mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

北京旅行①

2009-05-16 00:16:32 | Weblog

[第一日目]
大連空港→北京空港→台湾飯店(ホテル)→天安門広場→故宮博物館→ホテル

大連から1時間足らずで北京に到着です。
夫が予約していたホテルは「台湾飯店」と言う、4星でした。
場所は東京の銀座と言う感じの”王府井(ワンフージン)”にあり,内部のインテリアは外人観光客が多いせいか、とてもエキゾチックな感じでした。

  

さて、観光をと、一歩外に出て驚ろきました。
雪が降っているのかと見紛うように、綿毛が飛んでいるのです。
これは大変!と持参したマスクをつけて、このような出たちで観光を始めました。
でも、私以外は誰もマスクをしている人などいず、皆平気な様子でした。
中国には花粉症や喘息を患っている人など居ないのかしら!?
夫が眺めている川面には沢山の綿毛が浮いています。


  

暫く歩いて、天安門広場へ着きました。
此処で私は不思議な体験をしました。
テレビなどで見慣れている風景です。「ああ、此処があの天安門広場!?」と思うと、ふと自分だけがこの状況から離れていったのです。 
暫くはテレビの映像でも見ているような感じで、そこに集まっている人々の行動を眺めていました。
本当に不思議な感覚でした。

  
天安門に向って、左が”人民大会堂”右が"英雄記念館”です

 
天安門を入っていくと”故宮”です。
ただただ広~い!地面は全て石畳です。

ここは、世界遺産に登録されている王宮。紫禁城ともいい、明清時代の600年間、歴代皇帝がここで暮らし政務を執った。敷地内には9000以上の部屋があり、100万点の収蔵品がある。

去年訪れた瀋陽の”故宮”はとても落ち着いた感じで、ふと昔に戻ったような感覚に捉われましたが、ここは現実で、昔の人々の技術や忍耐に感心しました。

  
故宮から天安門を裏から見た感じです。
他にも沢山の写真があるのですが、割愛します。

 
私が一番感動したのは、敷地内のそこ此処に植わっている樹木です。
左の木などは磨いているかのようにつやつやしていました。
右の木は創り物ではありません。 上のほうには沢山の葉っぱが・・・。
やはり、何百年もの長い間生きてきた物の凄さは違います。


 
夫が望んでいるのは、この日の最終目的地の”景山公園”ですが、天安門から歩き続けて(夫の万歩計は優に2万歩を超えていました)、気が付いてみれば昼食も取っていません。外に出て分かったのですが、此処は”故宮博物院”でした。私達は逆から周って来たのでした。

お腹がすいて歩く気力もなくなりました。観光は取りやめタクシーでホテルへ。
私はそのままベッドに入り、ぐっすり! 夫は一人で近くで”回転すし”を食べ、私にはマックを買ってきてくれました。 中国のマックは少々ピリッとしてとても美味しかったです。