こんにちは亀さんです

住民の願いが政治に届くようにと日本共産党石川1区(金沢市内)で活動しています。

社会保障充実をと自治体キャラバン

2013-10-31 20:50:16 | 日記
石川県社会保障推進協議会(社会保障充実めざして医療・福祉・年金者・労働
組合など団体で構成)が毎年秋に実施している自治体キャラバンにこれまでも
参加してきましたが、今年は奥能登コースに参加しました。

輪島市で特に介護分野状況をお聞きした。介護予防で通所系のサービス施策

は県内1-2位ぐらいの充実はかっているので、要支援1・2の人が介護保険が

利用できなくなっても、対応可能だと言われたが、金沢で聞いたヘルパーさんの

声を紹介して、「異議あり」の声があがっているのが現実と指摘し、現場の声も

聴きながら施策に反映してほしいと要望した。ヘルパー養成講座など開催し、多

くの卒業者が出ても就職に結びつかない現実の厳しさ、統合や民営化の進む保育

現場でも、正規職員の応募少なく、非正規対応でやりくりしているなどお聞きした。


珠洲市では一人ぐらし高齢者に「ちょこり・たすけ隊」「高齢者安心生活手助

け事業」などで介護認定前の方への援助されている、高齢者(免許証返納)に

市内・県内どこでも半額利用できるバス定期の発行など、高齢者の足の確保に

努力されていることなど伺った。政府の要介護1・2や要支援のはずしには、

とまどいで今後の動向を見守りたいだった。市民病院では医師(定数20に16

人、常勤でも短期が多い)看護師の絶対不足、非常勤やパート対応の増え、経

営面の影響大と悩みも。

能登町、一人暮らしの高齢者の足の確保に、病院行きなどに農協が独自にバス、

デマンドタクシーに1000円補助、でも遠い人は往復で5千円かけての病院

通い、公共機関の維持(鉄道の後始末、航空運賃補助)で精一杯で他に手がま

わらないと去年嘆いておられたが、今年もかわらぬ状況。他自治体同様、以前

と違い、保母さんがあこがれの職業から、介護の分野と同じく敬遠されるので

確保に苦労するとのお話しなど伺った。

どの自治体でも医師看護師不足、そして住民の健診・受診率向上に苦労されて

いた(進んだ自治体に比べ奥能登は低い)「職員のみなさんはまず受診してい

ますか?」「担当から言われるけど、なかなかしてないなー」「まず職員が受

診し、その経験を同級生、同窓生に勧めませんか」一歩一歩です。県民的要求

であるこどもの医療費窓口無料化にも、地方議会の決議があるので、今度は

市長町長からの声をと強くお願いした。