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こんにちは亀さんです

住民の願いが政治に届くようにと日本共産党石川1区(金沢市内)で活動しています。

18円のモヤシの重み

2013-09-17 19:38:25 | 日記

8月1日から3年間で6.7%の生活保護費の引下げが実施されました。食費・光熱

費など生活費そのものの引下げです。生活保護の受給者の96%が引下げとなり

、子どもが多い世帯ほど削減額が大きくなるとんでもないものです。そして基準

の引下げは、地方税、介護保険料、就学援助など幅広い市民県民生活の基準が引

下げられることにつながります。消費税増税を計画しながら、更に容赦なく生活

の切り下げをねらう安倍政権の暴走を許せません。

生活保護受給者は、特に近年増え、今年7月では昨年より500名以上多い、

7514人。当事者を支援しようと、弁護士や司法書士の北陸生活保護支援ネッ

ト石川と県社保協が行動にたちあがりました。17日は全国的にも行動が行わ

れました。この日「生活保護引下げの取り消し求める不服審査請求」の77名

の書面をもって、約30名の受給者の皆さんが、ケースワーカーと一緒に

県庁をおとずれ、担当課長に「よろしくお願いします」と提出しました。


申請後の記者会見です。「月1000円の引下げは困ります。たまには美味しい

もの食べたいです」。「制度のお蔭で、これまで生きてこられ、感謝していま

す。でも底辺の人間にとって、高い野菜でなく、18円、19円のモヤシで野菜炒

めでしのげます。月末近くになると小銭入れにわずか、1円足りなくて買えな

いことも。10キロのお米もあと2日分しかないと、計りで10等分して、おかゆで

食べるんです。18円のモヤシに目が届く政治をしてほしいです」の訴えには多

くの拍手。社会保障改悪の先兵として打ち出された保護基準引下げに怒りの声

です。佐藤県議も同席し、皆さんを激励しました。

憲法生かした平和外交

2013-09-16 17:07:51 | 日記
「亀田さんのいうように、戦争をしてはいけない。でも中国や韓国、ましてや北朝鮮の動きを

見ていると、一定の軍事力もって対抗することは必要ではないか。憲法9条で守るなんて理想

すぎないか」選挙中でも何人から言われます。青年会議所主催の討論のときでも、実は日本

共産党は領土問題では、歴史的事実にもとづいて、原則的で、ある意味では自民党より強い

態度を示しているんです、と紹介もしました。平和を望むからこそ、重要なテーマだと思います。

川田忠明氏が雑誌「前衛10月号」で「憲法を生かして日本を守る」の一文を寄せています。

大変参考になる文書でした。川田さんは、私たちの主張が、「ユートピア的発想」からでなく、

東南アジア諸国連合(ASEAN)が実際に、領土や国境めぐる戦争や武力衝突のリスクを

経験する中で生み出した現実的な政策から、学んでいるといいます。私も、憲法記念日に

しんぶん赤旗のインドネシアの大統領補佐官のお話しがとても勉強になりました。論文を

よんで、中国とアセアン4ケ国(ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイ)が南沙

諸島の領有権めぐって、危機的な状況、死傷者まで出た危機を繰り返してきたこと知り
ました。


中国とフィリピン
 フィリピンが領有主張する島で、中国が1995年から軍事施設を建設。
 99年フィリピン警備艇が中国漁船を沈没。2000年中国漁船の船長を射殺。
 2012年 両国の海軍と巡視船がにらみあい、一触即発寸前まで。 
 2013年フィリピン兵士が駐屯している島に、中国軍艦侵入。フィリピンから「中国と最後の一人
 まで戦闘する」発言も。

中国とベトナム
 1979年より、両国間では紛争の歴史あり。88年両国海軍が衝突し、犠牲者が出た。
 2011年 中国監視船がベトナムの資源探査船のケーブル切断妨害。
 2012年 中国がある島を自国の県として軍用滑走路建設開始に、ベトナムが主権を
     主張し、武力衝突の可能性
 2013年 ベトナム漁船が中国船で発砲され、ベトナムは主権侵害と非難し、中国は主権
     の行使と反発

私たちが知る尖閣諸島周辺の事態より、はるかに深刻な事態の連続。でも「力で決める」こと

にはならない。お互いに、建設的な態度で適切に処理することを合意しています。その根底

には、紛争の軍事的な「均衡」や「抑止力」によらない、平和的解決を確認した行動規範、

共同声明があるからです。まさに、憲法9条の理念であり、日本の憲法の先駆的な意味と

役割を認識しました。

一度、雑誌「前衛」も読んでみてください


がんばる新後さん

2013-09-15 19:29:55 | 日記

加賀市議の新後ゆきこさん、市民が主人公の市政実現めざし、全力で頑張っ

ています。市民アンケートをしたら「若い人たちが、安心して働ける職場の確保

してほしい。雇用がなくて税が減っている」「介護保険料下げてください。年金

3万円では食べていけない、もっと上げてください」など切実な声がたくさん寄

せられてました。私の参議院挑戦のときも同じです。新後さん、この願い実現へ

、国保税の世帯2万円の引下げをただちに、こどもの医療費(中卒まで実現)を

今度は18歳まで窓口無料に、住宅リフォーム助成制度を加賀市でも実施を、訴え

ています。建設予定の新病院建設には、地元業者の仕事をと転換させましたし、

個室の差額ベッド料をとらないようにと実現させました。すごい実績です。

現市長か反市長かが中心のマスコミ報道で、何が加賀市政の課題かわかりま

せん。更に、双方のバックにいるのは自民党。結局安倍政権による消費税増税

、原発推進の政治のもとでは市政は変わらないし、今は双方に分かれていても、

選挙が終わると一緒に現在の市政に賛成してきた人たちなのです。道路建設に

10数億出しても、国保税の引下げ要望には「お金がない」。ないのはお金でな

く市民生活に真面目に立ち向かおうとしない姿勢では?新後さんと青春時代を

過ごした仲間たちも集まりました。(私の妻も結婚前は市役所に勤務)

厳しいたたかいを勝ち抜くためにも、政策をもっと市民にと、私も後援会事務

局の方たちと一緒に応援に。新後さんは、両親が満州からの引き上げの途中で

1歳半の長男をなくしたとチラシで知りました。戦争で自分の兄を亡くしたと

私の母。ともに戦争のない社会をの気持ちこめて、街頭で訴え。熱心に外でお

話しを聞いているかた、観ると参院選挙でお世話になった方でした。「頑張っ

て」「新後さんによろしく」激励も頂きました。

共に青春時代を過ごした新後さん、頑張れ!

どいね原発!

2013-09-14 09:45:46 | 日記
オリンピック招致へのプレゼンテーションの素晴らしいスピーチに感動を覚える

とともに、わが安倍首相の原発事故について「状況はコントロールされている」

「港湾内の0.3平方メートルの範囲内に完全にブロックされている」の発言に

、エエッ、本当かよ、と驚いた方も多かったとおもいます。状況は深刻です。

12日には、原発の北側のタンクから漏れた汚染水が国の基準の2倍以上あり、

海に流れています。東京電力自身がコントロールできる状況でないと認めています

県議会が始まり、志賀原発をどうするのか?議会での論戦が期待されます。地元

の北陸中日新聞が、地質学者たちの調査を発表しました。私も春から数回同行

しました。海岸部の線状は素人の私が見てもそう、専門家なら100%断層と

指摘します。北電はこれを浸食地形だから、本体の原発直下も活断層でないと

いうのですが、これを覆えす調査です。

久しぶりに金曜日「どいね原発」61回目の行動に参加しました。

前回では県外の観光客からも激励もあったとか、今回も「頑張ってください」も

声、またシール貼りでも多くの方が気軽に参加しています。渡されるチラシを

わざわざ戻って、取りに来られるかたも。


もうすぎ、大飯原発の点検で止まり、日本で再び、すべての原発がとまります。

エネルギー不足はありません。このまま、廃炉が一番筋みちが通っています。

高齢者の尊厳

2013-09-10 06:28:59 | 日記

75才になったら別の高齢者だけの保険にはいり、維持のためには保険料も

自動的にあがっていく、世界でも例がない後期高齢者医療制度ができて5年

たちました。県社会保障推進協議会は、該当する高齢者の方によびかけ、

こんな不当な制度反対・撤回のため集団で不服審査請求をしようとよびかけ、

毎年県へ申請しています。敬老の日を前に、9日皆さんが県庁を訪れました。

「私は後期高齢者になって、悲しくなった、させられた。法の下では平等なの

に、年齢で差別するなんて法治国家として許せない。普通働いていたら、制度

の適用は年度末が当たりまえ、せいぜいが誕生月の月末なのに、75歳になっ

た日に別の制度に入れられるなんておかしい。絶対に再考すべきだし、審査会

の方々は真剣に考えてほしい」初めて75歳になられたKさんが訴えました。

戦争の苦しさを体験し、戦後家族と国の繁栄のため、懸命に努力されてこられ

た世代の皆さん、本来なら「長い間、ご苦労さまでした。今後は医療も暮らし

もご心配なく、安心して長生きしてください」と言われる世代です。かつては

こうした世代の方々は、医療費は無料でした。しかし、毎日4000名(石川

でも数十名?)が後期高齢者医療制度に加入させられ、際限なく保険料が引き

上げられようとしています。私のご近所のおばあちゃんも月1万に満たない

年金からも容赦なく保険料を納めます、しかも払えないと差し押さえまでされ

る制度です。民主党は廃止の公約を破り、安倍内閣も制度は定着したとして存

続です。高齢者の尊厳をまもり自己決定権を大切にするためにも、何よりも

社会保障の充実を求めて運動を支援しましょう