の醍醐味、ハラハラ、ドキドキ、ウルウル、たっぷり楽しませてもらいました。

 

久しぶりの、スケールの大きな、愛と勇気と夢が詰まった日本映画、ハリウッドの方々も、あのスピルバーグ監督も楽しんでくれたことも嬉しい限り。(ジュラシックパークを彷彿させるシーンも有りました!)まだ劇場公開中、もう一度、多くなスクリーンで見たいと思っています。

 

もう一つは、ジプリ作品。

 

「君たちはどう生きるか」

 

 

 

 

ネットで感想読んでいたので二の足を踏んでいたのですが、遅ればせながら、やっと、相方さんと見に行って、思った以上に、心に沁みました。

 

こちらも戦字中のお話。余計なセリフは無いけれど、戦争の痛々しさがじわじわと伝わってくる。

 

お話は、私の中で、まだ未消化中。私が見たジプリの映画は、「???」がいつも残る。それが、なんとも言えなくて、また見入ってしまう。不思議な国の「ハウルの動く城」の世界が大好き。今回の作品もどこか似ている気がして、見ていた。(どちらも、キムタクの声が聞けるからだけでなく)

 

ラストエンドロール、歌が流れて、気が付いたら涙がこぼれていた。「えっ!」と思うくらい。まっすぐに生きる強さを感じさせてもらったからか。


この作品も、アカデミー賞で、評価されたこと、とてもうれしかった。どちらの作品も、自分には人間の、そして、心の「強さ」を感じる映画でした。今は、心の強さ、強い人間に、惹かれてしまう。昔は、「優しさが」一番だったのですが、この年になると、「強さ」に心が動きます。


もう一つ、おまけに、

午前十時の映画祭で、ずっと楽しみにしていた、カンヌ最優秀受賞した作品。

 

 「スケアクロウ」

 

 

 

 

大好きな俳優の一人、ジーン・ハックマンの、お気に入りの映画。

 

スクリーンで見るのは何回目か。

 

疑り深く、粗野な一匹狼のような男が、道連れに出会い、笑顔を取り戻し、大切な相棒の為に、動き出す。

 

やせっぽちの相棒アルパチーノから「案山子(スケアクロウ)はカラスを追い払っているのではなく、笑わせて、この畑は、いたずらやめておこうとカラスに思わせているんだ」と言われ、笑い飛ばしていた、ハックマンが、彼の為に、笑顔で、喧嘩を辞めストリップを始めるシーンは、何度見て泣けてしまう。

 

心が、カサカサついて来たら、見たくなる、見てほしい、心が温まる作品。

 

人は一人では生きていけない、笑顔がなければ生きていけない。

そんな気持ちを、改めて思い出させてもらいました。

 

時間に追われる日々、映画でパワーチャージ!!

 

気温の変化が大きいこの季節に出るようになった、気温差頭痛も、何とか乗り切りたいと思います。

 

次回は、違うジャンルの映画のお話を・・・

 


新たな映画、音楽、感動との出会い・・・・『青春の光と影』そして「コーダあいのうた」

2022-05-24 22:26:00 | movie
自分の映画、映画音楽好きは父譲り。

父が秋葉原買ってくるカセットや、珍しく買ってきたLPには、演歌歌謡曲の中に、戦争物や西部劇の映画音楽が混ざっていて、知らぬ間に、オーケストラの音楽を聴いていた。

高校時代二本立ての映画館で、音楽をしっかり聞きたくて(最近は、テレビ、映画とも、流れてくる音楽も、だいぶ、同時に鑑賞出来て来た)、朝から夕方まで、二回鑑賞。入れ替え制無しで、ラッキー!でも今は、二本立ても、時間以上に体力が持たなくなってきているのが悔しく情けない。

映画音楽は、自分の音楽の原点の一つ。「禁じられた遊び」のギターから始まり、「ボヘミアンラブソティー」で、フレディー・マーキュリーのピアノにはまった。

もちろん歌も。中学生時「ポセイドンアドベンチャー」の挿入歌「モーニングアフター」も訳してみたり、最初にはまった映画の歌。ミュージカル映画は言うまでもなく、すぐ口ずさんだり、ハミングしてしまう。

コロナで、映画館我慢の昨年の6月、DVD「ジーザス・クライストスーパスター2000」に出会い、グレン・カーターの歌にはまり、ネットで「ジャージーボーイズ」「ムーンランディング」など、舞台の歌も聞きまくっていた。

出かけられずに終わったゴールデンウィーク。相方が急に、込み合う前の朝早くで、見たい映画があったら付き合うよ!

劇場鑑賞諦めかけていた映画、「コーダあいのうた」二人で鑑賞。

アカデミー賞受賞作品を、あえて情報を入れずに出かけ、お父さんに笑わせてもらいながら、途中からハンカチ握り締め、鼻水啜る音を出さぬよう必死で見ることに。「ボヘミアンラブソティー」以来の決壊状態になっていた。

もうすぐ終わってしまうのが残念!!だが、一月からの上映だったので、もっと早く行っていればと、後悔。絶対映画館で鑑賞したい作品。思わずご高齢のピアノの先生にも、是非!とご推薦。

コーダ、と言う言葉に、音楽用語を発想してしまうが、耳の聞こえない家庭に生まれた、耳が聞こえる子供の事を表す言葉。

彼女がどうやって、家族に自分の歌とその思いを伝えるかがストーリーの一つの見どころ。音の聞こえない世界は、音楽にいつも囲まれている自分には、想像が難しすぎる。

手話の世界は、近くにもあり、手話通訳をする姿は、娘が中学校に入った時、保護者の集まりで見るようになっていた。手話で話す姿も違和感はない。が、聞こえない人の暮らしが、音(騒音、笑)に満ちているというのは、当たり前のことながら、発想がなかった。

聞こえるのが当然の人々と暮らす時、手話通訳が出来る人がいることが、必須条件になると思っていたが、今は携帯がある時代(外国語通訳も見られる時代)。

兄さんの携帯打つ速度が、めちゃくちゃ早く感じたのは自分だけ?

障がいや、病気が、家族の結びつきを強めることを、パーキンソン病の介護から始まった夫婦家族を持つ自分は実感している。

だが、家族が仲が良いことと、依存することは別物。

子供達の成長と共に、守ることが束縛に変わっていくことも、自分も実感する、いつか、常に突き当たる問題。

彼女の歌った歌の歌詞が、胸に迫って、何度聞いても、その力強い歌声と優しいピアノの伴奏と共に、涙が自然に溢れてくる。


休みの次女を捕まえて、おすすめだから絶対!一緒に見る?と、仕事前に鑑賞。
観客が少なくてリラックスして、涙たっぷり。外に出ても、目の周りがやばい二人。雨が降り出し、ホッ。途中から号泣だった次女から「いいデトックスになったよ」とメール。

他の劇場でやっと手に入れたプログラムも、とても素敵。

読みながら、素敵な髭で、愉快で、まっすぐで優しいお父さんを演じられた、トロイ・コッツアーの写真にニヤニヤ。

乙女心を持ちつづける、チャーミングで愛情あふれるお母さんを演じたマーリー・マトリン(未見のアカデミー賞受賞作品もぜひ見たい!)の美しい笑顔に、うっとり。

エネルギッシュなV先生の写真もいっぱいで嬉しい。沢山のパワー、思いが詰まった、未来に続く作品に出会えて、幸せ!感謝!


早速、ピアノで、「青春の光と影」を、思い出しながら、ポロンポロン。

楽譜を取り寄せ、ピアノの先生と、音の無い世界と歌と、映画の話をしながら、次回弾く(練習と自分はまずは歌?!)のを楽しみにしている。

始まりの時、別れの時、感謝の時、・・・『007 NO TIME TO DIE』劇場鑑賞

2021-10-12 15:15:00 | movie

仲間の依頼で、古いパソコンと格闘中。

千葉ちゃんのCD作成するも、なかなか、うまく動いてくれず。何度も千葉ちゃんの歌声を聴くと、すぐ当時の記憶がよみがえって、グッとあふれてくる気持ちは封印しつつ製作中。しみじみ聞くには早すぎて・・・・。

今は、通勤時、寝入る時、動画から録音した「ジーザスクライストスーパースター」「ジャージーボーイズ」「ムーンランディング」等のグレンカーターの歌を聴くのが、ルーティーン。

グレンのエネルギー溢れるミュージカルのナンバーの中でも、「ジーザスクライストスーパースター/ゲッセネマネ」が、一番のお気に入り。ジャージーボーイズ、ロンドンメンバーオリジナル4の楽しい会話(英語で半分しかわからないが)にもニヤニヤ。(千葉ちゃんもミュージカル大好きで、JACミュージカルで自分も歌って踊っていたっけ・・・)


沢山の人々の努力で、コロナ感染者が減って来た。

やっと、以前のような時間が戻って来始めました。

そして・・・・

遂に・・・・

007新作公開!

念願の、ラミマレックに、相方と会いに行ってきました!!!

シアターの大きなスクリーン、並んだ椅子、ふわっとした感触を足元に感じた瞬間、ウルっと、突然、こみ上げて来た。「!!!」

自分でも驚いいてしまった。

トイレに行ってもこみあげてくるものが、あふれそうになる。

ずっとずっとこの日を待っていた!映画館で、映画に会える日を。父の介護と仕事関係で、どうしても、コロナ予防が優先だったこの一年と数カ月。

「よく我慢したね!」自分に言い聞かせ、落ち着かせ、席戻った。

久しぶりIMAXの画面に、一瞬にして、記憶はタイムスリップ。
何度も見た「ボヘミアンラブソティー」ラミの瞳が、蘇って来た。

そして、画面の中には、ダニエルグレイグのブルーアイ。(グレンカーターも、ブルーアイ!)このブルーアイが、ダニエル007シリーズ6作品15年間を締めくくる、《no time to die》の、鍵となっている。

お決まりの、爆破&カーアクションの連続、お色気はちょっと少な目でも、肉弾戦の見せ場も有り、007御馴染みのメンバーや、アイテムが登場するとワクワク。

能面、着物、畳に正座とジャパンテイストがプンプン。そして、ラミ。表情に瞳に、独特の雰囲気が、異常な愛着と邪悪な思いを醸し出して、『動』の力勝負だけではなく、『静』の心の内なる葛藤、戦いが、たまらない。

グレイグボンド最終章としての締めくくりに、バックに流れる音楽と共に感動のラストへ。

ボンドは戻ってくることを約束して、終演。

劇場での再会第一弾の映画は、007と決めていた。本当に幸せだった!

贅沢な3時間。15年間の締めくくり最後まで、傷だらけになって、スタントマンと共に、身体を張って見せてくれた沢山の迫力あるアクションシーンに拍手(どんなにたくさんの人達が沢山の時間をかけてつくりあげたかは、千葉さんが教えてくれた事)を堪能させてもらった。

次の、ボンドに出会えるまで、もう一度、渋くて濃厚でスパイ小説のムードがプンプンの、ダニエル007シリーズ5作品を、もう一度、味わってみたい。



そして・・・・

千葉ちゃんの追悼上映が、もうすぐ始まる。

ちゃんと、劇場で、大きなスクリーンで、

千葉ちゃんと再会しようと思っている、が・・・・・