もものけ日記

桃とスモモの栽培に明け暮れる農家の嫁のつぶやきブログ。

「寝たと思ったら朝!」

2008-06-26 22:28:35 | 私の習性

一日曇り空でしたが、雨はほとんど降らず袋掛けには快適な天気でした。

今日も元気なトモちゃんが来てくれました。
「大石早生」というスモモの出荷が始まるまでは手が空いてるから。そう言ってくれます。
先の長い我が家の袋掛けの状況を見て、放っておけない気持ちなのでしょう。
気のいい人です。(^-^) 元気すぎて行き過ぎることもたまに・・・(^-^;

私よりずっと若いのですが、農家の手伝いもしっかりやっています。
だんな様はお勤めなので、いわゆる「3ちゃん農家」ですね。
おばあちゃん、おじいちゃん、お母ちゃん、の3人で農家を切り盛りするのです。
今時のお嫁さんは、なかなか農業を手伝ってくれません。

でも彼女は家を仕切っています!おじいちゃん達も頼りにしているようです。
農閑期にはパートでお勤めにも行ってます。「口八丁手八丁・・・?」働き者です。
本当に元気で明るいので、話をしていると楽しいです。

で、彼女いわく「不眠」という状態を経験したことが無いと・・・いつもバタンキュー!
「寝たと思ったらすぐ朝になっている。」うらやましい・・・それでいつも元気なのでしょう。

私はバタンキューの経験が無いかも・・・?寝付けないときは2時3時。鬱々と・・・
それでも前よりは寝つきがが良くなりました。12時過ぎには寝付いています。

朝は早いです!一日中働いて4~5時間の睡眠で体が持つのか?少し不安です。

元気なトモちゃんのおかげで「川中島白桃」の袋掛けは終了しました。
明日からは「浅間白桃」です。この品種が一番多いのですが・・・頑張りましょう!

彼女の家は、おじいちゃん、おばあちゃん、トモちゃん夫婦、そして子供三人犬1匹。
三世代同居のにぎやかな家族です。口争いは日常茶飯事だそうです。
遠慮の無い家族関係なのでしょうね。目に見えるようです。

先日の一家4人を惨殺したおじいさんの事件はショックでした。あり得ない事件です。
どうしてあんなことになってしまうのでしょう?可愛い盛りの孫までも・・・
殺そうという発想はそんなに安易に起きるものでは無いでしょう!

心が通い合わない時代なのでしょうか?本当はみんな寂しい?

笑ったり泣いたり怒ったり、気持ちをぶつけて付き合うことが少なくなっています。
生身の人間と付き合わなくても生きていける時代になっているのかもしれません。
それはどこかおかしいと思います。人は人と関わりながら生きるのです。

ネットの世界も楽しみながら、私はやっぱり顔の見える付き合いをしたいと思います。


 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会席料理・・・?

2008-06-25 23:32:28 | お付き合い

行ってきました。今夜の夕食会は{山清}というお店です。

会席料理とまではいかないかもしれませんが、品のいい程ほどの料理でした。

長年お付き合いを続けてきた夫婦無尽です。

遅いので料理だけ  

昼間の疲れと、少しばかりのお酒のせいか、やたら眠い・・・

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽しい畑仕事

2008-06-25 18:34:53 | 明るい農村

今日も一日晴れて、畑日和でした。一日中袋掛けです。

朝一晩にメールが来ました。「手が空いてるから邪魔しに行きましょうか?」と。
元気印のトモちゃんからです。
昨夜の練習のとき「まだ終わってないのけ?手伝いに行ってやらっか
山梨弁丸出しで、冗談とも本気ともつかないお言葉。「頼むじゃん!」と冗談半分で
返したのですが・・・本気だった様です。

早速働くいでたちで駆けつけてくれました。まあ賑やかなこと・・・(^-^;
連れ合いは少し離れたところにいたのですが、「あれじゃ川向こうまで聞こえるぞ。」
そう言って笑っています。にぎやかなのはいい事です。
おかげで今日は楽しく仕事が出来ました。袋もたくさん掛かりました。

まだまだ先は長いけど・・・今日手伝ってもらった分楽になります。

今夜は今からお食事会です。行ってきます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お別れの儀式

2008-06-24 20:37:16 | 感じるまま

今日は暑い一日でした。梅雨の中休みでしょうか?

午後一時からの告別式に参列してきました。
ご両親は気丈に挨拶をしていらっしゃいました。写真は笑顔でした。
粛々とお別れの儀式が執り行われました。

きっと今は何も考えられないのではないでしょうか・・・?

彼のご家族はこれから現実と向きあわなければなりません。

私は帰ってきて淡々といつもの日常を過ごしました。

少しばかり疲れています。体ではなく・・・

「大石早生」というスモモの「出荷目合わせ講習会」があり、行って来ました。
目合わせとは出荷の熟度や等級をあわせる講習です。

元気印のトモちゃん(バレーの役員さん)も来ていて「今夜待ってるからねー」と
大きな声で叫んでいました。オイオイ・・・(^-^;

でも、おかげで気持ちが軽くなりました。笑えるって有難いことですね。

そんな訳で、今から行かなければ・・・いい汗を流してきます。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人はなぜ心を病むのか?

2008-06-23 21:54:20 | 抗えないこと

朝だけでした。晴れて青空が見えていたのは・・・

昼前から雨が降ってきて、午後はかなり強くなって、袋掛けは小休止です。
降ったり止んだりが一番困ります。(--; 梅雨時ですから仕方ありませんね。

今夜は近所の息子さん(25才)のお通夜でした。言葉に出来ない辛い通夜です。
先日、駅の近くの踏み切りで事故がありました。特急電車にはねられたのは彼です。
電車が通過する頃に踏み切りに立ち入ったそうです・・・

お付き合いのあるご家族でした。彼の幼い頃をよく知っています。
色白の大人しい子供さんでした。友達とふざけたり遊んだりするのは苦手だった?
よく一人で本を読んでいるようなもの静かな感じを受けました。

東京の専門学校に進んだと聞いていたのですが、半年ぐらいで帰ってきたようです。
その後、家の仕事の手伝いで、ご両親とよく畑に来ていたのを見かけました。

最近はうつ状態だったとか・・・気をつけていたようなのですが・・・
彼を止めることは出来なかったのです。ご両親はどんなに辛いことか・・・

掛ける言葉もありません。ただご冥福をお祈りします。

まだ25年しか生きていません。そんなに生きにくい世の中なのでしょうか?
自殺する人は増え続けています。うつ状態で亡くなるのが一番多いそうです。

原因は?分かれば治療法も見つかるのでしょうか?「うつ病」は病気なんですね。

今では特別な病気ではなく、年齢に関係なくあらゆる分野の人に広がっています。
「どうして人は心を病むのか?」という本を読んだことがあります。
「脳はなぜ心を作ったのか?」という本も読みました。私には難しすぎました。

心配事を作っては鬱々としたり、過ぎてしまったことを悔やんでは落ち込んだり・・・
私の心の癖は前向きではありません。でもそれ程柔でもないようです。

山あり谷ありの人生を生きてきましたから・・・挫折も失敗も何度も体験しました。
大事なものがあります。守りたい人がいます。だから頑張れるのかもしれません。

疲れてしまって折れてしまった心を救う手立てはあるのでしょうか?
大事な愛する子供に先立たれた母親は立ち直れるでしょうか・・・とても心配です。

大きく畑を作って、働き者のご夫婦です。彼は遅く出来た子供です。
だから尚更大事で、可愛がって育ててきました。そんな姿をずっと見てきました。

今夜はやりきれない夜です。


 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする