こんにちは亀さんです

住民の願いが政治に届くようにと日本共産党石川1区(金沢市内)で活動しています。

年金者怒る!

2013-10-13 07:42:01 | 日記


12日昼に私も会員である年金者組合の浅野明成分会の総会がありました。役員のご努力で会員は毎年

増えており、現在51名で金沢では2番目の組織とか。今日も「わたや」のみなさんの高齢者に配慮し

たごはんを頂きながらの総会となりました。司会から選挙でたたかった亀田さんからも挨拶をと言わ

れ、赤旗日曜版に掲載された「なぜ共産党が支持率2位?」の記事を紹介しながら、安倍内閣に

きっちりと反対するだけでなく、具体的な対案をしめしてたたかっているのが共産党だけだと評価して

いるからだと。最近でも県内の民主党の前議員が次期には出ないと言わざるをえないくらいです。先週


が強いのを実感したこと、同時に行われた市長選のヒートアップに、どちらが当選しても、きちんと

モノ言えるのは共産党だけ、と元議員や業界関係者から期待と支持がひろがったことを紹介しました。

そして明日からはじまる能美市議選の近藤さん、山口さん、七尾市議選の礒貝さんはまさに年金

世代であり、要求実現のためにもご支援をとお願いしました。

総会資料には「どうなる?どうする!年金制度」のパンフがおいてあります。窮屈になる高齢者のくら

し、女性の65%は年収100万円以下。「私の少ない年金で夫が死亡したとき、生活が不安です。

せめて医療費は無料にしてほしい」の切実な声。「夫には元気でいてほしい、でも介護はイヤ」

(元気でいて、あるとき、コロっと逝ってほしい)の話もよくききます。

この年金が安倍内閣のもとで更に改悪されようとしている。金沢支部委員長の寺越さんが説明してくれ

ました。3年間で2.5%の削減され、ます今年の12月受給分から下げられることは大体知って

います。しかしそれだけでなく、4年目からは毎年1.2%ずつ削られる!!エエッ!
マクロ経済スライドと称して、「平均余命の伸び」「現役人口の減少」を理由に、抑制・減額する

しくみで、物価があがっても、その分を減らします。この利率が以前は0.9%と言われていたのに、

現在は1.2%と計算。このままでは、8年後には、1ケ月分の年金減ります!
こんな悪だくみを許せない、不服審査請求しようの提案でした。


総会終了後、明日から始まる能美市議選で、まず青年時代からの旧知の山口さとこさんの地域にハンドマイク宣伝行動に。

病院の財政分析に挑戦

2013-10-12 10:55:46 | 日記


全国の公的病院の74%が経常損失をかかえ、廃止や休止も検討されています。赤字

の原因は98年以降の診療報酬の引下げ、患者の医療費負担増と受診抑制、地方交付

税の減額を背景とした自治体からの他会計繰り入れの減額、そして医師不足や医療政

策の失敗など考えられます。

金沢大学の武田先生を講師に、地方財政の勉強と分析を月一回やっています。今回、

私は出身の珠洲市総合病院の財布を分析してみました。珠洲市は市政当初(1954年)

