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スポーツ観戦&体験記、
映画&ドラマ鑑賞記、
日々の出来事などを、綴ってまいります

今年も、会えた!潮の香りと暖かい温もりのこもった映画館ー天草シネマパラダイス2011

2011-11-20 00:00:00 | ノンジャンル
 天草というと長崎と思っていた自分が、初めて福岡からジェットコースターに乗ったような飛行機の旅で降り立った天草の地。感動の初対面&千葉祭から4年、再び本渡第一映劇のスクリーンで千葉ちゃんを見る事が出来ました。

  柿久氏が、多くの地元映画ファンに支えられ、今年も映画祭を開く、
    本渡第一映劇的映画祭、天草シネマパラダイス 2011 
  新聞記事でも紹介されたように、一回一回、一年一年が、勝負の映画祭だ。
  
 自分が行った、今月初め第一週のラインナップは、3作品もどれも、今見ても、心に沁みるシーンが沢山。

 自分がギリギリで、スクリーンの千葉ちゃんのラストシーンに間に合ったのは「ルバング島の奇蹟 陸軍中野学校」はじめて見たときは、戦争への思いと共に切なく胸が締め付けられた作品。

 第二週は、藤純子さんの任侠物、赤木圭一郎と南田洋子共演作品、そして、田宮二郎出演の原爆を扱った社会派サスペンス。

 上に、リンクで紹介した新聞記事のように、今後、シネコンでは見る機会がほとんどなくなるような貴重な3作品の上映。古いフィルムの上映は、特に神経を使うという柿久氏が、自らフィルムを確認しながら映写機を回す苦労は、シネコンが諦めやめてしまったものだ。

 そして現在上映中の作品は、吉永小百合主演&ケビン・コスナー主演作品と、鮮やかな背景をバックに描かれるアニメ作品。

 以下、「キューポラのある町」ご推薦の、千葉ちゃんファンの映画通K氏の解説を!

 吉永小百合初主演作品「キューポラのある町」(長い間キューポラ=鉄の溶解炉を知らずにおりました、汗)は、吉永小百合がヒロインを演じた作品だが(日活の宣伝部長の友人が吉永の父親だった事から至上命令だった?!)デビュー作となった浦山桐郎監督が当時を振り返り「(吉永は)どうしたって工員の娘にならない。工員の娘になるわけがないので、別の面を出すしかない」と思ったと語っている。

浦山桐郎は「生涯現役でいたい。映画を1ダース作るまで自分は死ねない」が口癖だったが1985年54歳の若さで急逝、生涯に遺した作品は9本だった。近年、再評価されている川島雄三監督は、浦山の師匠で(今村昌平が兄弟子)、弟子の作品を殆ど観ることがなかった監督が、零号試写(スタッフのみで観る)を見に行って、「新人という条件を抜きにしても、立派なシャシンです」と、心配顔のプロデューサーたち向かって褒めたという逸話も残っている。フランソワ・トリュフォーは「少年の心が原点になっている」と評している。
 あらためて再評価を願う孤高の映画作家の記念すべきデビュー作、是非、味わってみて欲しい作品。
 
 この作品に関し監督が語った話では、《石原慎太郎の映画がたくさん出てきて、これはどう見ても違う。おれは違うことを表明しなければならない、という感じを助監督のときから持っていた。助監督時代に何かを感じていたとすれば、それをいちばん感じていたという気がする。あの頃、昭和33、4年頃からヌーベルバーグ映画が出て、現象的な行動主義が、わりあい受けかかっていたが、これに対し意識的か、無意識的かしらないが、かなり反発をしていて「キューポラ」を撮ってるあいだじゅうも反発を感じていた。後に、「キューポラ」の子供が自由にはねまわるのが行動主義のヒナ型ではないか、みたいなことを言われた時、僕は猛烈に反発した》と、語っている。隆盛を極めていたいわゆる太陽族映画に対しての反論、無軌道に暴れまわる「太陽の季節」から連なる石原慎太郎映画への浦山桐郎のアンチテーゼ的作品。 -Special thanks by Y.kanehira. 抜粋 tik -
 

 少々、難解な映画通のお言葉も入っているが、とにかく、そんな魅力的な作品を並べて、見せてくれる本渡第一映劇の、年に一度の、スペシャル映画祭に、是非一度、足を運んで欲しい!!

