「亀田さんのいうように、戦争をしてはいけない。でも中国や韓国、ましてや北朝鮮の動きを
見ていると、一定の軍事力もって対抗することは必要ではないか。憲法9条で守るなんて理想
すぎないか」選挙中でも何人から言われます。青年会議所主催の討論のときでも、実は日本
共産党は領土問題では、歴史的事実にもとづいて、原則的で、ある意味では自民党より強い
態度を示しているんです、と紹介もしました。平和を望むからこそ、重要なテーマだと思います。

川田忠明氏が雑誌「前衛10月号」で「憲法を生かして日本を守る」の一文を寄せています。
大変参考になる文書でした。川田さんは、私たちの主張が、「ユートピア的発想」からでなく、
東南アジア諸国連合(ASEAN)が実際に、領土や国境めぐる戦争や武力衝突のリスクを
経験する中で生み出した現実的な政策から、学んでいるといいます。私も、憲法記念日に
しんぶん赤旗のインドネシアの大統領補佐官のお話しがとても勉強になりました。論文を
よんで、中国とアセアン4ケ国(ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイ)が南沙
諸島の領有権めぐって、危機的な状況、死傷者まで出た危機を繰り返してきたこと知り
ました。

中国とフィリピン
フィリピンが領有主張する島で、中国が1995年から軍事施設を建設。
99年フィリピン警備艇が中国漁船を沈没。2000年中国漁船の船長を射殺。
2012年 両国の海軍と巡視船がにらみあい、一触即発寸前まで。
2013年フィリピン兵士が駐屯している島に、中国軍艦侵入。フィリピンから「中国と最後の一人
まで戦闘する」発言も。
中国とベトナム
1979年より、両国間では紛争の歴史あり。88年両国海軍が衝突し、犠牲者が出た。
2011年 中国監視船がベトナムの資源探査船のケーブル切断妨害。
2012年 中国がある島を自国の県として軍用滑走路建設開始に、ベトナムが主権を
主張し、武力衝突の可能性
2013年 ベトナム漁船が中国船で発砲され、ベトナムは主権侵害と非難し、中国は主権
の行使と反発
私たちが知る尖閣諸島周辺の事態より、はるかに深刻な事態の連続。でも「力で決める」こと
にはならない。お互いに、建設的な態度で適切に処理することを合意しています。その根底
には、紛争の軍事的な「均衡」や「抑止力」によらない、平和的解決を確認した行動規範、
共同声明があるからです。まさに、憲法9条の理念であり、日本の憲法の先駆的な意味と
役割を認識しました。
一度、雑誌「前衛」も読んでみてください
見ていると、一定の軍事力もって対抗することは必要ではないか。憲法9条で守るなんて理想
すぎないか」選挙中でも何人から言われます。青年会議所主催の討論のときでも、実は日本
共産党は領土問題では、歴史的事実にもとづいて、原則的で、ある意味では自民党より強い
態度を示しているんです、と紹介もしました。平和を望むからこそ、重要なテーマだと思います。

川田忠明氏が雑誌「前衛10月号」で「憲法を生かして日本を守る」の一文を寄せています。
大変参考になる文書でした。川田さんは、私たちの主張が、「ユートピア的発想」からでなく、
東南アジア諸国連合(ASEAN)が実際に、領土や国境めぐる戦争や武力衝突のリスクを
経験する中で生み出した現実的な政策から、学んでいるといいます。私も、憲法記念日に
しんぶん赤旗のインドネシアの大統領補佐官のお話しがとても勉強になりました。論文を
よんで、中国とアセアン4ケ国(ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイ)が南沙
諸島の領有権めぐって、危機的な状況、死傷者まで出た危機を繰り返してきたこと知り
ました。

中国とフィリピン
フィリピンが領有主張する島で、中国が1995年から軍事施設を建設。
99年フィリピン警備艇が中国漁船を沈没。2000年中国漁船の船長を射殺。
2012年 両国の海軍と巡視船がにらみあい、一触即発寸前まで。
2013年フィリピン兵士が駐屯している島に、中国軍艦侵入。フィリピンから「中国と最後の一人
まで戦闘する」発言も。
中国とベトナム
1979年より、両国間では紛争の歴史あり。88年両国海軍が衝突し、犠牲者が出た。
2011年 中国監視船がベトナムの資源探査船のケーブル切断妨害。
2012年 中国がある島を自国の県として軍用滑走路建設開始に、ベトナムが主権を
主張し、武力衝突の可能性
2013年 ベトナム漁船が中国船で発砲され、ベトナムは主権侵害と非難し、中国は主権
の行使と反発
私たちが知る尖閣諸島周辺の事態より、はるかに深刻な事態の連続。でも「力で決める」こと
にはならない。お互いに、建設的な態度で適切に処理することを合意しています。その根底
には、紛争の軍事的な「均衡」や「抑止力」によらない、平和的解決を確認した行動規範、
共同声明があるからです。まさに、憲法9条の理念であり、日本の憲法の先駆的な意味と
役割を認識しました。
一度、雑誌「前衛」も読んでみてください