さて改造というかリペアというか、ギターいじりも2台目。中出フラメンコ1987No10編。このギターはまず塗装から始めて、弦止め3ホール(ブリッジを削らず穴だけをあけて通常の止め方、2ホール止め、チップによる表面板うら止めと弦の留め方でテンションを選べるようにしております。あんまり意味はありませんが削るのがもったいない&面倒なもんで)
でまたもやサイドホールでございます。そしてナット&サドル作成&調整。と、内容は前回のC-300とほとんど一緒ですがネック反り修正&ヘッド削りはまだやっておりません。ネック反りを起こすと程度にもよるんでしょうが弦長がわずかに短くなりテンションがゆるくなることによって音色がずいぶんちがったものになるよな気がします。
音色の変化は色々要素があるとは思いますが、響棒、力木、板の割れ等の異常が特に無ければ、ネック修正、サイドホール、ネック削り、塗装によってかなり変化しますな。特にネック修正後、弦テンションがきつくなるのでサドル、ナットの高さ、角度の調整はシビアになります。