シクラメンのかおり

四季の花や風景に興味を持って写真を撮っていきたいと思っています。

常寂光寺の多宝塔の近くのもみじ

2005-11-21 10:16:15 | 風景
「常寂光土のごとし」と、その静寂な趣から寺の名前がつけられたと
いう常寂光寺。もともとこの地は、天竜寺の所有であったのを、日蓮宗の
日上人(にっしんしょうにん)創建されたそう。後に見える塔は、
重要文化財の多宝塔。その周りにもみじの紅葉で、素晴らしい眺めです。
重層の宝形造りの塔は、江戸時代の建造物で、檜皮葺きの屋根という。

常寂光寺の庭園 風景

2005-11-21 10:11:30 | 風景
常寂光寺は、鎌倉時代の歌人で、「新古今和歌集」の編者として有名な
藤原定家が隠棲した地であるともいわれます。定家はここに「時雨亭」と
いう庵を結び、「小倉百人一首」の選定を行ったとも記されています。
小倉山を背にして、竹林や、鬱蒼とした木々に囲まれた常寂光寺を
私は始めて来ました。

常寂光寺の門前

2005-11-21 10:09:54 | 風景
茅葺きの仁王門にたどりつきました。その先は、紅葉に彩られた急な
石段に続きます。先日高雄の神護寺の石段を登った時に比べると
楽に感じます。このお寺は、京都屈指の紅葉名所であるそうです。
境内や寺の周辺を彩るカエデは、200本ほど。イロハモミジ・
ヤマモミジ・に加えてヤマザクラ・ヤマブキなどが、紅や黄色の
光景は、多くの歌に詠まれてきたそうです。