Tik's little window 

スポーツ観戦&体験記、
映画&ドラマ鑑賞記、
日々の出来事などを、綴ってまいります

優しくて、愛おしくて、ありがたい再会……「それが大事」30th 記念動画

2021-06-29 16:50:00 | 思い出
映画でのクィーンとの再会の思いを、たっぷり温めて、報告したいと思っていたら、いきなり、別の再会が飛び込んできて、詰まっていた胸の思いが、一気に流れ出てしまった。

「負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じぬくこと、だめになりそうな時、それが一番大事……」

大事マンブラザーズの「それが大事」30th の記念動画

友人から届いた動画は、懐かしい記憶と共に、歌詞があまりに今の自分にドストライクで、昼間なのにボロボロに・・・お休みの相方に気づかれないようにするのが大変で、参った。

認知症の父との8回目の夏。父の介護に最も気を遣う季節がやって来た。水分不足からくる肺炎や、排尿不足からも来る腎臓結石が起こす、発熱等のトラブルの季節。昨年は、突然の震えるほどの発熱で、救急車入院、手術。認知の薬のシールが貼ってもらえていなかったり、一人で杖無しでトイレに行き転んだり、入院のトラブルは、コロナで見舞いに行けないことで増え、ヒヤヒヤ。リハショートもして、帰宅。何とか最小限のダメージで胸をなでおろしたが、父はもちろん忘れている。


日曜、仕事から戻ると、電話で食べたといっていた昼食は手付かずのまま。水も減っていない!しっかり水飲んでトイレに行こう!と、声をかけても、座ってテレビを見ている父に、語気が荒くなるが、父は悪気もなく、ポワン。

ハッとして、認知だから・・・と自分に言い聞かせる。伝わらないことへのいら立ち、無力感、嘆き等々、胸に渦巻き、空の上の母に、ポロポロこぼしてみたり。毎年訪れる、介護のやりきれない思い大発生。


「負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じぬくこと、涙魅せてもいいよ、それを忘れなければ…」


動画の中で、軟らかく、時に、力を込めて、何度も繰り返される言葉。

一人で抱えていた思いを、もう一人の自分が、ぱっぱをかける。

30年前に聞いた時には、想像もしなかったシュチュエーション。

コロナの中で歌った動画、沢山の方のお祝い動画、繰り返し見ながら、時の流れを感じながら、今ここにいることを、かみしめる。


送ってくれた彼女と会ったのが、コロナ騒動が起きる前の秋。久しぶりに、30年前の懐かしい仲間との集まりだった。(2019年は、懐かしい再会が、年末まで異様に多かった!)

父と暮らすとは、想像もしていなかった、仲間と若き夢追う日々に流れていた歌が、今また、自分を励ましてくれていることに、感謝。

そして新たな再会を、演出してくれた、彼女との縁、繋がりが、ありがたすぎて・・・
また涙腺が緩んでしまった。


「投げ出さないこと、それが一番大事」

日々の暮らし、父の介護、そして、あの頃の夢も・・・



コロナ開けたら、みんなで一緒に歌いたいね!と、

彼女、立川女史に、伝えました




「それが大事」30周年記念動画は、こちら
https://www.youtube.com/watch?v=68C0bKd96jk
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”ただお前がいい”な人………松山千春コンサートをみて

2021-06-13 13:42:00 | 思い出
青春時代、ギターとフォークソングが、いつもそばにあった。

中学時代、初めての引っ越し。新しい家初めての個室。そろりそろり、覚えたてのコードで、弾き語りしていた「ふれあい」。寂しさを言葉にするのが、難しくて。

秋田から東京へ、夢をかなえるための資金稼ぎの場所で、出会った彼は同郷出身の先輩。
片思いの終わりに流れていた中島みゆき「玲子」「化粧」。

一年後、夢のために選んだ新しい生活。昼間は学校、習いもの。夜、生活費稼ぎ。
そう今のドラマ「コントが始まる」の主人公の妹のようにバイト。お店には、ガットギター二本とタンバリン一つ。カラオケなどない時代、お客さん弾き語りしたり、ママさんも一緒になって、にぎやかな演奏会のようになったり。

自分も、少しだけ弾ける曲だけ、弾き語り。歌詞とコードが書かかれた歌ファイルを開いては、今も時々引いてみる。「アザミ嬢のララバイ」「ホームにて」「遠くで汽笛を聞きながら」「思えば遠くへきたもんだ」「桜三月散歩道」「言葉にできない」「落葉」「流星」「プカプカ」(ママの十八番の一つ)……

