Tik's little window 

スポーツ観戦&体験記、
映画&ドラマ鑑賞記、
日々の出来事などを、綴ってまいります

板垣、勘助を見つめるー『風林火山』鑑賞記15

2007-04-20 23:48:11 | S.Chiba
            第15回 「諏訪攻め」
 
 勇ましい千葉ちゃん・板垣が見られる今回、背中に三日月の印が入った羽織を身にまとい馬に載って諏訪陣の中へ、勘助と馬を駆ってやってくる場面は、なんとも、勇ましく見入ってしまった。「使い番衆」改め「百足(むかで)衆」とすると宣言する、晴れ晴れとした気合の入った表情の千葉ちゃん・板垣の姿も、見ていても頼もしく、嬉しくなってしまった。
 
しかし、それ以上の見せ場がまだいっぱい!
 まずは、出陣した、板垣が、動く気配の無い高遠頼継(上杉祥三)の出陣を待って、勘助に語る場面御屋方様の思いを代弁する板垣の一言一言に、思いがこもる。

 そして、もう一つ。諏訪頼重(小日向文世)と禰々(桜井幸子)の前で、和議を訴える場面。合いの手を入れるように話す勘助の言葉耳を傾け、その表情をただ見つめる板垣の表情の変化に注目!御屋方様への思いは同じ。捨て身で、御屋方様の為、教来石景政(高橋和也)に刀を振り上げる勘助を見つめる板垣。思いが天に通じたか、遂に、和睦に応じさせることに成功、教来石景政も命拾い。板垣の心中は・・・

 板垣と勘助が動き出す今回、他のどの出演者も、見逃せない表情がいっぱい。甘利・竜雷太さんの苦虫をつぶしたような表情には、笑ってしまったが、目でものを言う重臣たちの重臣勢ぞろいのシーンは、見ごたえ十分。
 
 ヒロイン達も、可憐な三条夫人(池脇千鶴)、落ち着いた包容力の大井夫人>(吹風ジュン)、美しく儚げで芯が通った禰々(桜井幸子)、気丈でしっかりとした様子のヒサ(水川あさみ)、凛とした強さを持った由布姫(柴本幸)等”やまとなでしこ”代表と言う感じで、むさい男の戦いに花を添えている。

 遂に、勘助と由布姫が、互いに顔を合わせた、ラストシーン。にらみ合う二人がどのようにして変わっていくのか興味津々。千葉ちゃん・板垣もますます忙しく、動き回る事になりそう。楽しみです!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする