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『相棒』への思いー秋田帰省&両親上京旅行

2011-08-21 00:00:00 | 暮らし&行事
テレビ番組の題名にもあるが「相棒」と言う言葉は、「キイハンター」で覚えた言葉、風間君の台詞の中でも好きな台詞だ!

「殺人スコッチ二日酔い作戦」の潜入作戦で、元密輸団の相棒になって、つかまり拷問を受けボロボロになったところを助けられ、身代わりに銃弾を受け倒れる夏八木勲に向かって叫ぶ「あいぼ~~あいぼ~~あいぼ~~!!」の声が耳から離れない。

 仲間内なら、啓子ちゃんと風間君のコンビネーションは最高!二人が揃うと、どんな緊迫した場面でも、ニヤリとしてしまうし、そのままギャクに展開してしまうことも!放送終了後、二人が、実際の夫婦になった時の喜びは、千葉ちゃん野際さんファンにとって、言葉にならなかった。

 自分にとっての相棒は、もちろん相方。散々迷惑をかけて好きなことをさせてもらっている。(自分にとって自分らしくいさせてもらえている事が、最大の相方への感謝。)相棒は、何時も裏方、自分の最強のサポーターだ。

 自分にとって人生の先輩二人組み、そして自分をこの世に送り出してもらった両親に会いに、8月旧盆休みの連休秋田へ、娘夫婦と娘と車に乗り込み、11日夜から東北道へ。
 
 ここからは、秋田帰省旅行と両親の上京を振り返って・・・

 早朝、宮城に到着。古川駅で、新幹線で来た両親を拾い、満員の車で宮城の鬼首温泉へ。途中で、昼食どころを探す。道端に蕎麦屋の看板を見つけて、車を走らせる。進めども進めども店が見えない!何個目かの看板の後、『あと少し』の文字が。あきれ笑いの車中。そして駐車場が現れ、川が流れる下方にログハウスが。
 蕎麦屋『手打ちそば もみじ野』http://momijino.jpは、大混雑で少々ナチ時間がかかったものの、岩魚と十割蕎麦、そばがきのてんぷら、ばっけ味噌=ふきのとうの佃煮が入った味噌と、皆、味は最高!! 夜庵端で、岩魚の塩焼き食べながら蕎麦焼酎を飲めたら、最高!?!

 鬼首温泉峰雲閣は、長女が一歳の時帰省途中一泊した、旅館の中で露天風呂と滝&川温泉が楽しめる旅館今年異常発生中の虻の襲撃が無ければ、滝のちょっと熱めの温泉川も最高!! 素朴な山菜料理と日本酒を頂き、久々の再会を喜びつつ、車中一泊分の疲れを癒す。
 早朝朝湯で、再度旅館の湯あみを着て滝つぼへ!ちょっと熱めの河に浸かるも、またも虻の襲撃に早々に退散した。地震の影響を聞くと、建物への被害は少なかったが、客が少ないのはここも同じよう。勇気を出して、旅の計画を立ててよかった。

 秋田県に入り、帰省で通る度に入る国道沿いのラーメン屋を探し、やっとたどり着く。な看板に、錦糸町ラーメンの文字発見!相変わらず山盛りのもやしを食べているうちに満腹に!叔母のうちで、新盆の仏様にお線香を上げて、久し振りに、父方の両親の墓参り。

 実家に到着すると、二人暮らしのエアコンなしの実家に、一気に5人増えたら母への負担があまりにも大きいと、近くの温泉娯楽施設へ。ワイワイざわざわ賑やかな中、さまざまなお風呂に浸かり、生ビールにつまみ、甘味で、全員リラックスしたところで、カラオケに突入。
 母が、最近、二人でいるとめっきり声が小さくなった80歳の相棒になんとか歌わせたいと、前日から言っていたのだが、舞台に立ちスタンドマイクで歌う(流石に、自分は座ったままで)父の声は、変わらない!ホッとしたところで、めったに歌わぬ長女もカラオケ趣味の旦那様も、相方、母、自分と、みな選曲に気を使いつつ歌声を披露し、旅行前半の行事を無事を終了し、扇風機のみでぐっすり!

 翌日は、新盆を迎える親戚二軒に寄りお線香を上げ、母の実家、叔父の家と順によってご挨拶。離れて暮らしている自分は、秋田の親戚に、いつかお世話になる日がきっとくると、帰省の際は、必ず土産持参であいさつ回りをする。

 そして、大曲の秘湯岩倉温泉へ。心地よい温度の塩分が入った温泉。お湯も飲める!
露天は無くても、行き届いおもてなしの心のこもったお部屋と、綺麗な器に盛られた手の込んだ美味しい山菜料理に癒された。

翌日は、長女夫婦の旅行の楽しみ蔵元作り巡りにお付き合い。何時も利き酒は、長女の仕事で、相棒は運転の為、信頼するしかない。酒屋ひでよしでの利き酒は、自分ら夫婦と次女も一緒に、御猪口で4杯!美味しかった!!先祖代々の貴重な展示物まで見せていただき、日本酒数本仕入れ、角館へ。初めて入る武家屋敷・青柳家観光、土産を買って実家に戻ると、両親は翌日の上京の準備に取り掛かり、自分は夕飯準備へ。

 11時間かけて新宿まで戻り、翌日、上京の目的、両親と5月に急死した父の兄の墓参りへ。
初めて会った従妹に挨拶すると、「長年苦楽を共にした相棒が突然消えたショックで入院、退院後、すっかり元気がなくなってしまった母を元気付けて欲しい」と、腕をぐっと握られた。一緒に亡き姑に日傘を差すように、叔母に寄り添い墓参りして、会食。最後まで上京を渋っていた母も、互いに愛する人達を見送った話をするうちに、仏事は、懐かしい人に会わせてくれると、満足そうな表情に変わっていた。 

 翌日、大宮で両親を見送る。リュックをしょった背中が、えっちらおっちら並んでホームへ消えていった。グチを言い合っていた二人が、いつの間にか、互いに自分のことより相手の心配事を、自分に内緒で相談するようになって、祖父母の言葉「仲良き事は、美しき哉」を地で行くよう。

 相棒を、丸2ヶ月毎日見舞いに通って見取り10キロやせた叔母、白血病で闘病入院も覚悟していたのに突然、入院せずに逝ってしまった相棒に呆然としている叔母、二人の叔母の姿を見て、自分の相棒を見つめ直した。

 先を歩く両親の珍道中(子育て終え二人で30年以上!)その後を、自分も、さらにパワフルに相棒を振り回しながら!?一日でも長く珍道中出来たら・・・。

 いつもとちょっと違う、ちょっとハードな、盆休みが終わった。運転手の相棒、家族に感謝!!

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