島で一番古い友人のCさんが6月の初めに帰国することになった。
彼とは私が青島大学で学び始めた初めての班の同学で、日本にも留学の経験があって日本語も堪能なことから急速に親しくなった。
2年近く、息子の様な関係で付き合ってきたので彼が青島に居なくなるのはとても寂しい。
彼はアメリカにも留学していて英語も話せる。
帰国後、就活に励むことになるようだが、色んな経験をしたが歳を取ってしまっているので新卒と比べて不利だと言っている。
どうぞ、彼に良い仕事が見つかりますようにと祈るばかりだ。
それで今日はお別れの昼食会をすることにした
場所は、彼が以前から「青島で一番中国の雰囲気を感じるお店を見つけたので一緒に行きましょう!」と言っていたお店。
そのお店は私も気に入って何度か行ったことのある“劈柴院”の一角にあったのだが、私も夫も1度も入ったことが無かった。
劈柴院自体が昔の風情を再現したものなのだが、このお店には京劇の舞台も設えてあり1日に2回の公演があるらしい。
残念ながら、今日は終わったばかりとの事で見ることは出来なかった。
可愛い店員さんと陽気で気さくな感じのおじさんの応対もとても気持ちが良い!
期待の料理は・・・
1;青岛石花菜凉粉qingdaoshihuacailiangfen 青島の特色料理で、心太のような物
2;扇贝shanbei 小さな帆立貝(こちらではこのような小さなホタテがよく使われ、とても美味)
3;鲜虾萝卜丝汤xianxialuobositang 海老と千切り大根のスープ(珍しい味でとても美味)
4;海鲜皇炒饭haixianhuangchaofan 海鮮焼き飯(あっさり味)
5;蛤蜊打卤面gelidalumian アサリの麺(塩味) 食べていないので味は分からない
6;风味脆皮茄fengweicuipiqie 茄子(茄子は好きでよく食べるのですが、初めての味で超美味)
7;香酥鸡xiangsuji 香酥とは油で揚げたパリパリした歯触りと言う意味で、とても香辛料が効いていて香ばしい鶏の尾頭付き)
最近は料理の名前を覚える為にメニューの写真を撮っている
料理全てが中華らしからぬさっぱりした味付けで、3人で食べきれるかと心配した料理も案外箸が進み殆ど食べてしまった。
彼の生活が落ち着いたら必ず韓国に遊びに行くことを約束して別れた。
一日も早く就職したとの便りが届くことを願っている でも、やっぱり寂しい!
親しい方との別れは寂しいですね。
でもきっとまた再会が待っていますよ。
せっかく出逢ってもご縁が続かない方もいますが
きっとモコポリさんは大切になさる方なんだなぁと、あったかさを感じます。
それにしても右手のギブスが痛々しいこと・・
どうぞお大事に
私の中ではご縁があれば必ずまた会えると言う思いがあるのですが
彼は特別で、「Aさん、随分Aさんの料理を食べてませんよ! 食べたいなぁ!」等と
甘えてくれたりするものだから、こちらも何かと頼りにするようになっていました。
私は余り血のつながりとか気にしないようです
お蔭で息子や娘が随分増えました
あっ、一人だけ孫と同じ様に“モコバーバ”と呼ぶ韓国人の女の子がいます(笑)
手が不自由なのはとてもストレスを感じます
写真を見るとぐっと老けた感じがします