【やさしい猫】 中島京子著 中央公論新社
猫ちゃんファンは多いから がっかりさせるでしょうが 猫ちゃんの話ではありません。
とっても理不尽な 怒りの沸く物語です。 帯の部分より 入管法に翻弄される小さな家族・日本の今を描く圧巻のドラマ
友人から借りた本ですが 借りても貰っても いつも偶然 いま・・という時期に本は私の前に来ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/b1/dba79c0857860ec207e9c0ac8f294585.jpg)
裏表紙に あらすじが書いてあるのが多いですが カバーは 一枚通しの絵です。
スリランカから日本に来ている若者(名前は長いので通称クマさん)の話で やさしい猫 はスリランカの寓話だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/b1/f2be882acebed14efdb33639f6605f49.jpg)
扉の部分にミルクティー。 それは物語の最初に出てきます。昔は スリランカのことをセイロンって言ってました。
紅茶が有名。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/33/0c3d6802456dade864763dd3ff0c9a67.jpg)
クマさんが教えたミルクティーを、実際その通りに作ってみました。 ポットもカップも温めておく 練乳をたーっぷり
カップに入れる なるべく遠くからカップに紅茶を注ぐ… 相棒の 右京さんのようにしてみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/f4/04cd62d2ae974f774833ce0940778eae.jpg)
日本に来ることは簡単でも 住み続けるのは 色んな約束事や条件があります。家族3人で過ごしたいだけなのに・・・
🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀
ひょんなことから知り合った留学生たちの未来に、幸多かれと祈ります。 わが芦屋町に招待。 芦屋釜の里 にて。
右端は国際交流センターの センター長さん 男女3人は留学生 真ん中の2人は友人です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/de/48b5461df3c679e95ebfd10501ee1f74.jpg)
知り合うきっかけとなった筑後川山田堰です。2020年のこと。そこでアフガニスタンからの留学生H君を案内して来られたのがセンター長
私たちは 中村哲さんがアフガニスタンで水路を造るのに参考にされた というので 訪ねました。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/7a/241bfbfba0590d14e648b8b8bc946a22.jpg)
★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★
昨日12月4日は アフガニスタンで 凶弾に斃れた中村哲さんの 命日でした。
上の後姿の写真のH君は 中村哲さんのマルワリード用水路に行った事があるそうです。現在は東京でお仕事。
写真は山田堰の案内板より抜粋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/9d/69451c145867f17376c3e03c0f27fc4d.jpg)
本の内容は 本当に厳しいものでしたが 無知な私には説明できないので 読んで頂けたら嬉しいです。
コメント欄は閉じています。お越しいただきありがとうございます。