約38000人の人口も、過疎に歯止めがかからず、現在は約半数で、県内の内灘、津幡町

より小さく、かつ3人に1人が65歳以上の構造しかも、将来在宅での介護力がない高齢

者のみの世帯が増加すると予想されています。

慢性的赤字が続く珠洲市病院(一般160床、療養型32床、結核7床)では経営改善に

むけ、市民からの意見もよせ、2009年に「改革プラン」をまとまました。この中で、

「地域で必要な医療のうち、採算性などの面から民間医療機関による提供が困難な医療

を提供すること」とその役割を明記し、困難な地域での地域医療の確保の重要性を述

べています。


①一人当たりの外来と入院収益は近隣の輪島病院や全国類似病院より高い

②医業収益の中心は単価の高い入院より、外来収入に依存する特徴(他病院と違う

 しかし、肝心の外来患者数が、年々低下傾向にある

③病床利用率が低下の傾向にあり、これが収益悪化の要因となっており、この改善が

急務である。

④同時に、支出面で薬剤費の比重が他病院に比べ高く(院内処方)、収益悪化の要因の

一つともいえるので、この検討も必要と感じる

⑤しかし医師や看護部門での収益も他の病院より多く、厳しい環境の中で、奮闘して

いる姿がみえるなどなど、見えました。きちんとしたグラフで紹介できないのが残念です。

5月選挙遊説のとき、病院事務長とお話しする機会もありました。当然病床利用率を高

める重要性は百も承知でした。でも新人医師が循環で赴任しても、患者にとって「おら

が先生にならず、入院までにいかない」とこぼしておられました。やはり、安定した

医師の配置がカギなんだと痛感しました。

財政研究会では、近く先生の助言をえて、県内自治体の「財布状況」をまとめる予定です。

サークルミニ同窓会

2013-10-06 08:26:25 | グルメ
大学のサークル「作文の会」同窓会の案内がきていました。2年前は山中で、今年は、本来

私が幹事担当だったのですが、参議院選挙もあり、別の方が企画し、5日夜金沢の犀川

べりで集まりました。日程調整がうまくいかず少人数となりました。日中、加賀市議選

支援に行って一人遅れた私の到着待って開宴です。

幹事のNさん、以前利用したことあってご推薦のお店。まずは、再会そして亀田の奮闘にと乾杯!


新鮮な魚介類がかわゆく盛り付けてあります。ついで焼き物。思わず地酒の冷酒を注文して

グイと!にごり酒がスーとお腹に入ってきます。隣りは、チューハイでもう顔が真っ赤。

先輩は、「ウイスキー 指1本分、水も氷も入れないで」と注文した1.5センチくらいの

ウイスキーで2時間もつそう、うらやましい。

他の皆さんは昼に金沢駅に集合して、昼食のあと、東山の七稲(なないね)地蔵をみました

。安政5年(1858年)地震・冷夏・長雨などで飢饉で、米が高騰し、庶民の生活が苦境

を訴えても、聞き入れてもらえません。7月11日、約2000人が向い山(卯辰山)に

のぼり、城に向かって「ひだるい(ひもじい)わいやー」「食われんー」と大声で泣き叫び

ました。声が殿様に聞こえたのか、翌日米が放出され、値段も下がったそうです。しかし、

直訴は重罪で、首謀者たちは打ち首、獄死となり、犠牲となった7人の供養のため、稲穂

を抱いた7体の地蔵を建造しました。七稲地蔵とよばれます。


「亀田くんの政見放送、他の人よりよかった、妻と拍手してみたよ、一番理が通っているのだ

から、あれを有権者が見てくれたらね」「カメちゃんの魅力は人のつながり、私も精一杯訴えよ

」「個人の生活はいつからなくなったの?」「新聞で保守の方の支援とあったけどどんなこと?

