テレビがやらないニュース(旧エコドライブ日記)

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低燃費車が続々発表されていますが…

2010-07-14 13:04:21 | エコドライブ日記
エコドライブのブログらしく、久しぶりにタイトルに関連した記事を書いてみます。

写真は私が昨年の12月まで乗っていた平成12年式スズキアルト(3AT)です。

日産が新型マーチを発売したというニュースが報道されていました。
燃費は26km/Lだそうで、日産以外のメーカーからも低燃費車が続々と
登場するようです。

こういうニュースを見ると、車の燃費性能は年々、向上しているように見えますが、
実際はそうではありません。

私が現在乗っているフィット(カタログ燃費24km/L)は、昨年12月まで使っていた
平成12年式アルト(カタログ燃費19.4km/L)に及びませんでした。
ほぼ10%劣っています。

近年の車は、排ガスをきれいにするために、エンジンが温まるまでの燃費が
かなり悪化しています。
そのため、実用燃費は必ずしも向上していないのです。

計測基準がおかしいので、燃費の改善はまさに机上の空論でしかありません。

そこで登場するのが"新燃費基準"というヤツです。

JCO8モードというやつで、エンジンが冷えた状態から発進するという
試験項目を含んでいて、暖気後に計測していたこれまでの燃費基準より、
実際の使用に近いテスト方法になるらしいです。

これまでの基準よりはマシでしょうが、どこまで現実を反映したデータになるでしょうか。

私自身の燃費成績を公開していますので、ぜひご覧下さい。
フィットが10年前のアルトに負けていることがわかっていただけます。

(燃費成績)http://www.echot.jp/record_moja.html
(ホームページ)http://www.echot.jp

フィットの燃費がそれほどよくないと思われるかもしれませんが、車の燃費計に
頼らず、満タン方で計算するとこんなものです。
(車の燃費計は実際よりも1割程度良い成績が表示されますので)


【新型ガソリン車:低燃費で低価格、続々 日産マーチ、1リットルで26キロ】

日産自動車は13日、新型の小型車「マーチ」を発売した。主力モデルに、信号待ちなどの
停車時にエンジンを止める「アイドリングストップ」機能を搭載し、ガソリン車最高の
1リットル当たり26キロの燃費を実現した。

ダイハツ工業が11年度に発売する予定の軽自動車「イース」は、燃費30キロ
(11年4月から公表が義務付けられる新基準ベース)を達成する見込み。

マツダも試作車で燃費30キロの新型エンジン搭載車を11年から売り出すなど、
ガソリン車の燃費はHVの領域に近付いている。

一方、HVではホンダが今秋、主力のガソリン小型車「フィット」のHVモデルを発売する。

http://mainichi.jp/life/today/news/20100714ddm008020103000c.html

【燃費の計測方法、今月(7月)から新方式「JCO8モード」 経産・国交省 】

新方式は「JCO8モード」と呼ばれる。実際の走行時のように、細かな
速度変化を付けながら運転したり、エンジンが冷えた状態から発進
したりして測定する。このため、同じ車種でも従来に比べ燃費を示す
数値は1割程度悪化するという。2010年度までは新旧の方式をカタログに
併記する。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070702ib25.htm
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