大原野神社の鳥居

善峰寺の帰りに大原野神社に寄りました。ここは洛西の春日さんと呼ばれる
ように奈良の春日大社の分霊を迎え、祀った神社だそうです。小塩山の東麓
にあります。

大原野神社の本殿前

深い木立の中を抜ける参道を進むと丹塗りの鮮やかな本殿が
あります。檜皮葺きの社殿は奈良の春日大社を模して建てられた
もの。現在の本殿はやや小ぶりですが、創建された時は春日大社と
同じ寸法だったそうです。

大原野神社の境内

かって大原野一帯は竹林が広がり、大宮人が狩りをしたり、野遊びに
興じたのだそうです。８３００平方メートルの広さを誇る境内には、
四季を通して色とりどりの花が咲き、なかでも櫻と紅葉の季節は華やぎ
に包まれます。

大原野神社のもみじ

大原野神社の鯉沢池

境内のほぼ中央にある池で、奈良の猿沢池を模して造られたもの。
初夏には池畔のカキツバタが美しく、六月から八月には、睡蓮が
池一面に咲き乱れるそうです。睡蓮の時期も来てみたいと思います。
ここ大原野神社は無料です。ただし駐車料は要ります。
そばに茶店があってうどんとおでんを頂き、柿を買って帰りました。

大原野神社の神鹿像

奈良の春日大社にならい鹿を神の使いと崇める。狛犬さんの
変わりをしているそうです。
　　２００５・１１・１９　撮影　同行は主人