」選挙選についても話題となりました。

つぎつぎと出される品々に、会話もとぎれがち。私は、今度は別の銘柄のお酒を注文。これも

またいけます。



私以外は、全員教師を勤めました。現場だけの人、中間管理職の人とさまざまですが、サークル

時代に学んだ子どもへの目線、こどもを主人公に、そして教師集団の力の発揮へと、懸命に頑張っ

てきました。ゆがんだ教育行政への怒り、現場の後輩たちへの暖かいまなざしが、皆さんの話から

伺えます。文書が出ると、「メガネ」となり、「いやねー、共通の言葉がこんな風になってー」。

次回は、サークル出身者も多い、中京地区にしようと、話あいました。

井上さとし参議員が志賀の活断層視察

2013-10-04 09:25:43 | 日記

井上さとし参議員が志賀原発周辺の活断層視察に来県されました。新潟大学名誉教授

の指導のもと、県の原発センター、科学者会議などの皆さんが、粘りづよく調査され、

巌門の露頭や牛下で、標高数十メートルの所に砂の層を発見し、富来川南岸の断層の

存在と活動を決定づけるものとなりました。そして更に、志賀原発のすぐそばの海岸

部に敷地内と同じ断層を発見したのです。調査にあたった原発センターの児玉さんや

立石先生から経過など説明をうけてさあ現地視察です。

海岸部の視察は私は2回目、ゴツゴツした岩場を歩くと靴を通して鈍痛がします。見事な

割れ目が長く走っています。北陸電力は断層でなく浸食だと言っていましたが、岩石の硬

さの違いから軟質部分に水などが入る浸食と違い、断層は、岩石の種類の違いを越えて割

れ目をつくります。「こんな典型的な断層はめったに見れない」と先生。しかも斜めに切

り込まれたものは、地下深くいくと、原発敷地の直下につながります。


かつてゼロメートルだった所が見事に隆起した地層が観光名所の巌門で見れます。金属の

マンガンもキレイに線状に並んでいます。一方、地元の漁師の方が利用する波止場のかな

り上部に、これまたキレイな砂の層が見えました。牛下(うしおろし)です。

調査活動を踏まえて、原発センターやマスコミの取材に、北陸電力は「断層であると認識

している」と回答しました。視察した井上さんは「志賀原発は、立地審査段階の活断層調

査のずさんさが大問題になってきた。現在も同じ姿勢に憤りを痛感する。科学的知見をも

って総点検すべきであり、廃炉しかない」と語っています。今後の国会の場での論戦も

期待されます。

日ロ間の領土問題打開へ

2013-10-01 06:42:23 | 日記

日本とロシアとの間には「領土問題」があり、日ロ(かつての日ソ)交渉では最大の未解決の

課題となっています。日本ユーラシア協会(以前は日ソ協会の名称)は、創立以来、国とは

別に住民・国民レベルで解決への土壌をつくりだすことで活動をしてきました。北海道根室

などには元北方4島に住んでいた人もおり、領土問題の解決が地域の発展にも必要だと

現地の方々から生の声を聴いたことがあります。プーチン大統領から「引き分け」「ハジメ」

など柔道用語をつかった解決への道、4月末の安倍総理とプーチン大統領との会談と声明

もあり、9月28日東京でユーラシア協会主催でのシンポジウムが開催されました。


根底にある日ロ平和条約の締結のためにも、「双方が受け入れ可能な条件はなにか」が

本年の重要なテーマ。パネリストの一人、東郷和彦さんは30年以上の外務省勤務の内

半分がソ連関係に携わった人、外交の性格上、話せないこともあるでしょうが、興味深

い問題提起。氏は、領土問題など動くときは、国際情勢、それぞれの国内情勢、そして

リーダーの環境や決断が重要なポイントで、これまで①スターリン死後での2島変換が

提案された1955年当時、②ソ連邦が崩壊(ある意味ソ連が一番力が弱いとき)時に

秘密提案(?)がされた91-92年当時、③そして並行協議提案された00-01年

当時(森・プーチン会談)と分析し、過去の可能な機会を生かせなかった経験を踏まえ、

若干の期待もありうる現時点で、外務省当局と首脳の動きを注視されていました。

知日家で日本の大学で教鞭とるクラフツェビッチ氏は、公平性(正義)の立場にたてば、

日本は全クリルを要求する権利をもつ、しかしこれは道徳観念で、ロシアで世論調査した

ら、日本に引き渡す声は出てこない。合法性(法)の立場にたてば、サンフランシスコ条約

により、日本は交渉の権利すら持たないことになる。ロシアでは国内法より国際法が優先す

るので、解決は国際法にしたがい、クリル以外を引き渡す方途を探る、2島に加え、α部分

(国後など)は共同管理は可能でも主権を渡すことは無理と具体的な論究。

協会役員の堀江則雄氏は、島の数にとらわれる議論や交渉の視点でなく、ロシア側は、

戦争の結果領土問題は決まったの立場、日本は4島返還の立場からの脱却が必要。

広くユーラシア大陸の繁栄での視点での接近で、相互信頼、互恵の経済協力、ウイン

・ウイン関係が大切と強調しました。

各位の主張や、文書発言など、詳しくは、機関紙「日本とユーラシア」(10月中旬発行?)

をぜひご一読を。歴史的な事実とロシアの実効支配の現実の長期化の中で、関係住民の

願いに応えて、どう打開するか、真剣なとりくみが求められています。