 今年、初めて陸路で、熊本駅からバスで二時間、眠気も吹き飛ばす、美しい海岸線&島々&大小の橋と海の香りをたっぷり堪能し、さらに、さくさくした刺身を、たっぷりご馳走になって帰ってきた自分は、もう、飛行機のチケットを何とかならないか、思案中!!

 ラスト、第4週の解説は次回に続く・・・・

 


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大切な事、大切なものを自分で考えるー原発事故

2011-03-20 23:57:00 | ノンジャンル
イタリアテレビ局の興味深い記事を紹介しているブログを知った。

『16日、イタリアの市民保護局の隊員が、東京で放射線量を調べてみたところ、0.04マイクロシーベルト/hであった。ちなみにローマの平均放射線量は0.25マイクロシーベルト/hである』

http://www.rainews24.it/it/news.php?newsid=151021

http://www.lachirico.com/2011/03/18/giappone-11/

 外国人は皆避難していると聞く。それでも、日本にいる外人観光客を見て、感謝。

 毎日何度も、原発の報告をする枝野幸男官房長官の姿、いつの間にか頭が下がる思いで聴いている自分。

 緊急消防援助隊第1陣の3人の会見で、「福島原発に行ってくるよ」と妻にメールを打った佐藤消防司監に、「日本の救世主になってください」と1行返信が来たと、涙を浮かべ、笑顔で話す姿に、自分も思わず涙。いつの時代も、私達は困難に命がけで立ち向かう人達に救われてきた。感謝!

 沢山の情報が流れている、しかしその真偽を確かめるのは至難の業、それでも、映像に写る表情は真実。もちろん、編集はされているが。

 今、心が試されている。
勇気、善意、嘆き、動揺、人の心は傷つきやすく不安定。だが、必死で自分を奮い立たせる勇気がある。弱さと逞しさ、明るさと暗さ、善意と悪意、愚かさと賢さ、それぞれが一つの心に同居しているのが人間。例えば「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャンのように、罪人でありヒーローなのだ。
 
 ダメな部分を上げて、嘆き攻撃する事は簡単な事だが、いつでも、どんな時でも、人間の可能性を信じ、良いとこ取りで生きていけたらと思う。

 頑張れ!日本!!頑張れ人間!!自分の可能性を信じて!!!(祈)


SMILE Michael Jackson ≪ 日本語字幕・和訳≫
http://www.youtube.com/watch?v=pyRa_ygq1nc&feature=related



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流れる汗こそ、アクションドラマの魅力ーアクションへの夢

2010-08-01 16:44:00 | ノンジャンル
キイハンターファン、千葉ちゃんアクションファン、の集まったオフ会で、「キイハンター」のアクションシーンも見ながらの話し。

 「もうそろそろアクションドラマが、作られても良いじゃないか?」

 「見てくれる視聴者はいるかな?」

 「若い動けるイケメンを使えば、絶対見てくれるのでは?!」

 「『ニューキイハンター』の映画化企画は、丹波ボスがなくなられて、消えてしまったようで、とても残念。」

 「『キイハンター』は、今でも使える設定!是非!!見てみたい!!!」

 『キイハンターDVDーBOX』のモノクロ編、カラー編は何度見ても、
引き込まれてしまう。

 迫力のシーン、スピーディーな展開、そして、手に汗握るアクション魅力的な役者の表情、決して今のドラマの出来が悪いわけではないのだが、何かワクワク感が沸いてこないのは、歳のせいだけではないだろう。

 それは何が違うのか・・・・????

 単純に言って『汗』!

 皆で、話し合い労力を惜しまず、時間をかけて録るシーンには、その思いが詰まって、見るものにも必ず伝わってくる。それは汗の臭いであったり、胸が熱くなるほどの思いであったり。

 先日見たBS2ジャッキー・チェン映画特集、何度も見た懐かしい作品、ジャッキーの渾身のアクション&スタントに、じっと見入ってしまった。監督、脚本、殺陣師などを自らこなし、今のCGを使ったジャッキー作品の3倍のパワーが詰まっている感じ。

 そして、続くブルース・リー映画特集でも、ブルース・リーの練って練って作られたアクションシーンと、研ぎ澄まされたような身のこなしと、渾身の表情にCGには無い魅力を感じた。

 今、新たな魅力あるアクションドラマを作ろうとするならば、やはり、汗が滲んだ躍動する身体が映っているシーンが見たいと思う。
 
 空手・カンフーのアクションにこだわらず、殴り合いのシーンでも、同じ!その昔、「キイハンター」の格闘にワクワクしたような、役者同士のぶつかり合いは外せない!!

