テレビがやらないニュース(旧エコドライブ日記)

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米韓FTAで韓国にまわし蹴り。(米国製日本車を韓国に輸出)

2012-10-18 11:02:02 | TPP
すっかり話題にならなくなったTPPですが、TPPなんていらねぇよ。ってことが
報道されてましたので、ご紹介いたします。

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当ブログでは1年前にこんな↓記事を書いて、「米韓FTAが発効すると、TPPに入らなくても
日本車の輸出が増えるんじゃないの?」
と言っていましたが、

米韓FTAで日本の対韓黒字が増える?2011-10-14 22:39:50
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/c1628cf11439dd6df98fddfc34fd4ce0

やっぱりその通りになっているみたいですね。

〔ホンダも米国製を韓国市場投入、FTA活用〕 2012/10/17 08:48

ホンダは16日、米国工場で生産した乗用車4モデルを年内に韓国で発売すると発表した。輸入車業界では、韓米自由貿易協定(FTA)を活用し、低関税で米国での生産車両を導入する動きが相次いでおり、これまでにトヨタがカムリ、フォルクスワーゲンがパサートをそれぞれ米国から導入した。

 ホンダは11月から12月にかけ、主力車種の「アコード」、クロスオーバー車の「クロスツアー」、ミニバン「オデッセイ」、SUV(スポーツタイプ多目的車)の「パイロット」の4車種を米国から導入し、韓国市場で発売する計画だ。オデッセイとクロスツアーは韓国で初めて発売される。アコードは日本製を米国製に切り替える。

 アコードはトヨタのカムリと競合する車種で、日本製では約3500万ウォン(約250万円)台だったが、米国製は約3300万ウォン(約235万円)のカムリを下回る価格で発売されるとみられる。米国で家族用、レジャー用として人気が高いオデッセイ、パイロットの価格も4000万ウォン(約285万円)前後に設定される見通しだ。

 ホンダコリアはこれまで日本製の乗用車だけを販売し、価格競争力の面で苦戦してきた。しかし、年末から主力車種を全て米国製に切り替えるため、日本製に比べ20%程度競争力を高められる見通しだ。同社関係者は「日本製に比べ価格競争力が高い米国製の新車を集中的に投入し、販売台数を現在の月300台から600-700台まで増やしたい」と述べた。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/10/17/2012101700606.html

ますますTPPなんて入らなくてもいいんじゃないの?って気がしますね。

マスコミが米韓FTAをとり上げる時は決まって、「韓国は自由貿易の恩恵を受けて成長している。
日本も乗り遅れるな」
って話をしますが、

「米韓FTAが発効すると日本車の輸出が増える可能性がある」と解説はほとんど聞いたことが
ありませんよね。

日本にとって新たな市場が開かれることはちっとも報じずに、開放しろ、乗り遅れるなと
煽ってばかりいるマスコミ
って誰に何を伝えたいと思っているんでしょうねぇ。

米韓FTAをとり上げたこちら↓の番組では辛坊が、

〔再追加〕ウェークアップが全く触れないTPPのウソ話 (衆院 小里泰弘 120301,0321)
2012-03-25 21:29:37
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/c2b255d7b6529673ed689dde6274e65f

「米韓FTAによって、自動車産業の中では、日本企業の中にも韓国に工場を建てて
輸出しようとする企業が出てきて国内がどんどん空洞化している」


と発言しています。

一部にそういう動きはあるのでしょうが、わずかな関税が撤廃されることよりも、高い関税で
ブロックされていた韓国向けの自動車輸出が開放されることを大きく報じるべきなんじゃないの?

(その他、この番組では米韓FTAの効果を逆さまに報道して韓国にメリットがあるかの
ように伝えていました。メチャクチャですから、見てみて下さい)


日本のメリットを伝えようとしないマスコミ報道を見ていると、こいつらが日本の国益を
ちょっとも考えてないってことが分かりますね。

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最後に、TPP関連の記事で繰り返し使っている国会質疑を紹介しておきます。
最近、読者になられた方もいると思いますので、まだ見ていない方はどうぞご覧下さい。

経産省は米国の大統領選を意識して日本をTPPに参加させようとしていることが
明らかになった国会質疑です。

経産省が作ったTPPの説明資料では、ゴールに「米大統領選挙」と書かれているぞ。
これはどういうことだ!?日本はオバマの選挙のためにTPPに入るのか?って追及しています。

参議院予算委員会3月9日


2011.03.09(水) 参議院 予算委員会 長谷川岳

25分~ 商工会議所、商工会への説明用資料の中身について 

長谷川 23ページTPP早期参加のメリット、デメリットのところに
    「米国との関係を強化し、日米同盟を補完」と書いてある。これはどういうこと?

海江田 米国との関係が大切なのは言わずもがな。今、米国の関心はTPPにある。

長谷川 もう一つ見ていただきたい。「2011年ハワイAPECでTPP成功を目指す米国を
    後押し
」と記載されている。この「後押し」とはどういう意味だ

海江田 米国はAPECでのTPP妥結を目指したいということなので、そういうスピード感を
    私たちも理解しなければいけないということ。

長谷川 日本の国益を中心に考えていますか?

海江田 何度も申し上げているが、今年の6月は交渉に参加するかどうかの結論を出すという
    ことであって、私は交渉に参加し、本当に国益間が守られない時、離脱もあり得ると
    言っている。

長谷川 昨年11月5日、農林水産委員会での質疑で私は「日米同盟の再構築のためにTPPに
    参加を表明するのか」と質問した。

    外務省の見解として松本副大臣が「日米関係とTPPは関係ない」と答弁している。
    なのに経産省からはこんな資料が出てきている。改めて外務省の見解を教えてくれ。

副大臣 TPPに日米両国が参加することとなれば、両国にとっても地域全体にとっても
    経済的、政治的に大きな意義を有すると考えている。

長谷川 委員会では日米同盟の再構築のためにTPPに参加表明することは否定されている。
    今の発言とは違うのではないか?

玄葉  日米同盟再構築という観点ではない。ただ、米国は大事な国であるから、米国と経済
    連携を進めるという観点は大事だ。TPPにおける米国との関係は1 of them。

長谷川 そうであれば16ページを見て欲しい。「TPP協定交渉の経緯、着実に進展」
    矢印、ベクトルの一番最後を見てください。「米国大統領選挙」と書かれている
んですよ。



    「着実に進展」と言うのは日本の国益を損なってでも米国大統領選のことなのか、
    オバマ大統領の勝利のためなのか。経産相、これはどういう意味なんだ。

海江田 米国大統領選挙があるのはその通りなので、その通りに書いたのだろうと思う。

長谷川 「その通り」とは?

海江田 米国の大統領選挙がその時期にあるのは周知の事実ですのでそのことを書いた。

長谷川 なぜ地域の説明のための資料に米国の大統領選挙が出るのかと聞いている。

海江田 交渉に入るかどうかを決断しないといけない。交渉事に入る場合は自らを知ることも
    大事だが、相手を知ることも大事。

長谷川 だとしたら地域の情報を聞くのが大事なのではないか?

海江田 地域の声を聞いて来い、今まで聞いたことをまとめろと言っておきたい。

長谷川 少なくとも商工会を回る時にこの資料は使わないと約束してくれますか。

海江田 よく目を通して一番適切なものを作って説明したい。

玄葉  しっかり熟読したい


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