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ケント・ナガノ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団  ベートーヴェン「英雄」

2019-07-23 08:34:22 | 音楽夜話(クラシック)
Ludwig van Beethoven: Symphonie Nr. 3 Es-Dur - "Eroica"
(Deutsches Symphonie-Orchester Berlin: Kent Nagano);
ケント・ナガノ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団

 2019年7月23日Das ARD-Nachtkonzert (I)
収録はいつのものか不明。

彼が、モントリオールに移る前に指揮者として関係していた楽団。
インターネット・ラジオ・サイトで日本人の演奏家・指揮者の名前が
出ている時には、気が向けば、チェックして聴いてみることにしている。
でも、ケント・ナガノは、アメリカ生まれの指揮者。日系アメリカ人3世。

LIVE収録。サクサクと進む古楽の様な演奏。ゆったりと進む大家の
それでなくきびきびとしたそれでいて何かさわやかな「英雄」像を描く。

彼の解釈に引き込まれた。強弱を割とはっきりと出し、ダイナミックさを
浮き立たせているし、何か新鮮なベートーヴェンを聴いた。

演奏自体は現代のフルオーケストラで古楽的なアプロ-チをしても
成立することを実証している感じがする。

2011年にモントリオール交響楽団と収録している。
8年前のリリースになるんだな。
この様なコンセプトの演奏なのだろう。

引用開始
「固いバチによるティンパニや、対向配置でヴィブラートを控えめにした
弦楽パートなど、オリジナル楽器演奏のメソードを取り入れることで、
緊張感の高い演奏を実現しています。200年前に書かれたベートーヴェンの音楽が
21世紀に持つ意味合いを強く意識した、
こだわりのケントらしいコンセプトでの制作です。」(CDジャーナル)。引用終了。

話は飛びますが、来年N響定期でマーラーの9番を振ります。実績積んでますね。


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