 今では許可されない撮影、スタントシーンは、CGにならざるを得ないだろう。しかし、ブルーシート、グリーンスクリーンの前で演じる役者の表情、身体の躍動する姿は、CGに負けるとも劣らない迫真のそれでなくてはならないと、強く思う。

 以前、千葉ちゃんが久々に、自ら転がりほこりまみれ汗まみれになって演じてくれた『マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝』の舞台挨拶でメッセージが紹介された。
 
「迫力のあるCGシーンが作られる中で、それに負けない演技、迫真の表情を見せられる役者がまだ少ない気がする。もっと、もっと、役者自身も、自らの演技を磨いて行かなくては無くてはならないと感じている。」というような、言葉だったと思う。わられらが千葉ちゃんの言葉に、うんうんと頷いていた。

 「キイハンター」を見ながら、新しい「キイハンター」のアクションシーンを、思い描いている自分。千葉ちゃんと同じように、決して夢は諦めていない!!誰がいつやるかはわからないけれど・・・・

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2006年の大晦日

2006-12-31 14:00:19 | ノンジャンル
書きたいけれど時間がない日々を送っておりました。
本日も掃除におせちつくりに大忙しですが、ほんの少し座る時間が出来たので、ちょっと思いつくままに、許される時間で・・・

2006年スポーツはなんといても野球が印象的な年でした。

ワールドクラッシックベースボールでは、チームプレーが心に残りました。
 
早稲田実業の勝利は、ピッチャーと言う仕事に大変さを改めて感じさせてくれました。
 
そして日ハム優勝!新庄選手強運の裏にある努力精神力を知りました。

努力の人の勝利で忘れてはいけないのは、大リーグの田口選手。ついに掴んだワールドシリーズ制覇の偉業。常に前向きな姿勢に拍手!

イチローにも拍手!2000本安打達成の産み苦しさが、伝わってきました。

そして今年はつらい我慢の年だった野茂選手には、来年期待しています。

野球に始まり野球に終わった一年ですが、サッカーにも興奮!中田の引退に涙でも、納得!ボクシングもよく見た!亀田選手の防衛戦は見直した感が強い。常に冷静に試合をしている感じがしました。見た目より堅実純な感じが伝わってきました。

そしてディープインパクト、ラストラン!涙でした。

 学生の自殺の話でも、ちょっと伝えたい思いがあるけれどそれは来年に、ただ、努力し戦うことが人を感動させることは間違い無い!外に向かうだけでなく、内面の自分自身に対しても、戦い続けなくてはいけないと思った一年だった。

来年も、負けることを恐れず、自分と戦うぞ~!!疲れてハイテンションになっておりますが、来年もどうぞよろしく。良いお年を!

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『隻腕の剣士』高宮敏光さん、40分延長の一本!

2006-07-17 23:11:24 | ノンジャンル
大阪体育大4年生、「隻腕の剣士」高宮敏光さんを「サンデースポーツ」で見て、感動。肘から先のない片腕での飛び込み前転、鉄棒と体育の教師になる為に、挑戦する姿、笑顔が爽やかでとても素敵だった。それもコレも、剣道で培ってきた自信があるからに違いない。「片腕の剣士」を検索すると、全国にまだ何人も頑張っている片腕剣士がいることを知った。ハンデーを持っている人間の強さをつくづく痛感する。ただ一番感動したのは、延長戦40分過ぎて一本をもぎ取った瞬間。剣道の延長戦は、決まるまで果てしなく続く。緊張感をどちらが最期まで切らさず続けられるか、にらみ合いが続く。面の内側はぐっしょりの汗。それでも、集中力を切らさず、一瞬の隙を狙う勝負は、剣道の醍醐味のひとつ。(高校時代かじった剣道をもう一度してみたいと思わせる魅力はコレ!笑)「諦めない!絶対に諦めない!!」先に相手が取りに来た面をかわし、竹刀を瞬時に短く持ち替え打ち込んだ、渾身の胴一本!汗びっしょりの笑顔に胸が熱くなる。何事も諦めないぞ!!とパワーを貰った。(ダイエットだって諦めたら、そこで終わり!爆)
 高宮敏光さんの特集番組は、7月18日 (火) 読売テレビ 24:55~「BRABO!」でも放送されるそう、楽しみです。
コメント (6)
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