電役機なんかで、見たことないweb上で初めて見たってのはありますが(ファイヤーセブンは初見でしたね)、
昭和50年代からそれなりに打ってる台数もありますから、どこかで引っかかるんですが、今回全くの初見です。
それも、どういう台かもわからない。セブン機?権利物?そそりますよね~。
で、入札を見ると動画職人さんなど取りに行ってる人ばかり(笑)なので、あきらめて見てたんですが、最後もってかれてしまいました。
ということは、動画にされることはなく、もう世の中に出てこないんだろうかと思ってたんですね。
そしたら、次の出品者が違う分で皆さん入札なく、ちょっと考えてたんです。(なんどか流れてます)
時は流れて(といっても数日ですが)、親を預けられたので名古屋に行ったときのこと。
コイツを見かけまして、購入できるということなのでウチにやってきました。本当は100台目を物色しにいったんですが、上皿がないコイツを見かけたもんで、、、
マルホン ダービーチャートです。種別はセブン機になります。
証紙は愛知県、O-B-Eなので昭和61年5月ということになります。
画像からはどういう台か想像もつきませんで、届いてはじめてわかりました。
基本的には3桁デジタル+真ん中の馬に見立てたポツポツの馬番号です。
デジタルは左1~5、中1~5、右0~5、ポツポツが1~5です。
右はインチキで0ばっかり出ます(笑)。1300個機、オークションの写真を見る限りストップボタンらしきものがあります。
(たぶんと思わせる配線がありますが、壊したくないのでスルー(笑))
①3桁デジタル開始とともにポツポツ(←どうしても馬といわない人)もスタートから発走します。
②デジタルが左から停止していきます
③3桁ドラムが止まった時点でポツポツは3つぐらい前に先頭が来ています
④さあここからが勝負。逃げるか好位から指すか捲くるか!
というわけで、最終のゴールで最後の番号が決まるという具合ですね。(すいません、写真のデジタルはでたらめに撮ってます)
後ろはスカスカで、基盤が馬鹿でかい。右のが比較用のジャングルハウスの基盤
で、4桁のセブン機ということがわかり、小当たり、中当たりも判明。1-1-*-1(1以外もOK)が小当たり、1-1-1-*(1以外もOK)が中当たり、4桁が揃うと大当たりです。
ポツポツが2にありますから、大当たりです。
大当たりの音も秀逸(草競馬)それも電役機張りのオルゴールっぽい音。
動画は、オークションに出ていることもあり、時間を置いてからかな。
この台は見た事も聞いた事も無かったですね。
昔の台だからと言うことも有るとは思いますが、マルホンの台だからと言うことも大きいかと思いますw
でもこの平成の世に、またこうして陽の目を見る事になって、こうしたレトロ台も幸せでしょうね。
競馬シリーズも色々有りますねw
こいつからニューギンのエキサイトカップがフューチャーされたのかも知れませんねw
デジタルだけでなくポッチの動きが可視化できる点は、当時としては面白いアイデアだったと思います。
ただ、いつの世もそうですが、メーカーの努力と意図はいつも報われるとは限りませんね(汗
フューチャーではなく、フィーチャーですw
10年もたたない台が不動になる中で20年以上前の台が元気に動くという、不思議な現象。
単純明快で、淡々と数字が出るだけなのに一回転ごとに期待する、、、今の人に伝わらないかもですが、それでも残すことに意味がある、なんておもってる次第で。
釈迦を作ったメーカーの方がこの台みてどう思われるのでしょうかね。メーカーの方も動画目にするはずなので、そういうのも知りたいですね。
シンプルでも面白い。マルホンにもやってやれないことはないと思っています。
競馬も素材的にやりやすんでしょうね。セブン機の競馬が素材の第一号だったりして。でも、競馬でもばんえい競馬ですな(笑)