中島みゆき、小椋桂、オフコース、さだまさし、海援隊、アリス、井上陽水、etc・・・・



思い出の人は、カウンターで、松山千春を引いていた。

「恋」「時のいたずら」

松山千春のコンサートの番組を録画してみていた時、彼「TANI」さんの思い出が一気によみがえってきた。

北海道から出て来た時は、ギターで歌っていたかったような話を聞いた。いろいろあって、いきなり男の子と女の子の父親に。お店を離れても、年に二度、新年会と花見に合う飲み仲間。引っ越し先から、糖尿病で目が見えなくなってきてお酒も少ししか飲めなくても、家族会になった新年会でも、TANI さんは、やってきてくれた。

結婚する前からの付き合いは、気が付けば家族ぐるみ。ずっと会えなくても、TANIさんは、すぐそこにいる存在だった。意識不明になり、ギターコードも忘れても、我が家にはたどり着けたTANIさん。

ケガした足を切断することになったと、連絡が入り病院へ。好きな曲でつくったCDを持参して、片足歩行リハビリを応援した日から、2か月後の正月、電話で元気な声を聴き、会いに行くよ!と約束した2か月後、彼は旅立った。
 
本名で読んだことはない。松山千春の歌が、とてもうまくて、とても似合っていて、いつもにやっと笑ってくれたTANI さんのお通夜に、電車を乗り継ぎたどり着いた。我が家に来てくれたお子様たちは、皆立派になって迎えてくれた。

フォークソングならぬ、お経の大合唱。

びっくりした自分と相方に「本人が一番びっくりしているでしょう」とクスッと奥様。


ただそこにいてくれた、大切な恩人の一人、弾き語りする姿は今でもすぐ目に浮かんでくる。

松山千春が語る姿に、TANI さんとの思い出が蘇り重なり、胸が熱くなった。

たくさんの曲と一緒にいつまでも、心の中に元気なTANI さんが戻ってくる。

またギターであのころのフォークソングたちを弾きたくなってきた。

TANI さん、感謝。
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偶然の出会いへの感謝と、再会のときめき・・・今夜再会「ボヘミアンラブソティー」

2021-06-04 15:14:00 | 映画

二年前の年明け、話題御映画を、やっぱり話のタネに一度は、見ておこうと、一人映画館へ行った。

「ボヘミアンラブソティー」

「クィーン」

名前は聞いたことはあるが、歌の題名ともはっきり知らず、バンドの名前も、妹が中学時代聞いていたような?!と、いつもの新作映画を見に行くように、出かけた。

見始めて、気が付けば、ぐいぐい引き込まれ、ボロボロになっていた。周りからもすすり泣く声が。

それから、家族や友人、思いを分かち合いたくて、一人気持ちよく泣きたくて、時間が空くと、出先からもチケット予約し通った春。気が付けば、二ケタ台になり、爆音上映会では、一度、夏の夜の上野公園の野外上映で、沢山のファンとコンサートのような気分でワイワイ!

コロナ前で本当に良かったと、今思う。

高校時代、何気なく通り過ぎてしまっていた、クィーンとの出会い。(中学から、ギター手にフォークの弾き語りの真似事して、ロックは、入り込む隙間がなかった?!)

この年になって完璧にはまり、CDや本やDVDを集め、ついにネットへ。

ブログのファンの世界に足を突っ込んで、いろいろな方とやっぱり繋がり、始めたばかりだったピアノも、どんどんクィーンのメロディーに引っ張られ、クィーン&ピアノの世界へ。

100年前のスペイン風邪のような、コロナの嵐の中、癒してもらっていることは確かで、感謝するばかり。

偶然の嬉しい出会い第一は、小3のある夜のドラマとの出会い。二度目は、嫁いで介護中に出会った人たち、そして、2年前。それ以外にも沢山の思いもよらない出会いがあった。それらに支えられ、今がある。感謝。

そして、もちろん、いくつもの別れも。人は忘れる生き物だから、そして自分は、良くも悪くも、と~っても忘却力の強いタイプ。

だから、偶然の再会は感動!わかっていても、興奮!感激!

今晩の再会は、どんな気持ちになるのか・・・・

家族も一緒だから、気恥ずかしい気持ちを胸に潜めて、味わうことになるような・・・・

今から待ち切れず、そわそわしている自分がいる。


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